遠近両用メガネは、その名の通り、「遠距離」「近距離」を1本で兼ねるメガネです。メガネを掛け替える手間が省けるため、シチュエーションによっては便利です。
しかしここで疑問が出てきます。
「メガネは使い分けるべきなの?」
「それとも遠近両用メガネ1本だけでいいの?」
その疑問について千里堂は、「遠近両用メガネ1本だけは推奨できない」と回答します。
実は遠近両用メガネはけっして万能ではありません。あくまでも目的や用途に合わせて使い分ける“道具”のひとつです。
遠近両用メガネが他のメガネの機能を兼ねるわけではないので、注意しましょう。
この記事では、近くを見るときの目の負担をやわらげる「ラクミエ®」を提案する千里堂が、遠近両用メガネの根本的な仕組みについて解説するとともに、遠近両用メガネが必要かどうか迷っている方に向けて、本当に正しいメガネの選び方についてお伝えします。
この記事を読めば、「メガネ」という道具に対する考え方が変わり、「どうしてこれまでしっくりくるメガネと出会えなかったのか」という長年の悩みも解決できるかもしれません。
「近くを見ても目が疲れないメガネ」を1本持とう。
長時間資料を読んでも疲れない。パソコンを見ても目がシバつかない。視界が晴れて頭がシャッキリする。
そんなデスクワーカーにぴったりのメガネを、あなただけのオリジナルカスタマイズでご提案します。
まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。
遠近両用メガネが向いている人・向いていない人
まずは先に、そもそも遠近両用メガネはどんな人が使うべき道具なのかについて、簡潔に整理します。
遠近両用メガネが向いている人
- 車の運転中の視力を確保したい
- ショベルカーといった作業車をよく運転する
- 外出中の視力を確保したい
- コンタクトが苦手
総じて、何らかの理由から遠くの距離(2.5m以上)の視力を確保したい人に向いているといえるでしょう。
遠近両用メガネが向いていない人
- 本をよく読む
- 家でも外でもスマホをよく見る
- ゲームをする
- テレビを見る
- パソコンを使うことが多い
以上のことをふまえると、「近くを見ることが多い」方には、遠近両用メガネではなく、その距離に見合ったメガネを使うことを強く推奨します。
そもそもの話ですが、家で過ごしているときは、遠近両用メガネではなく、近くの距離を快適に見るメガネをかけたほうがいいです。なぜそう言えるのか?詳細は後述します。
遠近両用メガネの仕組み
遠近両用メガネの本質に迫るために、そもそも遠近両用メガネがどういった仕組みで成り立っているのかをみていきましょう。
上図のように、遠近両用メガネのレンズは、上の方から下の方にかけて度数が少しずつ変化するように作られています。そのため、視線を上下に動かすことで、自然に遠くから近くまで見ることができます。
遠近両用メガネには構造上の弱点があることに注意しよう
上記の解説をふまえると、遠近両用メガネは「近くを見るための範囲が狭い」「周囲の視野が狭い」といった弱点があることがわかります。
後述しますが、遠近両用メガネ1本だけで済ませるのは推奨できません。メガネは「距離に応じて使い分けるのが基本」であることをおぼえておきましょう。
遠近両用メガネを使いこなすコツ
①外出やドライブで使う
外に出かけているときは、家にいるときよりも、遠くを見る機会が多いため、遠近両用メガネが活躍します。標識・看板・建物・道路状況。遠くの距離に“必要な情報”があるなら、遠近両用メガネのメリットを存分に活かせるはずです。
とくにドライブ中は、「道路状況を見ながら、計器を見る」という遠く&近くを見ることが多いので、遠近両用メガネと相性がいいです。(佐々木さん
②手元を見るときは「頭」ではなく「目」を下に動かす
食事・読書・スマホ。外出中でも近くを見ることは何かと多いですよね。喫茶店で一服したいときなどは、とくにそうです。その場合は、遠近両用メガネレンズの「近くを見る」部分を上手に使いましょう。
距離ごとの部分に目を合わせるイメージです。頭を動かさないのがポイントです。頭を動かしてしまうと、遠くがよく見える部分で近くを見ることになってしまうため、目の負担が増大します。
背筋をピンと伸ばすのがコツです。けっしてラクな姿勢ではありませんが、遠近両用メガネで近くを見るためには仕方ありません。
遠近両用メガネと2本持ちの比較
メガネを2本以上使い分ける最大のメリットは「目が疲れにくくなる」
千里堂には、他店でメガネを買ったばかりなのに「メガネが合わなくてつらい」「目がすぐに疲れて仕事に集中できない」と悩むお客様からの相談がたくさん寄せられます。とくに遠近両用メガネを使っている方の相談が多いのです。
それらの悩みはけっきょく「メガネが合わない」という問題に集約されるわけですが、なぜこうしたことが起こってしまうのでしょうか?
それは「見る距離に合ったメガネを使い分けていない」ことに大きな原因があります。
一般的なメガネレンズは、遠くが見やすくなる前提でつくられています。遠近両用メガネはとくにその傾向が強いです。
遠くが良く見えるメガネレンズで近くのものを見れば、当然、目の負担が増大してしまいますよね。
にもかかわらず、多くのお客様は、遠くが良く見えるレンズで近くを見ています。それでは、一向に目の負担を軽減することができません。
メガネをかけて目が疲れやすいのは、デスクワークの多い現代人が、近くのものを長時間見続ける生活を送っているからです。とくにわたしたちは、時間があればスマホを見ます。拍車をかけて目の負担を増やしています。
千里堂は、近くを見るときの目の負担をやわらげる「ラクミエ®」を提案するメガネ店です。「裸眼の視力を守るメガネ」として、プロスポーツチームにもご愛顧いただいております。はじめてメガネをかける人にこそ、ぜひ体験いただきたいです。
遠近両用メガネ1本のみ使い続けるのはデメリットのほうが多い
これまで解説したように、目の健康を守りながら快適にメガネを使うためには、「距離に応じて使い分ける」という大原則があるわけですから、そもそも遠近両用メガネ1本だけでなんとかしようとすること自体が、プロとして推奨できません。
「歪みや揺れを感じやすい」「視野が狭くなる」といった遠近両用メガネの弱点のなかでも、とくに千里堂が強調したいのは、「デスクワークに向いていない」という点です。
そもそもの話、わたしたちの目は、近くにピントを合わせるときに目の筋肉をぎゅっと縮ませるため、近い距離が最も疲れやすいのです。
つまり裸眼の状態でさえ、デスクワーク・パソコン作業・スマホを見るなどの諸行為は、目に負担をかけていることになります。
野球選手は、内野手なら内野手グローブを使ってプレーします。ゴロをさばき、素早くボールを投げるために特化した道具だからです。外野手用は、ポケットが深くて大きなグローブを使います。一センチでもボールに届くように特化しているわけですね。
ケースバイケースで道具を使い分ける。考えてみれば当然なのですが、不思議なことにメガネの世界ではそういった常識が定着していないように見受けられます。
千里堂は「見る距離に応じた度数」をつくるために問診に1時間以上かけています
「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」
千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。
しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。
ヒアリングには90~120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。
【千里堂の安心の手厚いアフターサポート】
- フレームは無料で修理可能
- 見え方に納得いかない場合はレンズを無料交換
- 購入後1年以内は定価30%でレンズのお取替え可能
- 18歳以下の方に限り、1年以内であればレンズ・度数・フレームはすべて無料交換
千里堂が他店と圧倒的に違う特徴は何かといえば、「メガネを売ることを目的にしていない」という点です。むしろ千里堂は、メガネを売るどころか、「メガネがいらなくなる生活」を使命に掲げています。
もし今回の記事で少しでも気になった方は、お気軽にご相談ください。心よりお待ちしております!
「近くを見るときの負担をやわらげる」を1本持とう。
長時間資料を読む。パソコンで仕事をする。
デスクワーカーにぴったりのメガネを、あなただけのオリジナルカスタマイズでご提案します。
まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。