目の健康

千里堂ブログ

スマホ依存に要注意?視力が悪くなる原因4選!

一口に「視力を悪くする原因」といっても、その人の生活習慣によってさまざまです。

例えばデスクワークの仕事をする人と外で農作業をする人とでは、視力低下を招くリスクは違ってきます。

そこで本記事では、「生活習慣」「食事」「遺伝」「病気」という4つの観点から、目を悪くする原因に迫っていきます。

とくに緑内障や糖尿病は、早期発見をすれば視力低下や失明の可能性を低くすることができますので、みなさんご自身の目の健康のためにも、ぜひご一読ください!

視力を悪くする現代の生活習慣はスマホ!?

スマートフォンは、2010年代以降に爆発的に普及した携帯電話に代わる新世代ガジェット。現在は世界中の子どもたちも当たり前のようにスマホを使う時代になりました。

ところが近年では、寝ながらスマホをいじったり、長時間スマホでゲームをしたりする習慣が問題視され始め、WHO(世界保健機関)を筆頭に、近視人口の増大が危惧されています。

スマホはいつどこにいても画面を見ることができますので、長時間画面を見続ける習慣が自然と身についてしまいますよね。それを続けていると、眼のレンズ(水晶体)を調整してピントを合わせる「毛様体筋」という部位が固くなり、視力の悪化を招くことに……。

スマホそのものが目を悪くする直接の原因というわけではありません。問題なのは、あくまでも使い方です。スマホとの付き合い方を見直すことで、「スマホ老眼」などの現代特有の視力低下を予防できるようになりますよ!

【予防や対策】

・寝る前はスマホを見ないようにする

・スマホをいじったあとは遠くを見て目を休める

・眼球を動かしてエクササイズをする

・ドライアイ対策で目薬を持ち歩く

偏食をすると栄養バランスが崩れて視力低下に

みなさんは、「目にいい栄養素」をご存じですか? 栄養の偏った食事をしていると、目に必要な栄養が足りなくなり、“目の老化”が進行してしまう可能性があります。

デスクワークが多いのに「仕事で忙しくて夜食はコンビニ弁当が多い」「一人暮らしをしてから好きなものだけを食べている」「給料日前はインスタントラーメンで過ごしている」という方は要注意です。

視力悪化や老眼の進行を予防するためにも、眼精疲労を和らげるビタミンB2(いわし・さば・納豆・アーモンドなど)やビタミンE(えび・ほうれん草・ツナなど)、水晶体の紫外線からのダメージを守るルテイン(ブロッコリーなど)を積極的に摂ることをおすすめします。

【予防や対策】

・ジャンクフードを控えて生野菜をたくさん食べる

・和食中心の献立を考える

視力悪化は遺伝するって本当?

たいていの人は、生活習慣が原因で目が悪くなる後天的なケースがほとんどです。たとえ両親が極度の近視でも、普段の生活に気を付けていれば、子どもの目の健康を守ることができます。

しかしその一方で、親の遺伝によって「近視になりやすい」という可能性を示唆する研究も存在します。実際にどれくらいの程度で遺伝が関わっているのかについては、まだ研究途上のことですので断定することはできませんが、視力と遺伝の因果関係に言及した報告があることは事実です。

【予防や対策】

・少しでも視力に関して気になることがあったらまずは眼科に相談してみる

・子どもの生活習慣に気を配る

視力低下を引き起こす病気とは?

視力障害を引き起こす病気のなかでも、「緑内障」「白内障」「糖尿病」がよく知られています。具体的にどのような症状を伴い、治療してくのでしょうか。

①緑内障

視神経は、網膜に映った映像を電気信号として脳に送るための“ケーブル”の役割を果たしています。そこに障害が起こってしまう状態を緑内障といい、次第に視野が狭まっていきます。

【予防・対策】

初期~中期の進行状態では視野狭窄を自覚することは難しいため、40歳頃から目の検査をして早期発見できるようにしましょう。

【主な治療法】

残念ながら、現在の医療では、一度狭まってしまった視野を取り戻すことはできません。しかし外科手術や点眼治療を行うことで、緑内障の進行を抑えて視野を確保することができます。

②白内障

目のレンズの役割を担う水晶体が白濁する病気を「白内障」といいます。水晶体が濁ると、外から目に入って来る光を目の奥(網膜)にまで届けることができなくなり、「視界がかすむ」「「ものが二重に見える」「光を眩しく感じる」といった症状となって現れます。

【予防・対策】

白内障も早期発見が何より大切です。

・視界がかすむ

・ものが二重に見える

・光を眩しく感じる

・暗い場所での視力が著しく下がった気がする

・眼鏡をかけているのに見にくい

といった症状に心当たりがある場合は、早めに眼科に行くことをおすすめします。

【主な治療法】

初期の状態では点眼液を使って症状の進行を遅らせることができますが、最終的には外科手術で濁った水晶体を取り除き、人工のレンズを挿入して視力の改善を図ります。

③糖尿病

糖尿病が進行すると失明する」という恐ろしい話を、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

血中の糖度が高くなり、血液がドロドロになってしまう糖尿病。その血液が全身をめぐると、あちこちの血管が傷つけられることに……。

映像を投影するスクリーンの役割を持つ網膜には、非常に細かい毛細血管が集まっています。血糖値の高い血液は、毛細血管のような脆い血管に大きなダメージを与えてしまうのです。その結果、「糖尿病網膜症」という病気を発症し、著しい視力の低下や、最悪の場合は失明を招くことになります。

【予防・対策】

糖尿病網膜症に一度なってしまうと、残念ながら完治させることはできません。最大の対策は、健康的な生活習慣を心がけて「糖尿病にならないこと」です。

・お菓子やジュースを控える

・炭水化物を食べ過ぎない

・適度な運動を心がける

・定期的に健康診断や人間ドックを受ける

【主な治療法】

糖尿病網膜症が初期の段階である場合は、血糖値をコントロールして血管を守っていきます。中期の状態になるとレーザーで網膜を照射したり、はく離した網膜を戻す本格的な外科手術が必要です。

まとめ 日々の習慣が目の健康を守る!

生活習慣、食事、遺伝、病気など……視力を悪くする要因はさまざまです。ほとんどの場合、目の健康のための生活を心がけていれば、視力低下を未然に防ぐことができます。

昔に比べ、デスクワーク労働が圧倒的に増えた現代。パソコンやスマホ・タブレットなしに、仕事をすることはかなり難しいといえるでしょう。

今後も世界中で近視人口が増えていくことが予想されますが、そういった背景のなかで、わたしたち一人ひとりが目の健康のためにできることをコツコツと実践していくことが何より大切です。