日常的に運転をしている方もいれば、週末やレジャーの時だけ運転する方など様々でしょう。しかし、免許証を持っている皆さんに共通して言えるのが免許の更新。その際に適性検査として視力の確認もありますが、どのくらいの視力が必要か知っていますか? また、視力には動体視力という運転には欠かせない視力もあります。
今回は、運転時に必要な視力と動体視力についてご紹介します! 視力について知って安全運転を継続的に行えるようにしましょう!
運転免許に必要な視力
運転免許は取得時と更新時ともに適性検査を受けます。その際に一定の視力がないと免許証にメガネの有無を記載され、運転時はメガネの装着が必要となります。視力に自信のない方だと自分が適合してしまうのか、心配になりますよね。
では一体どれくらいの視力があれば裸眼での運転は可能なのでしょうか?
普通免許の場合ですが、両目で0.7以上、片目でそれぞれ0.3以上の視力が必要です。しかし、片目の視力が0.3未満でも安心してください!その場合は視野が左右150度以上で反対の視力が0.7以上あれば適正と見なされます!
数字を見たら0.7以上ある方は一安心ですね。しかし、検査上は安心でも運転中の注意力は視力だけでは補えません!安全運転には動体視力も必要不可欠です!
動体視力は運転に欠かせない!
どんなに目が良くても動体視力もなくては運転時に周囲への注意力が低くなってしまいます。動体視力とはその名の通り動くものを見るときの視力を指しますが、運転をする際に動体視力は欠かせません。動体視力が低下すると距離感覚が掴めず、衝突事故や対向車との接触で大きな事故にもつながってしまいます。
下のデータをご覧ください。こちらは年齢に伴う静止視力・動体視力の変化をグラフにしたものです。
20代の時点で0.8程ある視力が40代を過ぎると急激に低下し、70代に入ると0.1まで下がっていることがわかります。年齢が上がるにつれ、判断能力が低下し事故率が上がってしまう要因になっているとも言えますね。
動体視力の低下防止の為には?
「動体視力は子どもの時から鍛えないともう良くならないよね…」
そんなことはありません!
動体視力は目の筋肉によって変わってきますので鍛えれば何歳からでも向上・維持が可能です!尚、目の筋肉のトレーニングにはピント調節と周辺視野認識を鍛えることで動体視力を上げることが可能でしょう!
実際には、
- 制限時間を設けて数字を散りばめた紙を数字順に探す
- 眼球を上下左右に動かす
などとにかく目を意識的に動かして筋肉を鍛えるのが効果的です。
動体視力はビジョントレーニングで鍛えられる!
先述したように、動体視力は何歳からでも鍛えることができます!しかし、できることなら若いうちから、または自分の子どもに始めさせたい方も多いでしょう。
千里堂網走本店では子ども向けにビジョントレーニングを開催しております!専門スタッフが対応するので安心してお子様も参加いただけます。