発達障害の子供向けビジョントレーニング

千里堂ブログ

LD(学習障害)の子どもの特徴・話し方・関わり方を紹介!

LD(学習障害)の子どもの特徴・話し方・関わり方を紹介!

発達障害には、さまざまな症状がありますが、ここでは、LD(学習障害)はどのような特徴があるのか、関わる際のポイントを具体例を交えわかりやすく紹介していきます。

ご家庭や、学校、親族に子どもについて共有したいときのご参考として読み進めてみて下さい。

LD(学習障害)の特性を持つ子どもの特徴

LD(学習障害)の特性を持つ子どもの特徴

LD(学習障害)は、脳の機能障害だといわれています。

LD(学習障害)の特性を持つ子どもは、学習するうえで、必要となる五感から入手した情報がスムーズに脳に記憶されないため、結果的に、「文字が読めても、かけない」状態になってしまいます。

一般的な勉強方法では、学校の学習スピードに追いつかず、「たくさん勉強したのにまったくおいつけない」と勉強に挫折し、勉強をすることをやめてしまう子どもも多いです。

早い段階で特性に気づけば取り返しがつきますが、年齢が上がるにつれて授業は難しくなってしまい、取り返しが困難になる場合も非常に多いです。

また、勉強だけでなく、コミュニケーション・運動・手先の器用さでも問題を抱えていることも多いため、どのような特性を持っているかを把握し、特性に合った療育が必要となります。

LD(学習障害)の特性を持つ子どもの苦手なこと

LD(学習障害)は、すべての学習スピードが遅くなるわけではありません。特定の教科のみ、授業に追いつけなくなることが多いです。

読み書きが苦手

読み書きが苦手

●読むことが苦手なLD(学習障害)の特性を持つ子は、おしゃべりは流暢ですが、教科書に書かれた文字を音読するのは苦手です。

一般的に、書かれた文がどのような文節で区切られるのか、どういう意味の文なのかが瞬時にわかり、意味によってイントネーションに変化をつけられます。

しかし、読むことが苦手なLD(学習障害)の特性を持つ子は、瞬時に文節に切れず、文の意味が理解できないため、読むことが苦手になってしまいがちに。

●書くことが苦手なLD(学習障害)の特性を持つ子は、読んだり話したりはできるのに、書こうとするととたんに鏡文字になったり、「わ」と「れ」のように似たひらがなを書いたり、書き間違えをすることが多いです。

また、指先が不器用で鉛筆を正しく持てなかったり、空間把握能力が乏しくマス目に合わせた大きさで文字が書けなかったりするため、一概に読み書きが苦手な理由は勉強の理解ができないだけではありません。

聞き取り、話すことが苦手

聞き取り、話すことが苦手

●聞き取りが苦手なLD(学習障害)の特性を持つ子は、聴覚過敏のため雑音を拾いすぎて聞き取りできない場合があります。

授業中でも椅子を引く音などの環境音が邪魔して「何を言ったのかわからない」状態が続き、話が長ければ長いほどおかしな方向に理解が転がってしまうことも多いです。

●話すことが苦手なLD(学習障害)の特性を持つ子は、話をする際、話の構成があべこべになってしまったり、単語が出てこなかったりするため、周囲は何が言いたいのかわからずコミュニケーションが困難になりがちです。

さらに、見たり聞いたりして手に入れた情報を脳内で整理するのも時間がかかってしまうため、会話に時間を要してしまうこともあるでしょう。

そのため、「なにか質問はありますか?」「何かあったら相談してね?」と言われても、何を言ったらいいのかわからなかったり、聞き手が正確に理解できずに解決に至らないことも多く、伝わらない現状に深く傷つく子どももいます。

計算や推論が苦手

計算や推論が苦手

LD(学習障害)の特性を持つ子は計算や推論が苦手な傾向が強いため、算数が苦手な場合も多いです。

しかし、特性は人それぞれなため、一口に算数と言っても、繰り上がりが苦手だったり図形のイメージがつかなかったりと、苦手に思う理由・内容は様々。

ほかにも、LD(学習障害)の特性を持つ子の中には手先が不器用な子も多くいます。

理解しようとして図形を書こうとしてもうまく書けなかったり、コンパスを使えなかったりし、その影響が授業の遅れにつながる場合もあります。

LD(学習障害)の特性を持つ子どもの関わり方

LD(学習障害)の特性を持つ子どもの関わり方

LD(学習障害)は治療により治癒するものではありません。どのような支援がその子に合っているのかを考える必要があります。

まずは、LD(学習障害)の特性を持つ子どもと、どうコミュニケーションをとるべきか、何を知るべきかなど、関わり方を6つのポイントにわけて紹介します。

①どこが苦手なのかを把握する

まずは、どの教科の何が苦手なのかを把握しましょう。

LD(学習障害)と一言でいっても、子どもによって苦手と思う範囲は異なっています。どの教科が苦手で、どうして苦手に思うのか、何ができなくて困っているのかをできるだけ細かく聞きましょう。

学習が遅れすぎないように早い段階で気づく必要があるため、子どもとのこまめなコミュニケーションを通じて、日々学校での様子を質問するようにするといいです。

②苦手に対して寛容になる

子どもの勉強に関して指示を出しすぎないようにしましょう。

勉強で苦手だと思っていることに対して指示を出しすぎると、子どもは「できないことをやれと言われている」と思い、ネガティブに感じる可能性もあります。

大人がすぐ傍に居て、わからないことをすぐに聞ける環境を作るだけでも子どもは安心するでしょう。

③特性に合った教材を見つける

LD(学習障害)の特性は様々なため、それぞれに合った教材が必要です。

教材といっても、苦手を克服するための学習ワークではなく、「読むのが苦手」「書くのが苦手」など、苦手を補うための道具を揃えましょう。

子どもと相談し、子どもが勉強しやすい環境を整えることが大切です。

例えば、空間把握能力が乏しく文字を小さく書けない子どもに対して、1マスが大きく書きやすいノートを渡すことで書きやすくなるでしょう。

④ポジティブに考える

LD(学習障害)は子ども・教師の努力不足ではありません。

「もっと勉強すれば」「もっと努力すれば」と自分や子ども自身を追いつめてしまう考え方はやめましょう。

わからない課題はどうしてわからないのか一緒に考え、それぞれ子どもに合ったペースで、学び方を工夫しながら考えましょう。

⑤声だけで教えない

LD(学習障害)の特徴を持つ子の中には読み書きが苦手な場合も多いです。

そのため、環境音などが少ない静かな環境を用意し、1対1の会話を前提として絵や文字にして伝える工夫をするといいでしょう。

⑥話し方はルールをつくり、子どものペースに合わせる

一番大切なことは子どもの話を聞き、わからなくても叱らないことです。

話すことが苦手な子は、単語や主語が抜けたり、間違った単語を選択したりして話すことが多く、わかりにくいです。

しかし、聞き直したり何が言いたいのかを質問したりすることで、子どもが伝えたいことがわかってくるはずです。

「こんな風に話したら?」と話し方のルールを根気強く教えて行くといいでしょう。

まとめ

LD(学習障害)の特徴を持つ子のイメージとして、「知的能力の遅れによる学習困難」をあげる方も多いかもしれません。

しかし、実際にLD(学習障害)の特徴を持つ子は、環境音や手先の不器用さなどの知的能力に関係のない部分が原因で学習が遅れてしまう場合が非常に多く、多くの発達障害にも通じる部分があると言えるでしょう。

千里堂網走はメガネ屋ですが、発達障害の子ども向けにビジョントレーニングも行っています。

ビジョントレーニングとは、発達障害の子供、あるいは発達障害の傾向がみられる子供の、苦手なこと、できないことの改善にもつながるとされているトレーニングです。

本人にとってだけでなく、周囲の大人からみても苦手な理由、できない原因はわかりづらいものですが、実は、「視覚機能」と関係が深いともいわれています。

「見る力」を高めるビジョントレーニングは、学習能力や注意力・コミュニケーション力の向上が期待でき、お子様の苦手を改善し、やる気や自信を引き出すことにつながるトレーニングです。

お話を聞きたい方は、下記よりお気軽にご連絡下さい。

【千里堂網走本店】
〒093-0014 網走市南4条西3丁目3
TEL:0152-44-2233
Email:abashiri@senrido.co.jp
営業時間
・OPEN 9:00
・CLOSE 19:00

お問い合わせはこちら