「eスポーツをやってみたい」と子どもに言われたとき、みなさんならどうしますか?
おそらく多くのママさんが「eスポーツってただのゲームじゃないの?」「習い事としてさすがに認めるわけにはいかないのでは……」と頭をかしげてしまうことでしょう。
実は、そうでもないんです。近年では、国内・海外を問わず、eスポーツが新しい競技として受け入れられてきており、プロチームが発足したり、多額の賞金をかけて大会が開催されたりしています。
こうした社会的背景から、eスポーツ関連ビジネスが急速に拡大。いずれ近い将来、eスポーツが“習い事”として当たり前のように浸透する日がやってくるかもしれません。
今回は東京都北区赤羽にオープンしたeスポーツジムのトピックを切り口に、eスポーツゲーマーを夢見る子どものための効果的なトレーニング方法をご紹介します。
【こんな人に読んで欲しい】
・子どもがeスポーツに興味がある
・親はeスポーツのことがよくわかっていない
・「ただのゲーム」という認識がある
・将来性のある習い事をさせたい
そもそもeスポーツとは?超基本的な知識を解説
まずはeスポーツのことがよくわからないというママさんのために、“そもそも”の話からみていきましょう。これを知れば、eスポーツに夢中の子どもと会話を弾ませることができるようになるかもしれません!
「「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。」
(引用:一般社団法人日本eスポーツ連合)
つまりeスポーツとは、「テレビゲーム」や「パソコンゲーム」で技術の腕を競い合い、スポンサーの主催する大会で賞金を獲得する競技のことを指します。
2000年代には、世界各国でプロチームが次々に誕生。コカ・コーラなどの大手企業がスポンサーに加わることで、新しい競技文化として世間に知られるようになっていきました。
【eスポーツの主な特徴】
①eスポーツゲーマーは高学歴が多い
②オリンピック種目として採用が検討されている
③実力のあるプロになれば年収1,000万円は普通
④海外では教育科目にeスポーツを取り入れている学校もある
⑤ゲームを通じて子どもの潜在能力を引き出せる
⑥「eスポーツゲーマーはアスリートと同じ」と主張する研究も
【速報】東京赤羽に日本初eスポーツジムがオープン!
2021年の6月末に、日本初のeスポーツ専用トレーニングジム「eスポーツジム」がオープンしました。「真剣にeスポーツを楽しむ」をコンセプトをもとに、初心者から上を目指すゲーマーまで幅広い人が利用できる施設になっています。
とくに注目したいのが、「プロ特化コース」です。実際に存在するeスポーツチームのコーチや選手が、直接生徒を指導し、大会で通用する選手を育てます。
このTBS NEWSの報道で興味深いのは、最年少の8歳の男の子がeスポーツジムに入会していたということ。子どもの入会を後押ししたのは、「どうせやるなら上を目指してほしい」という考えを持つママさんでした。宿題や学校のことをしっかりこなすというのを約束に、ママさんは全力で子どものeスポーツを応援する姿勢を見せています。
eスポーツを子どもにやらせるメリットとは
eスポーツの普及に伴い、海外ではたくさんの研究者がeスポーツの教育的価値を評価しています。
キーワードは「ゲーミフィケーション」。これは、ゲームを通じて子どもの「課題発見力」「学習能力」「記憶力」「状況判断能力」「問題解決能力」などが養われる効果を示しています。
実はeスポーツのプロゲーマーには高学歴が多いといわれています。めまぐるしく変化する状況に最適な選択を下し、勝利に向かっていくという戦略的な思考能力。トッププロはこの「考える力」を訓練で養い、実戦に活かしているのです。
eスポーツをきっかけに、子どもの積極性や問題解決能力を養うことができるかもしれませんね!
海外eスポーツプロが行うビジョントレーニングとは
eスポーツのためのトレーニングは、単純にゲームをするだけではありません。eスポーツが目と頭を使うスポーツだとするなら、「目」の訓練にスポットを当てたトレーニング方法が存在します。
日本よりも著しい発展をみせている海外のeスポーツ界隈。世界でも有名な海外プロゲーマーたちは、「ビジョントレーニング」を通じて、目の鍛錬を行っているのです。
ビジョントレーニングは、eスポーツの聖地・アメリカで誕生した目のトレーニングメソッド。昔からアスリート選手から多大な支持を受けており、現在は一流のeスポーツチームが積極的に導入しています。
ビジョントレーニングで鍛えられる5つの能力 | |
動体視力 | 前後や左右に動いている対象を見る・追う能力。 |
眼球運動 | 目を動す能力。動体視力と密接に関わっています。 |
瞬間視 | 目に入ってくる対象を瞬時に正確な情報として処理する能力。 |
周辺視 | 対象物だけでなく、周辺の状況も同時に把握する能力。 |
目と手の協応 | 視覚情報にもとづいて適切に手を動かす能力。 |
まとめ:eスポーツの「目」をビジョントレーニングで鍛えよう!千里堂本店がサポートします
今回は、東京に誕生した日本初のeスポーツジムのトピックをご紹介しました。
海外と同様、日本も今後はますますeスポーツ市場が発展していくことでしょう。近い将来、子どものeスポーツが“習い事”として常識になる日がやってくるかもしれません。
北海道は網走にある千里堂本店では、専門スタッフが一人ひとりに合ったビジョントレーニングプランをご提案。未来のeスポーツ選手を育成するお手伝いをいたします。
「子どもにeスポーツをやりたいと言われた」「やるからには応援してやりたいが、子どもにどんなサポートをしてあげられるだろう」という方は、ぜひ一度、千里堂本店にご相談ください!