国内・海外を問わずいまもなお絶大な人気を博している格闘ゲーム。日本でも伝説の「ウメハラ」選手や、東大出身の異端プロ「ときど」選手など、ヒロイックな格闘ゲーマーが多数存在しています。
しかし格闘ゲームは、努力でどうにかなる技術的な側面と、動体視力や反射神経などの持って生まれた側面がハッキリあるといわれており、実力差はなかなかシビアです。
そんな競技世界のなかでも、「eスポーツ大会でいい成績を残したい」「自分の限界を越えたい」という向上心のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、トップアスリート選手も採用している「ビジョントレーニング」。動体視力や瞬間的な判断力を鍛えるトレーニングとして知られており、最近ではeスポーツの世界でも注目されています。
【こんな人に読んで欲しい】
・格闘ゲームは大好きだが、なかなか勝てない
・長年格闘ゲームをやっているが、動体視力に限界を感じている
・eスポーツでいい成績を残したい
・プロチームのコーチングをやっている
格ゲーで勝てなくなるのは目の衰えが原因?
世界でもっとも有名な格闘ゲーマーといえば、やはりなんといっても『ストリートファイター』でおなじみのウメハラ(梅原大吾)選手。
プロゲーマーとしてのピークが「20代前半」といわれる競技シーンの世界で、30歳を超えてもなお現役として活躍し続けています。
そんなウメハラ選手は、あるときインタビューで、こんなふうに答えていました。
「最近鍛えてるのは目です。具体的には、この技を見てからボタンを押す、みたいな感じで、ゲームの中で意識してやってますね。格闘ゲームをやっている人って動体視力がいいんですよ。前にアメリカでアスリートの動体視力を調べたら、1番はアイスホッケー選手で、2番がeスポーツ選手だったんです。動体視力は相当いい人たちが多いんですけど、目と手しか使わないんで、意識的に鍛えている人はあまりいないです。」
(引用:http://www.highflyers.nu/hf/daigoumehara1/)
格闘ゲームで勝つために必要な能力はたくさんありますが、コンマ・秒のシビアな世界で戦うには、「反射神経」が極めて重要であることは言うまでもありません。
そしてだからこそ、動体視力の衰えによって、無念にもプロの格闘ゲーマーを引退する人が後を絶たないのです。
海外からレジェンド格闘ゲーマーとして尊敬されているウメハラ選手が、現在でもトッププロの一人として数えられるのは、「動体視力」を鍛える重要性を認識していたからなのかもしれませんね。
格ゲーマー必見!動体視力を鍛えるビジョントレーニングとは
アメリカでは昔から開発・研究され、いまでは多くのトップアスリート選手が導入しているという「ビジョントレーニング」。
これは、「動体視力」「眼球運動」「瞬間視」「周辺視」「目と手の協応」を鍛える目のトレーニングとして知られています。
これらの目の能力は、格闘ゲームのみならず、さまざまなeスポーツゲーマーたちにも必須ですので、ビジョントレーニングを活用すれば伸び悩んでいたプレーを改善・向上させることができるようになる可能性があります。
ビジョントレーニングで鍛えられる5つの能力 | |
動体視力 | 前後や左右に動いている対象を見る・追う能力。 |
眼球運動 | 目を動す能力。動体視力と密接に関わっています。 |
瞬間視 | 目に入ってくる対象を瞬時に正確な情報として処理する能力。 |
周辺視 | 対象物だけでなく、周辺の状況も同時に把握する能力。 |
目と手の協応 | 視覚情報にもとづいて適切に手を動かす能力。 |
格ゲーでビジョントレーニングを行うメリットとは
①【動体視力の向上】目押しの能力を高める
格闘ゲームの超・基本的なスキル「目押し」。相手の挙動に合わせて適切なタイミングでコマンドを入力するためには、動体視力を鍛えなければなりません。ビジョントレーニングで全盛期さながらの目押し力を鍛え上げましょう!
②【瞬間視・周辺視の向上】有利・不利のフレームを見極める
格闘ゲーマーは、「フレーム」すなわち「1秒を60分割した世界」で戦っています。相手の出方を見極め、状況を判断する瞬間視・周辺視が勝負のカギを握っているわけです。「最近、勝てなくなってきたな」と悩んでいる方は、この能力をビジョントレーニングで鍛えれば世界が変わるかもしれませんよ!
③【目と手の協応を高める】コマンド入力の精度を向上させる
ウメハラ選手は、格闘ゲーマーに必要な能力を「技術」「開発力」「反射神経」「精神力」「記憶力」「戦略を考える力」と定義しました。そのなかでも「技術」とは、正確にコマンドを入力する能力を指します。「昔に比べると、明らかにコマンド入力の精度が落ちてきている」という方はぜひビジョントレーニングを試してみてはいかがでしょうか。
④選手寿命を延ばす
eスポーツゲーマーとしての長期的なキャリア形成をするなら、単に技術を磨くだけでなく、目を鍛え続けなければなりません。若いうちからビジョントレーニングを行えば、3年、5年、10年後にはライバルと大きく差をつけられるようになるかもしれません。
まとめ:「格闘ゲームの目」を鍛えるなら北海道の千里堂本店にご相談ください!
今回は、格闘ゲームと目(動体視力)の関係について取り上げました。
プロゲーマーの最盛期は「20代前半」とされていた常識を覆し、30歳を超えてもなお現役で大会に出場しているウメハラ選手は、「目」を鍛えることが大切だと考えていましたね。
北海道は網走にある眼鏡店・千里堂本店では、ゲーミングメガネの販売や、専門スタッフによるビジョントレーニングのサポートを行っています。
「eスポーツで好成績を残したい」「将来は格闘ゲーマーとしてプロの道を歩んでいきたい」という方は、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください!千里堂本店は、プロゲーマーを目指すすべての人を心から応援しています。