「自分はメガネが似合わない顔なんだ」「本当はコンタクトに抵抗はあるけれど、おしゃれのためなら仕方ない」と諦めていませんか?
プロとして結論をいうと、メガネが似合わない人はいません。メガネが似合わないと感じるのは、そもそも選ぶメガネが顔の形に合っていないからです。
また、メガネは「顔」だけで完結するものではありません。髪型やファッションといった総合的な観点から、雰囲気が決まります。
「メガネをかけるとガリ勉のように見えてコンプレックスがある」「顔が大きめだからどんなメガネをかけてもダメなんだ」という方も、どうか諦めずに、この記事を読んでほしいと思います。
この記事では、国家資格「一級眼鏡作製技能士」を持つ千里堂が、自分に似合うメガネ選びのポイントを実践的に紹介します。これからメガネ購入を検討されている方や、メガネを卒業してコンタクトデビューしようか迷っている方は、ぜひご一読ください。
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似合うメガネを選ぶポイント
顔のラインや、目や鼻の形は人それぞれです。
自分に似合うメガネを選ぶうえで、フレームのデザインや素材だけでなくいくつかのポイントを押さえる必要があります。
瞳孔の位置を意識
まず押さえておきたいポイントのひとつが「黒目の位置」です。正確には黒目の中心である瞳孔の位置を意識することが重要になります。
メガネを掛けたときレンズのちょうど中央に瞳孔が位置すれば、自分らしさを保った見た目になります。ただし、逆にレンズの端に瞳孔が位置すると離れ目や寄り目になり、違和感のあるちぐはぐした印象になってしまいます。
メガネはまゆ毛や口元と同じように、表情の印象を作るうえでは非常に大事な要素なのです。
そして見た目だけでなく、「見え方」においても、レンズの中の瞳孔の位置は重要なポイントです。メガネのレンズには「光学中心」という中心部分があります。このレンズの中心部分に瞳孔が位置することで、はじめて理想とする見え方を得られるのです。
逆にレンズの光学中心に瞳孔が位置していないと、度数が弱かったり強すぎたりしてしまい、本来見えるはずのクリアな視界にならなくなってしまうリスクがあります。
PD(瞳孔間距離)の考え方
瞳孔をレンズの中心に合わせるためには、両目の瞳孔の間の距離を考えることが重要になります。これは「PD(瞳孔間距離)」と呼ばれ、実際に計測できるメガネ店もあります。
日本人の成人男性であれば瞳孔間距離は60〜70mm、成人女性であれば60〜64mmが平均的とされています。この平均値より狭いもしくは広い瞳孔間距離の人は、メガネを選ぶときにブリッジ幅やレンズの広さに気をつけた方がいいかもしれません。
瞳孔間距離が長い人は、ブリッジ幅が広くレンズがフレームのメガネを選ぶと、目の位置がちょうど良くなります。
逆に、瞳孔間距離が短い人は、ブリッジ幅が狭くレンズが大きすぎないフレームのメガネが良いでしょう。
顔の形の種類
顔の形や骨格のラインは、自分に似合うフレーム選びにおいて重要になります。どんな顔のタイプにも魅力的なポイントがあり、顔の形に合わせたヘアスタイルやメガネにすることで特徴を活かすことができます。
丸顔
頬からあごにかけてのラインに丸みがあり、同じくらいの顔の高さと幅が特徴のタイプです。柔らかさと温かさのある雰囲気が出やすいです。
面長
すらっとしたラインと、幅に比べて長い顔の高さが特徴のタイプです。落ち着いた印象があり、多くのヘアスタイルやファッションと合わせやすいという良さがあります。
四角顔
しっかりとした印象のあるタイプの形。頬からあごにかけての直線的なラインが特徴です。
はっきりした骨格を持ち、個性的な顔立ちになります。
三角顔
あごにかけての直線的なラインがあり、シャープな印象が特徴的なタイプです。骨格がはっきりしているので、いろんなヘアスタイルを楽しむことができます。
フレームの形の種類
ラウンド
丸い形状のフレーム。ヴィンテージやクラシックなスタイルを持つ人に好まれます。
また、顔の柔らかさを引き出す効果があります。
オーバル
やや長めの楕円形状のフレーム。万能な形で、多くの顔の形に適しています。
ラウンドよりも少しエッジが効いているのが特徴です。
スクエア
四角い形状のフレーム。モダンな印象やしっかりとした面持ちを作ることができます。また、面長や丸顔などの柔らかい顔の特徴に対照を持たせる効果があります。
ウェリントン
フレームがやや太く、丸みのあるスクエア寄りのフォルムが特徴のクラシックなタイプです。年齢問わず、あらゆるファッションに取り入れられる汎用性があります。
ボストン
ウェリントンと同じようにフレームがやや太く、全体的に丸みを帯びているのが特徴のタイプです。知的な印象を持たせる効果があり、フォーマルな服装にうまく合わせられます。
ハーフリム
レンズの上半分のみが縁取られているタイプのフレームです。
クラシカルで知的な印象を持たせることができ、ビジネスシーンでは特にフィットします。
似合うメガネの組み合わせ8パターン
顔の形のタイプ別に、似合うメガネフレームの種類の組み合わせをご紹介します。
丸顔×スクエア
丸顔の柔らかな印象に、スクエアのメガネをのしっかりした雰囲気を掛け合わせることで、独特の存在感を作ることができます。
丸顔×ハーフリム
優しい印象を持たれやすい丸顔にハーフリムのメガネをかけることで、大人っぽい雰囲気を作ることができます。
面長×ウェリントン
面長の落ち着いた印象に、クラシカルなウェリントンを合わせることで、より大人らしい印象を持たせることができます。
面長×ラウンド
ラウンドは見た目の印象が強いタイプのメガネですが、面長の落ち着いた顔立ちにラウンドのメガネをかけることで、個性的な印象を持たせることができます。
四角顔×ボストン
直線的なラインが特徴の四角顔にボストンのメガネをかけることで、柔らかな印象を持たせることができます。
四角顔×オーバル
しっかりとした顔立ちにオーバルのメガネをかけることで、角の取れた落ち着いた印象を作ることができます。
三角顔×ボストン
三角顔のシャープなラインに対して、丸みのあるボストンタイプのメガネを合わせることで、優しさのある雰囲気を出すことができます。
三角顔×ハーフリム
ハーフリムのメガネは、知的な印象を与えます。すらっとした輪郭の三角顔のシャープな印象をより洗練させることができます。
アプリ診断で似合うメガネを選ぶことはできる?
近年では、顔を読み取ってフレームが合うかどうかシミュレーションができるような機能のあるアプリが提供されています。そのようなサービスを用いて、来店前に自分に合うメガネを選ぶことができるのはひとつのメリットです。
しかし、メガネのフレーム選びで何より大事なポイントは、「フィッティング」です。先ほど紹介したようなレンズの中の瞳孔の位置は、そのようなアプリでは正確に反映されません。
後悔しない、自分に似合うフレームを選ぶためには、やはりメガネ店で自分の顔に合ったメガネを選び、フィッティングしてもらうことが何よりも重要であると言えるでしょう。
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メガネをかけて生活する中で、フィッティングは最も重要なポイントのひとつ。お客様の骨格の特徴や顔のライン、使用する場面を想定して、かけていても違和感のないフィッティングに調整します。ヘッドホンを付けてパソコンの操作をする人や、激しい動きをする人など、使用するシーンをヒアリングして、そのシーンに合ったフィッティングをすることも可能です。
あなたのライフスタイルに合った「見え方」にこだわります
メガネはただのファッションアイテムではなく、あくまで「見え方を良くする」という役割が前提にあることを忘れてはいけません。
似合うフレーム選び、かけ心地と同じように、メガネをかけたときの「見え方」は何よりも重要な要素となります。
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