家の練習で差が出る!自宅で行う少年野球のトレーニング方法や便利グッズを紹介!
「お父さん、どうやったら野球上手くなれる?」
そうお子さんに聞かれた時、効果的なアドバイスをしたいですよね。
この記事では、少年野球に焦点を絞り、自宅でできる効果的なトレーニングを解説しています。
現代ならではの最新グッズも紹介し、お子さんにとってより効果的なトレーニングができるよう解説しておりますので、ぜひご覧ください。
自宅で出来るバッティング練習方法
インパクトスウィングバットを使った素振り
「インパクトスウィングバット」は「フィールドフォース」さんから発売されているバットで、なんと素振り専用のバット。
この「インパクトスウィング」の目的は、インパクトを意識したスイングを身に付けること。インパクトの時に重りが動き、「カコッ」という音と手に感触が伝わるので、力を入れるタイミングを意識しやすいバットになっています。
また、バットの全長が65cmなので、お子さんが自室でトレーニングを行うのには最適のバットです。
この他にも自宅で、しかも室内でもできるトレーニングを以下の記事では紹介しています。練習スペースにお困りの方はぜひご覧ください。
自宅で出来るピッチング練習方法
ジャイロスティックによるシャドウピッチング
「ジャイロスティック」と呼ばれるグッズを使用すると、正しいフォームで投げる動作をした際に「ヒュッ」という高い音が鳴ります。これは、実際のリリースポイントを音で把握できるだけでなく、ゲーム感覚で手首のひねりを身につけることができるグッズなんです。
ジャイロスティックを使用した練習でリリースポイントと投げ方を把握し、キャッチボールで試すというサイクルを繰り返せば、球速が速くなるトレーニングになります。
以下の記事では、自宅で行えるトレーニングや便利グッズについて紹介しています。投球フォームや球速でお悩みのお子さんがいらっしゃる方にオススメです。
自宅出来る野球に活かせる頭と目を鍛える方法「ビジョントレーニング」
そもそもビジョントレーニングとは、視覚能力(目の力)を鍛えることです。
ビジョントレーニングと聞くと複雑そうに感じるかもしれませんが、動体視力を鍛えるトレーニングも立派なビジョントレーニングの一つで、昔から行われていた訓練も実はビジョントレーニングだったということはよくあります。
さらに、現在はプロのアスリートもビジョントレーニングを積極的に取り入れているのです。
ビジョントレーニングについて詳しくは、以下の記事で解説しております。興味をお持ちの方はご覧ください。
なぜ少年野球にビジョントレーニングが必要なのか
動体視力は、5歳から10歳頃に急速に発達するといわれています。つまり、少年野球の時期が最も見る力が育ちやすいんです。
また、野球では、「バッティング・アイ」や「選手眼」など、目に関する言葉がいくつも使われています。見る力が、プレーの良し悪しに直結していることがわかります。
具体的なビジョントレーニング方法
ではどのようなビジョントレーニングを行うと効果的なのでしょうか?ここでは2つのトレーニング方法を紹介します。
数字キャッチボール
このトレーニングによって「動体視力」を鍛えることができます。
やり方としては、ボールに文字を書き込んで、キャッチボールをします。この時、字の大きさや数字、アルファベットなどをバラバラに記載するのがポイントです。手に取った時に、読めた数字をコールし、投げ返す。
これを繰り返すことで、動体視力を鍛えていきます。
色での打ち分けバッティング
このトレーニングによって、「動体視力」、「眼と手の協調性」を鍛えることができます。
やり方としては、ボールに直径5cmほどの赤、青、黄の丸を書き、それぞれの色に応じてバッティングするかを判断します。
赤 | バッティングしない |
青 | バッティングする |
黄 | 流し打ちする |
この時のポイントは、トスする側が投げる前に色を見せないようにすることです。
自宅でできる筋トレ方法と注意点
体幹トレーニング
体幹は野球においてとても重要な要素の一つです。ピッチャーであれば速い球を投げるための体重移動、バッターであれば、バットを振った時に体が持っていかれない安定した姿勢に体幹が必要になります。
具体的には「プランク(プローンブリッジ)」や、「サイドブリッジ」などがオススメです。
また、筋トレにつきましては、以下の記事で解説しております。ケガをしないための注意点や、効果的なトレーニングを紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
自宅で出来る野球の守備練習
フィールディングパートナーを使用した守備練習
最後に一つ守備練習グッズを紹介させてください。そのグッズは「フィールディングパートナー」。
これは非常にシンプルな構造で、床に置く部分、そこから伸びるゴム、ゴムの先についたボールという3つのパーツだけで構成されています。
つまり、投げるとゴムの力でボールが帰ってくるので、そのまま守備の練習ができる。そしてこのグッズの良いところは、球の返りが不規則で、強さを自分で調整できるため効果的な守備練習になるという点です。広めの室内の他、庭先などで行うことができるトレーニンググッズです。
以下の記事では、自宅で行える他のトレーニングや便利グッズについて紹介しています。投球フォームや球速でお悩みのお子さんがいらっしゃる方にオススメです。
自宅で出来る野球のウォームアップ
ウォーミングアップは怪我を防ぐために重要です。野球においては、体温を上げ、肩甲骨周りや股関節周りの動きを良くすることで怪我の防止に繋がります。
ウォームアップには動的ストレッチが効果的
一般的に言われる、ヨガマットの上でやるようなストレッチは「静的ストレッチ」と呼ばれます。それとは真逆で、体を動かしながらストレッチをする動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)が練習前にはオススメ。
動的ストレッチと聞くと、難しく聞こえるかもしれませんが、通常の体操で用いられる前後屈や、屈伸、伸脚も動的ストレッチに分類されます。
動的ストレッチの具体的なやり方の記事については、現在執筆中ですのでご期待ください。
一流選手は道具を大切にします。道具のお手入れメンテナンス方法
グラブの手入れ
ここでは日常的に行うアフターケアについて解説します。
汚れを落とし、オイルを薄く塗る
土などの汚れを綺麗に拭き取り、全体にオイルを塗ります。この時、オイルは薄く塗るのがポイントです。
では、なぜ薄く塗らないといけないのでしょう?答えは、グラブの寿命を縮めてしまうから。
オイルを塗りすぎることで、グラブやミットが重くなり、形が崩れたり、柔らかくなりすぎて使いづらいグラブになってしまいます。実戦で使えるお子さんだけのグラブにするためにも、正しい手入れの方法を知っておきましょう。
グラブの手入れについては、以下の記事で詳しく解説しています。お子さんだけのグラブを作り上げるために、ぜひお役立てください。
スパイクの手入れ
水洗いは厳禁
汚れがひどい場合でも、必ず水を染み込ませた布で泥を取ってから、乾いた布で水分を取るようにしてください。
雨に濡れた後のスパイも同じで、水分を取らないまま放置しておくと、変形したりひび割れを起こす原因となります。
また、ドライヤーやヒーターをあてて急激に乾かすと革が硬くなってしまうため、水分をしっかり取ったら玄関で陰干ししましょう。
グラブの手入れについては、以下の記事で詳しく解説しています。大切なスパイクを長く使い続けるために、ぜひお役立てください。
まとめ
今回は、自宅でできる少年野球のトレーニングを紹介すると共に、道具のメンテナンス方法や、少年野球におけるビジョントレーニングの重症性・やり方について解説させていただきました。
更に本格的にパフォーマンスを向上させたいのであれば、ビジョントレーニングを行うことができる施設や、視覚機能の専門家であるオプトメトリストを訪ねることをおすすめします。
千里堂網走本店では、専門家がスポーツビジョントレーニングに取り組んでいます。
プロアスリート向けの本格的な訓練から、子ども向けの楽しく取り組めるものまで幅広いので、興味があれば千里堂本店まで是非お問い合わせください。
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