サングラスの偏光レンズ専門メーカーであるTALEX（タレックス）。目が疲れにくかったり、レンズのカラーバリエーションが豊富だったりするなどの理由で人気を呼んでいるブランドです。

今回は、北海道網走にある千里堂メガネ網走本店がTALEX（タレックス）というサングラスブランドについてご紹介します。歴史やこだわりについても詳しく解説するので、どんなブランドなのか知りたい方はぜひ参考にしてください。

世界で唯一の偏光レンズ専門メーカー・TALEX（タレックス）とは

TALEX（タレックス）は、幕末から続いているメガネ発祥の地・大阪市の田島で生まれたブランドです。品質にこだわったメガネづくりを心がけており、50年以上の間改良を続け、目に優しい光だけを透過するフィルターを独自開発しました。

通常、サングラスを長時間かけていると、頭痛やめまいなどの症状を引き起こすことがあります。これはレンズのひずみによって引き起こされるものですが、TALEX（タレックス）のレンズにはひずみがありません。そのため、目が疲れるどころか目に優しいサングラスを提供しているブランドなのです。

また、TALEX（タレックス）のサングラスは製造工程のおよそ60%が職人たちの手によって作られているのが特徴。短時間で仕上がる金型成形やプレス加工などといった量産製法では作り出すことができない見え方の質を追求しながら、サングラスを作り続けています。

TALEX（タレックス）の雑光カットフィルターとは

TALEX（タレックス）が開発した雑光カットフィルターは、他のサングラスと比べてどんな特徴があるのでしょうか。ここでは、雑光カットフィルターの特徴を解説します。

目に有害な雑光と紫外線をカット

雑光カットフィルターは、目に有害な太陽や照明の照り返しによる反射光や紫外線などの雑光を取り除き、目に優しい光だけを透過してくれる機能を兼ね備えています。直接目に触れてしまうと、ストレスホルモンを上昇させる原因となりかねない雑光を遮ってくれるため、目に優しいサングラスといわれているのです。

わずか0.03mmの極薄フィルター

TALEX（タレックス）の雑光カットフィルターは、わずか0.03mmという薄さの極薄フィルターです。このフィルターの原料にヨード系原料を用いることで、高い雑光カット率を実現できました。それをレンズとレンズの間に挟み込み、完全に密着させたことで、限りなく目に優しい視界を実現することができたのです。

TALEX（タレックス）のレンズについて

素材やカラーレンズの種類が豊富だといわれているTALEX（タレックス）のレンズ。ここでは、TALEX（タレックス）にラインナップされているレンズをご紹介します。

素材はガラスとプラスチックの全4種類

TALEX（タレックス）のレンズには、以下の4種類の素材があります。

4種類の素材のレンズにはそれぞれ異なる特徴があるため、使用する際のシーンに合わせてレンズを選んだほうがいいでしょう。

レンズのカラーバリエーションは全17色

TALEX（タレックス）のレンズのカラーバリエーションは、全17色と非常に種類が豊富です。ライフスタイルに適した使い方ができ、あらゆる使用環境や天気などに対応するスタンダードカラーが11色、目的や用途に合わせて使えるパーソナルカラーが6色ラインナップ。

また、上記の通常のカラー以外にも、季節限定で販売されているリミテッドカラーが2色（※2023年6月時点）あります。

フレーム形状に適した3種のレンズカーブ

TALEX（タレックス）には、フレームの形状に適した3つのレンズカーブがあります。それぞれのカーブによるおすすめのフレームは、以下のとおりです。

TALEX（タレックス）の歴史

レンズにこだわりを持つTALEX（タレックス）。ここでは、そんなTALEX（タレックス）の歴史を確認しておきましょう。

1938年：前身の田村レンズ製作所が創業

1938年、メガネ発祥の地である大阪市生野区の田島で、現在のTALEX（タレックス）の前身となる田村レンズ製作所が創業しました。当時は今のようなサングラスレンズではなく、普通のメガネのガラスレンズを製造していたのです。

1966年：TALEX（タレックス）誕生

1966年には、今後は普通のメガネよりもサングラスの需要が増えると予測した当時の社長が他社に先駆け、サングラスの偏光レンズの製造を開始します。そうして、偏光レンズ専門メーカーであるTALEX（タレックス）が誕生しました。

1984年：ロサンゼルスオリンピック指定サングラスとして採用

1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックで、TALEX（タレックス）のサングラスがオリンピック指定サングラスとして採用されました。オリンピックをきっかけに、TALEX（タレックス）のサングラスはアメリカやカナダ、ヨーロッパ各国にも輸出されるようになり、世界中の人から愛用されるメーカーとなったのです。

TALEX（タレックス）の製造へのこだわり

レンズ研磨技術の継承と、他社に負けない独自性を追求してきたTALEX（タレックス）。そのため、製造にも強いこだわりがあります。ここでは、TALEX（タレックス）の製造へのこだわりをご紹介します。

1.全工程自社生産

TALEX（タレックス）の偏光レンズを製造しているのは、大阪市東住吉区にある今川事業所です。ここで原料の調合から成型、染色、コーティング、偏光フィルターの製造までの工程すべてを自社生産にて行っています。

2.高度な技術が必要なフィルターのはめ込み作業

TALEX（タレックス）の技術の中核でもあるのが、独自開発した雑光カットフィルターをレンズに直接はめ込む作業です。この薄さ0.03mmの極薄フィルターをレンズに合わせるには、高度な技術が必要となります。ひずみや揺れ、赤ぬけなどを起こさないように長年培われた職人たちの技術で、目に優しい光だけを通すレンズを製造しているのです。

3.品質管理項目6,000以上

TALEX（タレックス）では徹底した品質管理を行っており、些細な傷やひずみさえも見逃さないために、全工程で6,000以上もの管理項目を設けているほど。さらにすべてのレンズにロット番号をつけ、品質を管理しているため、常にベストな状態のものを市場に流通させるという仕組みが整っています。

TALEX（タレックス）のサングラスがおすすめの使用シーン

目に優しいといわれるTALEX（タレックス）のサングラスですが、どのようなシーンで使うといいのでしょうか。ここでは、TALEX（タレックス）のサングラスがおすすめの使用シーンをご紹介します。

ドライブ

ドライブに適したTALEX（タレックス）レンズとして、トゥルービューやトゥルービューフォーカスなどのカラーがあります。このレンズをつけることで、フロントガラス内側の映り込みや対向車からの反射光なども消え、クリアな視界を確保することが可能。その結果、快適なドライブを楽しめるようになります。

美容

美容など紫外線を避けるのに適したTALEX（タレックス）レンズとして、おすすめなのがトゥルービューやトゥルービュースポーツなどのカラーです。紫外線から目を守りつつ、メラニンの生成を抑えるなどの効果を期待できます。

アウトドア

アウトドアに適したTALEX（タレックス）レンズには、トゥルービューフォーカスやエアリーグリーンなどのカラーがおすすめです。紫外線や雑光から目を守ってくれたり、眩しさを抑えながらも景色を鮮明に見せてくれたりします。

スポーツ

スポーツに適したTALEX（タレックス）レンズとしては、トゥルービュースポーツやトゥルービューフォーカスなどのカラーがおすすめ。地面からの照り返しを抑え、クリアな視界を確保してくれるのが特徴です。

オフィスワーク

オフィスワークをするのに適したTALEX（タレックス）レンズとして、おすすめなのがモアイグレーやモアイブラウンなどのカラーです。パソコンから発せられるブルーライトから目を守ってくれる効果を期待できます。

千里堂網走は道内でも数少ないTALEX（タレックス）認定店

千里堂網走は、道内でも数少ないTALEX（タレックス）認定店です。そのため、TALEX（タレックス）のサングラスを数多く取り扱っています。

TALEX（タレックス）と千里堂の共通点はお客様の目の健康を守ること

TALEX（タレックス）と千里堂には、お客様の目の健康を守るという共通点があります。見え方の質を追及し、目に優しいサングラスを提供するTALEX（タレックス）。

一方、千里堂はよく見えないけどカラダにいいメガネというお客様の身体に合ったメガネを推奨しています。どちらもメガネやサングラスによるお客様の目や身体の健康を一番に考え、メガネを作製しているのが特徴です。

千里堂の特徴

千里堂は、近くの見え方にこだわったメガネやサングラスをお客様に提供するメガネ専門店です。お客様に本当に合ったメガネやサングラスをかけていただくために、問診では徹底したヒアリングを行った上でおすすめのものをご提案させていただいております。

お客様の顔幅や鼻筋、耳の位置を確認し、メガネやサングラスのかけ具合を丁寧に調整。TALEX（タレックス）から取り寄せたレンズを使って、お客様にとって最適なメガネ・サングラスをお届けします。

千里堂では、TALEX（タレックス）のサングラスを多数取り扱っていますので、ご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご来店ください。お客様に似合うカラーレンズのアドバイスは、千里堂におまかせください。まずはLINEやお電話などから、お気軽にどうぞ。

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