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「異常なし」のその先に!眼精疲労・頭痛の根本原因を特定する「両眼視機能検査」のすべて

「異常なし」のその先に!眼精疲労・頭痛の根本原因を特定する「両眼視機能検査」のすべて

「眼科で診てもらったけど、視力は悪くないと言われた」

「仕事の終わりに必ず頭痛がする。これは気のせい?」

もしあなたが、慢性的な眼精疲労、頭痛、集中力の低下に悩まされているなら、その原因は通常の視力検査では発見できない「目の使い方の癖」にあるかもしれません。

あなたのその不調は、決して気のせいではありません。

本記事では、長年の不調の根本原因を特定し、生活の質(QOL)を劇的に向上させるための鍵となる「両眼視機能検査」について、千里堂網走本店がその必要性、検査内容、そして具体的な改善策を徹底解説します。

「よく見える」より「ラクに見える」へ。

見えすぎるメガネが身体によくないってご存じでしたか?
千里堂は、「メガネで目が疲れる」人のために、目の負担をやわらげるオーダーメイドメガネをご提案します。
60分のマンツーマンカウンセリングで、あなた専用のレンズをフルカスタマイズします。

あなたの「疲れ」は気のせいではない?通常の検査で異常なしの本当の理由

まずは、多くの現代人が抱える慢性的な目の不調の原因に迫ります。

①慢性的な眼精疲労や頭痛の原因は「両眼視機能の不調」かもしれない

あなたがもし、以下の症状に当てはまるなら、それは「両眼視機能」に不調を抱えているサインかもしれません。

  • オフ夕方になると目の奥が痛くなり、頭痛を伴う
  • オフ 読書やPC作業で集中力が持続しない、文字を追うのがつらい
  • オフ運転中やスポーツで、遠近感や立体感の把握がしにくい
  • オフ疲れると物が二重に見える(複視)、または文字が瞬間的にぼやける

これらの症状は、目の筋肉が常に過剰な働きを強いられているために起こります。

②通常の視力検査(片目検査)では見つからない盲点

一般的な視力検査は、主に片目ずつの「静止した状態での遠くのピント合わせの能力」を測ります。この検査で「視力1.0」が出れば「異常なし」とされます。

しかし、私たちは両目を同時に使い、絶えず焦点を変え、立体的に世界を認識しています。

両眼視機能の不調とは、左右の目が目標物に対して正確にピントを合わせ、その情報を脳で一つに統合する機能に問題がある状態です。

  • 問題の例: 左右の目の視線がわずかにズレている(斜位
  • 結果: 脳が無理に画像を一つにしようと頑張るため、目が極度に疲労する

この「目の使い方の癖」や「目のズレ」は、片目での検査では一切検出できません。これが、あなたが「異常なし」と言われ続けてきた本当の理由です。

両眼視機能検査とは?「両目」で世界を見る仕組みについて

あなたの慢性的な不調の根本原因を特定するのが、両眼視機能検査です。

①両眼視と立体的に見えるメカニズム

両眼視とは、左右の目で捉えたわずかに異なる二つの画像を、脳が一つに統合し、立体感(奥行き)として認識する機能です。

この機能がスムーズに働くことで、私たちは疲れを感じることなく快適に世界を見ています。

②両眼視機能検査はどんな検査方法?

両眼視機能検査は、両目を開いた状態(両眼開放)で、以下の項目を多角的に測定します。

  1. 眼位(目の位置)の検査: 左右の目の視線がズレていないか(斜位・斜視の有無)。
  2. 融像能力の検査: 左右の像を一つにまとめる目の力(目の筋肉の柔軟性)が十分か。
  3. 調節機能の検査: 遠くから近くへ、ピントを切り替えるスピードや正確性。

この検査は、単に「見える」だけでなく、「両目が協調して、いかに快適かつ正確に機能しているか」を科学的に測定します。

③両眼開放屈折検査と両眼視機能検査の違い

検査の種類主な目的測定方法
両眼開放屈折検査両目を開いた状態での正確な度数を特定する両目を開いた状態で、レンズ度数を微調整
両眼視機能検査目の使い方の癖やズレを特定する目の位置、融像力、ピント切り替え能力を測定

千里堂の測定は、まず両眼開放屈折検査で「両目に負担のない正しい度数」を見つけ、さらに両眼視機能検査で「目の協調動作の問題」を特定する、二段階の精密なアプローチを取ります。これにより、あなたの目の問題を立体的に捉えることができます。

千里堂で両眼視機能検査を受けるメリット

なぜ、眼科の処方箋ではなく、一級眼鏡作製技能士がいる千里堂で両眼視機能検査を受けるべきなのでしょうか。

根本原因の特定と最適な改善策

両眼視機能検査の結果、目のズレ(斜位)が見つかった場合、そのズレを補正し、目の筋肉の負担をやわらげるレンズが必要になることがあります。

千里堂で検査を受ける最大のメリットは、「検査結果」と「メガネの作製・調整」が直結している点です。

千里堂は、「よく見える」(視力1.0)を出すことよりも、「目が疲れない・負担がかからない(楽に見える)」ことを最も重視しています。

現代人のライフスタイルは近く(2.5m以内)を見ることに集中しており、両眼視機能の負担はこの近距離で最大になります。

千里堂の両眼視機能検査は、単に遠くのズレを測るだけでなく、あなたが最も疲れる「近くを見る時の目の協調動作」に焦点を当てて測定します。

これにより、目の負担を極限まで減らした「楽に見える」メガネが実現します。

オーダーメイドメガネ「ラクミエ®」が両眼視機能に果たす役割

千里堂のオーダーメイドメガネ「ラクミエ®」は、「近くを見るときの負担をやわらげる」ためにフルカスタム設計されます。

従来のメガネが「遠くをよく見える」ことに焦点を当てていたのに対し、千里堂が提供するオーダーメイドメガネ「ラクミエ®」は、「近くを見るときの目の負担をやわらげる」ことに特化しています。

スマホやPC作業が中心の現代人にとって、目が最も疲れるのは「近くを見る時」です。

ラクミエ®は、この負担をやわらげるために、国家資格を持つ一級眼鏡作製技能士が、90分以上の徹底した問診に基づき、一人ひとりの目の使い方や生活習慣を分析し、フルカスタムでレンズを設計します。

「メガネがいらなくなる生活」を使命とする千里堂の哲学が詰まったラクミエ®は、目の疲れからくる頭痛や肩こり、集中力の低下の方におすすめの、現代人のためのメガネです。

両眼視機能検査によって「近くを見るときに目の筋肉にどれだけの負担がかかっているか」が判明することで、ラクミエ®のレンズは、その負担を補うよう精密に設計されます。

両眼視機能検査を通じた千里堂の取り組み

両眼視機能検査は、特別な知識と測定機器が必要な専門的な検査です。検査を受ける場所選びが、成功の鍵となります。

①国家資格「一級眼鏡作製技能士」による精密な測定

千里堂には、メガネの知識・技術の国家資格である「一級眼鏡作製技能士」が在籍しています。

この資格を持つプロは、単なる視力測定士ではなく、メガネの調整(フィッティング)、仕立て、そして両眼視機能に関する専門知識を兼ね備えています。

彼らは、眼のズレを測るだけでなく、そのズレがあなたの**生活(仕事、趣味、運転)**にどのような悪影響を及ぼしているかを総合的に判断し、最適な矯正法を提案できます。

②90分〜120分の徹底した問診の重要性

千里堂が完全予約制90分から120分という長時間の問診・測定を行うのは、両眼視機能の不調は生活環境や目の使い方のクセと密接に関わっているからです。

「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」という問いかけから始まり、あらゆる側面からあなたの目の情報を収集します。

この「常識外れ」とも言える丁寧な時間こそが、一般的な検査で見逃されがちな潜在的な両眼視の不調を発見し、あなたの症状を根本から解決するための土台となります。

まとめ: 長年の不調に終止符を打ち、快適な未来へ

あなたの長年の眼精疲労や頭痛は、「両眼視機能の不調」という隠れた原因かもしれません。

「メガネがいらなくなる生活」を目指す千里堂は、国家資格を持つプロの技術と、徹底した問診であなたの目の不調を根本から解決します。

長年の不調に終止符を打ち、集中力と快適な視生活を取り戻したい方は、ぜひ一度、当店の精密な両眼視機能検査をご体験ください。

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