メガネの選び方

千里堂ブログ

コンタクトとメガネはどちらがいい?おすすめの選び方・特徴を解説。

「コンタクトレンズとメガネ、どっちがいいんだろう?」
「メガネはかけたくないけど、コンタクトは怖いし…」

こんな風に悩んでいませんか?

千里堂は、お客様一人ひとりの目に寄り添い、最適なメガネをオーダーメイドするメガネ店です。

この記事では、コンタクトレンズとメガネのメリット・デメリットを比較し、あなたがどちらを選ぶべきか、その判断材料を提供します。

まず初めに知っておいていただきたいのは、目は近くを見るときに最も負担がかかるということです。

これは、コンタクトレンズもメガネも変わりません。デスクワークなど、近くを見る機会が多い方は、特に度数選びに注意が必要です。

コンタクトレンズとメガネ、どちらを選ぶかは、一概にどちらが良いとは言えません。大切なのは、ご自身のライフスタイルや目の状態に合ったものを選ぶことです。

この記事では、コンタクトレンズとメガネを比較したうえで、メリット・デメリット・選び方をご紹介します。

メガネのメリット

①お手入れ簡単

メガネの手入れは、基本的にレンズを柔らかい布で拭くだけです。特別な洗浄液や機械は必要ありません。

メガネレンズは、一般的に傷がつきにくく、耐久性のある素材で作られています。そのため、頻繁な交換が必要ありません。

メガネケースに収納するだけで、清潔に保管できます。

②取り扱い簡単

メガネは、装着や取り外し、お手入れが簡単で、視覚的に確認しやすいことから、初心者でも扱いやすいと言えるでしょう。

一方、コンタクトレンズは、慣れるまでは少し手間がかかり、適切なケアをしないと眼の健康を損なう可能性もあります。

③コストパフォーマンス

メガネは、コンタクトレンズに比べてランニングコストを抑えられるため、経済的に優れていると言えるケースが多いです。

質の高いメガネを大切に扱えば、非常に長い期間使用し続けることができます。
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、個人の使用状況やライフスタイルによって異なります。

④ファッション性

メガネは、単に視力を矯正するだけでなく、ファッションアイテムとして、自分の個性を表現し、コーディネートを楽しむことができるアイテムです。

様々なデザインや素材から選ぶことができ、顔の印象も大きく変えることができるため、ファッションにこだわりたい人にとっては魅力的なアイテムと言えるでしょう。

⑤夜間運転にも最適

夜間運転においては、メガネの方が安定した視界を確保でき、乾燥による不快感や、レンズの汚れによる視界の悪化を防ぐことができます。
特に、長時間の運転や、対向車の多い道路を運転する際には、メガネの方がおすすめです。

⑥距離に応じた度数にカスタマイズ可能

基本的にコンタクトレンズは、「遠くが良く見える距離」に合わせて度数が調整されます。
そのため、近くの距離(2.5メートル)をコンタクトレンズで見ると目が疲れやすくなります。

一方でメガネは、ある程度の技術が必要ですが、見る距離に合わせた度数に調整したオーダーメイドレンズをつくることが必要です。

千里堂は一人ひとりの見え方にカスタマイズしたオーダーメイドレンズをご提案しています。

【メガネがおすすめの人】

  • コンタクトレンズのケアが面倒な方
  • スポーツをする方
  • 夜間運転をする方
  • ファッションを楽しみたい方
  • コンタクトレンズが合わない方

コンタクトレンズのメリット

①広い視界

コンタクトレンズが視界の広さで優れているのは、レンズが直接角膜に触れており、フレームがないため、視界を遮るものが少ないからです。そのため、より自然で広い視野を得ることができます。

②スポーツに最適

コンタクトレンズは、スポーツをする際に、メガネに比べて多くのメリットがあります。特に、激しい運動や、周辺の状況を把握することが重要なスポーツにおいて、そのメリットは大きく発揮されます。

③見た目が自然

コンタクトレンズがメガネよりも見た目が自然に見えるのは、フレームがないこと、視界がクリアなこと、そして目の大きさや形を自然に見せることができるからです。

これらの特徴から、コンタクトレンズは、より自然な自分を出したいという人に選ばれています。

④ファッションの邪魔にならない

コンタクトレンズは、フレームがないため、顔の印象を大きく変えることなく、どんなファッションにも合わせやすいという点が魅力です。
視界がクリアで、髪型や服装を選ばないため、ファッションの自由度が格段に上がります。

⑤曇らない

コンタクトレンズは、メガネのようにレンズと目の間に空間がないこと、涙液で常に湿潤状態が保たれていること、そしてレンズ素材の特性など、様々な要因が重なって曇りにくい構造となっています。

【コンタクトレンズを選ぶべき人】

  • スポーツをよくする方
  • ファッションにこだわりたい方
  • メガネが曇るのが気になる方
  • 自然な視界を求める方
  • 左右の度数差が大きい方
  • 自分に合うメガネの選び方

メガネの選び方

①顔の形に合わせたメガネ選び

  • 卵型: どんな形のフレームも似合いやすい万能型です。
  • 丸顔: 少し角度のあるスクエア型や、縦長のフレームで顔をシャープに見せることができます。
  • 面長: 丸みのあるフレームや、横幅のあるフレームで顔を短く見せることができます。
  • 逆三角形: フレームの上部が広いものがバランスが良いです。
  • 四角形: 丸みのあるフレームで柔らかな印象に。

②パーソナルカラーを考慮する

パーソナルカラーとは、生まれ持った肌の色や髪の色などに似合う色が分類されたもので、メガネの色を選ぶ際にも参考にできます。

  • : パステルカラーや暖色系が似合う
  • : 青みがかった寒色系が似合う
  • : 深みのあるアースカラーが似合う
  • : クリアな色やモノトーンが似合う

③ライフスタイルに合わせた素材を選ぶ

  • メタルフレーム: 軽量で丈夫、ビジネスシーンにも◎
  • プラスチックフレーム: デザインが豊富で、カジュアルな印象
  • チタンフレーム: 軽量でアレルギーを起こしにくい

④レンズの選び方

  • 薄型レンズ: 度が強い方におすすめ。
  • 非球面レンズ: 周辺の歪みが少なく、自然な視界

⑤ファッションとのコーディネート

  • 服装に合わせて: カジュアルな服装にはプラスチックフレーム、スーツにはメタルフレームなど、服装に合わせて選ぶと統一感が生まれる。
  • 髪型とのバランス: 髪の長さやスタイルに合わせて、フレームの大きさを調整する。

⑥眼鏡作製技能士のアドバイスを聞く

眼鏡作製技能士は、眼鏡を作る上で必要な高い知識と技術を身に着けたプロフェッショナルです。2022年に新設された国家資格で、お客様に最適な眼鏡を提供するために、視力の測定、レンズ・フレームの選定、加工、フィッティングなど、眼鏡作製の全工程を担います。

コンタクトレンズの選び方

①眼科医の診察は必ず受ける

コンタクトレンズは医療機器です。必ず眼科医の診察を受け、ご自身の目に合ったレンズの種類や度数を決めましょう。眼科医は、あなたの目の状態を詳しく検査し、コンタクトレンズの使用が可能かどうか、どの種類のレンズが適しているかなどを判断します。

②レンズの種類を選ぶ

  • ソフトレンズ: 柔らかい素材でできているレンズです。一般的に扱いやすく、種類も豊富です。
  • 1日使い捨て: 毎日新しいレンズに交換するため、お手入れの手間がかかりません。
  • 2週間交換: 2週間ごとに新しいレンズに交換します。
  • 1ヶ月交換: 1ヶ月ごとに新しいレンズに交換します。
  • ハードレンズ: 硬い素材でできているレンズです。耐久性が高く、長期間使用できますが、取り扱いが少し難しい場合があります。

③素材を選ぶ

  • シリコーンハイドロゲル: 酸素透過性が高く、乾燥しにくい素材です。
  • ハイドロゲル: 水分を多く含み、快適な装用感ですが、酸素透過性はシリコーンハイドロゲルに比べてやや劣ります。

④ライフスタイルに合わせて選ぶ

  • スポーツをする方: 耐久性が高く、ズレにくいレンズを選びましょう。
  • パソコン作業が多い方: ブルーライトカット機能付きのレンズがおすすめです。
  • 乾燥しやすい方: 高い酸素透過性のレンズや、保湿成分配合のレンズを選びましょう。

【注意】コンタクトレンズがデスクワークに向いていない理由

以上みてきたように、コンタクトレンズとメガネの比較でした。

基本的には、用途や目的、ライフスタイルに合わせて使い分けるのがベターな選択だと思います。「どちらかが正解」というわけではありません。

ただしここで注意が必要なのが、コンタクトレンズをデスクワークのような近い距離(2.5メートル以内)で使うと、目が疲れやすくなるという点です。

なぜなら、コンタクトレンズは基本的に、遠くが良く見える前提で度数を調整するからです。

「遠くがよく見える前提で度数を調整する」は、実は一般のメガネでも同じことが言えます。

メガネとコンタクトレンズの併用について

メガネとコンタクトレンズを併用する方は、意外と多いものです。それぞれにメリットがあり、状況に合わせて使い分けることで、より快適な視生活を送ることができます。

併用するメリット

【目への負担軽減】
コンタクトレンズは長時間装用すると目が疲れることがあります。メガネと併用することで、目を休ませることができ、眼精疲労を軽減できます。

【TPOに合わせた使い分け】
例えば、仕事中はメガネ、プライベートではコンタクトレンズといったように、TPOに合わせて使い分けることで、より快適に過ごすことができます。

【コンタクトレンズのトラブル時の備え】
コンタクトレンズが外れたり、汚れが付着したりした場合に、メガネを携帯していれば安心です。

併用する際の注意点

【度数】
コンタクトレンズとメガネの度数は、厳密には異なる場合があります。そのため、両方を併用する際は、それぞれの度数を把握しておくことが大切です。

【フィッティング】
メガネのフィッティングが合っていないと、頭痛や肩こりの原因になることがあります。定期的にフィッティング調整を行うようにしましょう。

【ケア】
コンタクトレンズは、正しいケアを行わないと、眼感染症などのリスクが高まります。

併用の仕方

【状況に合わせて使い分ける】
仕事中はメガネ、プライベートではコンタクトレンズといったように、TPOに合わせて使い分けると良いでしょう。

【コンタクトレンズのトラブルに備える】
コンタクトレンズが外れたり、汚れが付着したりした場合に備え、メガネを携帯しておきましょう。

【定期的な眼科検診】
コンタクトレンズとメガネを併用している場合は、定期的に眼科検診を受けることが大切です。

併用におすすめの人

  • コンタクトレンズを長時間装用する人
  • スポーツをする人
  • 目が疲れやすい人
  • コンタクトレンズのトラブルが心配な人

千里堂は「見る距離に応じた度数」をつくるために問診に1時間以上かけています

「適切な度数」とは?それは「見る距離に応じた度数」のことです。
では、見る距離に応じた度数をどうやってつくるのか?

ここからは、メガネ店によって考え方が分かれるところです。というのも、問診のやり方・視力測定の技術・レンズ作製の技術は、店舗によって違いがあるからです。

「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」
千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。

しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。

ヒアリングには90~120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。

「近くを見るときの負担をやわらげる」を1本持とう。

長時間資料を読む。パソコンで仕事をする。
デスクワーカーにぴったりのメガネを、あなただけのオリジナルカスタマイズでご提案します。

まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

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