「遠近両用メガネを使っていると、なんだか目が疲れるように感じる…」という経験はありませか。

実は、メガネの使い方が間違っていることが原因で、目が疲れてしまっている可能性があるのです。

メガネの使用による疲れを放置していると、疲れにとどまらない悪い影響を与えてしまうリスクがあります。

今回は北海道網走にある千里堂メガネ網走本店が、遠近両用メガネの使用上の注意点や、疲れないメガネの使い方を紹介します。

遠近両用メガネで目が疲れる理由はレンズの構造にある

まず、遠近両用メガネの構造を知っておきましょう。

遠近両用レンズの仕組み図。

このように、遠近両用メガネのレンズは上部は「遠くが見える」度数に、下部は「近くが見える」度数になるように作られています。

上部から下部にかけて度数が変化するため左右に歪みが発生し、左右の視界が見えにくくなってしまいます。

遠くを見てから近くを見るとき視界に揺れを感じたり、左右の視界に歪みを感じたりすることで、結果的に目に負担をかけてしまうのです。

特に、本を読んだりスマートフォンの画面を見るなど、遠近両用メガネで近くの手元を見ている間は、近くを見るのに適していない度数も視界に入っているため疲れやすくなってしまいます。

一本のメガネで遠くも近くもはっきり見ることができるのは、大きなメリットのように思えます。しかし、目に無理を強いている点には、くれぐれも注意しなければなりません。

遠近両用メガネで疲れた状態を放置するデメリット

人間の脳にとって視界は大きな影響を及ぼします。目が疲れた状態で放置していると、目の疲れにとどまらずメガネ酔いや頭痛、ドライアイ、肩こりが起きてしまうリスクもあるのです。

また、遠近両用メガネで近くの物を見続けるのは、視界に必要以上の度数が作用するため、視力が落ちてしまう場合もあります。

遠近両用メガネで疲れないようにするコツは「使い分け」

遠近両用メガネを使っていて目が疲れてしまう場合は、一日の生活を遠近両用メガネ一本で完結させてしまうのではなく、メガネを使い分けることを考えてみてもいいかもしれません。

実際に、私たちの生活の中での目の使い方は、「遠くをよく見るか」か「近くをよく見るか」の２パターンに分かれます。

「遠くを見ることが多い」ときは遠近両用メガネにする

車の運転中など遠くをみることが多い場面には、遠近両用メガネを使用することが望ましいです。

「手元を見て作業をする」ときは近視用メガネにする

デスクワーク中など手元の距離しか見ない時間は、近視用メガネを使用することで目の疲れに対処することができるでしょう。

特に近い距離のものを見る間は対象物が視界を大きく占めるので、「近くを見る」ためのレンズを使用することは目を疲れさせないために重要なのです。

「家の中で過ごす」ときは家用メガネにする

「遠く」と「近く」だけでなく、「外」と「家」でメガネを使い分けるという考え方も重要です。

家の中にいる間は遠くても2.5メートルほどの距離のものしか見ないため、2.5メートル以内の空間を見るための度数に設定することで、目にかかる負担を減らすことができるのです。

デスクワークのときは近くがラクに見えるメガネにしよう

千里堂が提供する目が疲れにくいメガネ「ラクミエ」の特徴をご紹介します。

①近くを見るときの負担を可能な限り減らす

「メガネをかければ見やすくなる」のは当然ですが、ものが見やすくなるからといって、目の負担を減らすことにはなりません。

実はわたしたちの目は、近くを見るときに最も負担がかかる仕組みになっているのです。ですから、メガネをかけて勉強やパソコン作業をすると、目が疲れやすくなってしまいます。

千里堂のメガネは、まさにその従来のメガネレンズの問題点にフォーカスして、「近くを見るときの目の負担を減らすレンズ」をご提案しています。目が疲れにくいメガネは、視力を健やかに保つことができます。

②一人ひとりの目の使い方を分析してレンズをつくる

千里堂は完全予約制です。お客様一人ひとりにマンツーマンで問診を行い、目が疲れにくいメガネレンズをカスタムするためです。1時間ほどたっぷり時間をかけて、お客様の目の使い方のクセ、負担の度合い、生活で気を付けるべきことを徹底して言語化します。

③視力低下の予防に役立つ

千里堂のメガネは、視力が悪い人にはもちろんのこと、現在視力が良い人にもおすすめしたいメガネです。近くを見るときの目の負担を軽減するため、眼精疲労と視力低下を予防します。

さいごに

わたしたちが目指すのは、「メガネのいらない生活」。千里堂はメガネを売っているのではなく、疲れにくいメガネを通じて健康な目の生活を提案するのがサービスの本質です。

ですから、お客様のなかには「視力を維持したいから」という理由でお使いいただいている方もいらっしゃいます（たとえば現役のサッカー選手）。

「デスクワークで視力がガクッと落ちた」「目がしょぼしょぼする」「肩こりや頭痛が慢性的になった」という方は、ぜひ一度、千里堂の疲れにくいメガネを試してほしいと思います。

しばしば「いままでメガネなんてどこでつくっても同じだと思っていたが、千里堂で考えが変わった」とうれしいお声をいただくことがあります。千里堂のメガネは、きっとあなたにとっても、特別な体験になるはずです。

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