メガネの基礎知識

千里堂ブログ

デスクワーク用メガネの選び方は?裸眼を維持したい方は必見。レンズづくりの誤った常識を払拭します。

「デスクワーク用メガネは何を選んだらいいの?」「とりあえず安いメガネでもいいかな」「ブルーライトカットで気休めになればいいかな」

このような疑問やお考えをお持ちではありませんか?

結論をいうと、デスクワーク用メガネは、中途半端なつくり方をするとかえって逆効果で、むしろ視力低下や不調をさらに招く恐れがあります。たとえば消費者庁によると、2012年から2022年の10年間で、「レンズの度数が不適切で体調不良を訴えた」件数が、全体のおよそ90%にも及んでいるといいます(以下のグラフは消費者庁の報告から引用)。

もしあなたが、もともと視力には自信があり、できるならこれからも裸眼で生活したいと思っているなら、なおさら中途半端な気持ちでデスクワーク用メガネを選ぶと後悔してしまいますよ。

理想のデスクワーク用メガネは、見る距離に応じて度数を計算したレンズです。あなたは、どの距離をどれくらいの時間見続けていますか? 「近くを見ても目が疲れにくいメガネ」を提案する千里堂は、まずはその問いかけを大切にしています。

さてこの記事では、デスクワーク用メガネとはそもそも何か、という基本的な話から、あなたに合う理想のデスクワーク用メガネの選び方について丸ごと紹介します。

近年、視力と認知症のリスクに相関関係があるという研究報告が注目されています。千里堂は、一人でも多くの方が、一生裸眼でいられるように目をサポートするメガネづくりを目指しています。この記事を通して、あなたが後悔しないメガネ選びができるように願っています。

「近くを見ても目が疲れないメガネ」を1本持とう。

長時間資料を読んでも疲れない。パソコンを見ても目がシバつかない。視界が晴れて頭がシャッキリする。
そんなデスクワーカーにぴったりのメガネを、あなただけのオリジナルカスタマイズでご提案します。

まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

デスクワーク用メガネが必要とされる理由

デスクワーク用メガネとは、本質的には「近くを見るときに目が疲れにくい」メガネのことです。ここではあらためて、デスクワーク用メガネを用意しておくべき理由を3つの観点で整理しました。「デスクワーク用メガネを使おうかどうか迷っている」という方は、とくに読んでほしい内容です。

①目は近くを見るときに最も負担がかかる

パソコン作業や資料のチェックなど、デスクに向かって仕事をするときは、およそ40〜60cmの距離のものを見ていると考えられます。

これは、目がピントを合わせる上でとても近い距離です。目は、近い距離にあるものにピントを合わせるとき、毛様体筋と呼ばれる筋肉を緊張させています。

この状態が数時間と続くと、筋肉をずっと使い続けていることになるので、目に疲労を感じやすくなるのです。

②現代人は近くを見るライフスタイルなので近視になりやすい

近年では「若年性老眼」と呼ばれる症状の若い方が増えています。それは現代のライフスタイルによって起こる、新しい“現代病”です。

スマホやタブレットなどのデジタル機器が普及した現代では、20年前と比べても特に近い距離のものを見る場面は非常に増えています。このライフスタイルがまさに、子どもをふくめた若年層において「老眼」に似た症状を引き起こす要因であるといえます。

では、どうすれば若年性老眼を防げるのか? 「パソコンやスマホを見る時間を減らす」は根本的な解決にはなりません。現代はどうしてもパソコンやスマホを使わざるをえないからです。目の負担を軽減し、強い近視を予防するには、やはりデスクワーク用メガネが必須だといえます。

③裸眼の人の視力を守る

普段メガネやコンタクトレンズを使用している人だけでなく、裸眼で問題なく過ごしている人にとっても、デスクワーク用メガネの使用はおすすめです。

理由は先ほどご紹介した内容と同じです。目が良い・悪いに関わらず、人は近くの距離のものを見るときに目に負担がかかり、それが長時間続くことで目が疲れやすくなってしまいます。

裸眼でも日常生活を送れる視力の人が、近くの見え方をケアしたデスクワーク用メガネを使用することで、今ある視力を守ることができるのです。

デスクワーク用メガネの選び方

適切なメガネを選ぶには、以下のポイントを考慮することが重要です。

  • 近くの距離にピントを合わせやすいレンズ
  • 装着感が少ない軽量なフレーム
  • 適度な視界を確保できる広さのフレーム

この記事では何度も述べている通り、デスクワークでは近い距離を見続ける時間が長いので、近くの見え方を意識したメガネ作りが理想的だと言えます。

デスクワーク用メガネは一般的なメガネとは違い、パソコンの画面や書類などが位置する中近距離にピントが合わせやすい度数の設計になっています。

これによって、近くにある画面を長時間見続ける作業であっても、目の筋肉にかかる負担を軽減し、快適な視界を作ることができます。

見る距離に応じた適切な度数を設計する、という点から考えると、正直な話、「ブルーライトメガネ」は役に立ちません。これだけを使って目が疲れにくくなったり、視力を守ったりすることはできないでしょう。

一般のメガネ店は「遠くがよく見える」レンズを作るので目の負担が増大する

消費者庁は、メガネで不調を訴える人の声の一例として、次のような事例を紹介しています。

1年前、眼鏡店で視力の検査をして遠近両用眼鏡を購入した。購入時に「見えすぎるのでフラフラする」と伝えたが、1、2か月で慣れると言われ、3か月経ってもフラフラするため、店に相談したがそのうち慣れると言われただけだった。(一部抜粋)

消費者庁『眼鏡の不適合による体調不良に注意!』

デスクワーク用メガネを作ろうとしているのに、遠くがよく見えるメガネを提案される……。目的と用途、という観点からみても、非常に矛盾していますよね。

「デスクワーク用メガネといえばブルーライトカット」の認識が適切なメガネ選びを妨げている

どうしてこのような「メガネの体調不良」が起こってしまうのでしょうか? やはり理由の一つには、デスクワーク用メガネ(PC用メガネ)といえば、“ブルーライトカットメガネしかない”という世間一般に浸透してしまった認識があげられます。

これまで説明しているように、最も適したデスクワーク用メガネとは、「見る距離に応じて度数を調整したレンズ」なのです。根本的に、わたしたちの目が疲れるのは、近くのものに焦点を合わせるときに筋肉がギュッと収縮するからです。だから、近くを見るときの負担を軽減できるように、度数を決める必要があるのです。

千里堂はデスクワーク用メガネの専門店です

「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」

千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。ヒアリングには60~120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。

千里堂はあえて、度数を落としたレンズを提案することがあります。そのほうが、目をいたわることができますし、何より、目の疲れから解放されます。そして、「いつかあなたが、メガネをかけなくてよくなるように」と本気で願っています。

千里堂はメガネ店ですが、メガネを売っていません。千里堂のサービスは、“メガネがなくても快適に過ごせる生活のサポート”なのです。

人生100年時代といわれています。目は、替えがきかない繊細な器官です。目を酷使すると、身体の様々な不調となって現れます。目の不調を放置したまま、この先、20年、30年、40年も、度数の合わないメガネをかけ続けるデメリットを考えると、メガネ選びは、一生モノの買い物をするつもりで真剣に取り組むべきでしょう。

まずは一度、千里堂で無料の視力測定を受けてみませんか? メガネの購入をおすすめすることはありませんのでご安心ください。まずはあなたに、自分の目のことを知ってほしいのです。自分の目をいたわる大切さを知っていただくだけで、千里堂としては本望です。

一人でも多くの方が、ご両親から譲り受けた大切な目を、末永く健康にいたわり続けていただけることを、心から願っております。

「近くを見ても目が疲れないメガネ」を1本持とう。

長時間資料を読んでも疲れない。パソコンを見ても目がシバつかない。視界が晴れて頭がシャッキリする。
そんなデスクワーカーにぴったりのメガネを、あなただけのオリジナルカスタマイズでご提案します。

まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

千里堂でメガネをつくる際の事前知識

  • まずは予約で無料の視力測定をお試しください
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