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世界で11億人がヘッドホン難聴のリスク?!その原因と症状を徹底解説!

近年、テレワークやオンラインでの講義や会議、スポーツや睡眠導入のお供としての音楽の視聴など、ヘッドホンやイヤホンを使う機会は確実に増えています。

それに伴って高まっているのは、「ヘッドホン難聴」のリスクです。

現代人が気をつけるべきヘッドホン難聴について、原因と症状を見ていきましょう。

 

手遅れにならないうちに!ヘッドホン難聴の原因と症状

大きな音を聞き続けることで発症する難聴を、騒音性難聴あるいは音響性難聴と呼びます。ライブ会場や工事現場で大きな音を聞くことで発症するのが一般的です。

しかし、近年はヘッドホンやイヤホンで大きな音を聴き続けることで発症することもあり、その場合はヘッドホン難聴あるいはイヤホン難聴と呼ばれています。

ヘッドホン難聴は、内耳にある有毛細胞が傷付き壊れることで起こります。有毛細胞は、キャッチした音を電気信号に変えて神経や脳に伝達することが役目ですが、騒音で壊れることによって、音を伝えられなくなってしまいます。

ヘッドホン難聴の怖いところは、自覚症状が薄いことです。少しずつ有毛細胞が壊れていき、少しずつ聞こえにくくなるため、変化が分かりにくいのです。

また、壊れた有毛細胞が元に戻ることはありません。

聞こえにくくなる以外には、耳が詰まったり耳鳴りがしたりといった症状が出る場合があります。些細な違和感をスルーしないことが大切です。

世界保健機関(WHO)も、2015年2月の時点で世界で11億人がヘッドホン難聴のリスクを抱えていると危険視し始めていました。

出典元:1.1 billion people at risk of hearing loss

 

 

まだ間に合う!ヘッドホン難聴の対策を教えます

それでは、ヘッドホン難聴にならないための対策を押さえておきましょう。

 

・耳や頭が痛くなるような音量は避ける

・長時間耳を酷使せず、1時間に10分程度休ませる

・耳の詰まりや耳鳴りといった症状を軽視しない

大切なのは、以上の3点です。

 

適切な音量が分からなくなった場合は、自分がどのくらいの音量で音楽を聴いているのか、聴力が落ちていないかをアプリや医療機関でチェックするのもおすすめです。

また、ヘッドホンやイヤホンを愛用している場合は、自分の耳にあっているものを選ぶことはもちろん、ノイズキャンセル機能のあるものや骨伝導システムのものを試してみても良いでしょう。

ヘッドホン難聴に効果のある薬もありますが、投薬治療が有効なのは発症から1〜2週間だと言われています。

ヘッドホン難聴にならないように、まずは音量に注意して耳を休ませることを心がけましょう。そして、万が一耳の詰まりや耳鳴りを感じたら、早めに医療機関を訪れるようにしてください。

 

 

千里堂本店では専門のスタッフがお客様の「聞こえ」の状態に合わせたタイプの補聴器をお選びし、フィッティングを行っています。

最近聞こえにくいな、と思ったらぜひ、お気軽にご相談ください!

 

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