ビジョントレーニング

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【初心者向け】小学生でもスマッシュが打てるようになる!自宅での練習方法!ドライブとの違いも解説

【初心者向け】小学生でもスマッシュが打てるようになる!自宅での練習方法!ドライブとの違いも解説

大会の試合で、浮いた球が来てチャンスの瞬間、大きく空振りして沈んでしまうお子さんは見たくないですよね。

ポイントを押さえて練習すれば、小学生でも鋭いスマッシュが打てるようになります。

この記事では、スマッシュとドライブの違いから、スマッシュのコツ自宅でできる具体的な練習方法まで紹介しています。

また、他のプレイヤーと差をつけられるビジョントレーニングについても解説しているので併せてご覧ください。

スマッシュとドライブの違いは回転の有無

スマッシュとドライブの違いは回転の有無

混同されがちな「スマッシュ」と「ドライブ」、まずはその違いから見ていきましょう。結論を先に言うと、スマッシュとドライブの違いは回転の有無です。

スマッシュ

ボールに対してラケットを垂直にし、ボールを「弾く」打ち方。直線的な軌道で飛ぶことが特徴で、スピードが早く威力が強い反面、ミスをしやすいというデメリットもあります。

ドライブ

ボールに対してラケットを上から被せ、ボールに「回転をかける」打ち方。基本的には上回転になり、弧を描いて下に落ちる軌道になるので、相手コートにボールが入りやすい特徴を持ちます。

スマッシュのポイント3つ

スマッシュのポイント3つ

自分の打ちやすいところで打つ

スマッシュは得点に繋がりやすいため、ついつい焦って、前の方で打ちがちです。自分の打ちやすいところまで待って打つことを意識すると、コントロールがしやすくなります。

自分の打ちやすい部分を知るには、まずバウンドして一番高いところで叩くことを意識しましょう。微調整を繰り返し、自分の最も打ちやすいゾーンを探していきます。なるべく高いポイントから打つことで、相手コートに入る確率を高めることができます。

バックスイングをしない

ドライブなどでは必要となることの多いバックスイングですが、スマッシュでは必要ありません。イメージとしては、体の横から前に出すイメージでインパクトしましょう。

力加減は7割で打つ

スマッシュは打って終わりではありません。当然、相手の返球がくる場合があり、全力でスマッシュを打ってしまうとその後の状況に対応できなくなってしまいます。スマッシュを打つ時は7割ほどの力で打つようにしましょう。

自宅でできるトレーニングを3つ紹介

自宅でできるトレーニングを3つ紹介

自宅でできるスマッシュのトレーニングを3つ紹介します。自宅でのリビングテーブルなどを想定していますが、もちろん卓球台を使用しての練習でも行えます。

テーブルでワンバウンドさせてスマッシュ

大きめのテーブルで、自分のスマッシュのポイントを掴むための練習です。自分でボールをワンバウンドさせて、スマッシュを打ちます。可能であれば、ネットへの距離と高さ(奥行き1.37m、高さ15.25cm)の位置に印をつけて、壁打ちをしましょう。

飛んできた高いボールに対してスマッシュ

親御さん高めのボールを出してあげて、お子さんスマッシュのタイミングを掴むための練習になります。テーブルの横幅があるのであればフォア側と、テーブルの中心を行き来する練習が効果的です。

ランダムのボールで、チャンスの時にのみスマッシュ

先ほどの方法に加え、親御さんは低いボールやバック側へもボールを出してあげます。練習する側はボールを全て打ち返しながら、チャンスボールが来た時にスマッシュを打つ実戦的な練習になります。

この時、チャンスボールはわかりやすいよう甘めに出してあげましょう。

スマッシュにおけるビジョントレーニングの重要性

スマッシュにおけるビジョントレーニングの重要性

卓球になぜビジョントレーニングが必要なのか

卓球は他の球技と比べ、ラリーのスピードが桁違いに速いです。また、球のスピードそのものも速く、回転がかかることから予想外の動きをすることもあります。

そんな速い球、不規則な跳ね方に対応するためには、体の動かし方だけでなく「見る力」が必要となるのです。しかし、試合中に見てから考える余裕なんてありません。

だからこそ、普段の練習から「ビジョントレーニング」を意識して行う必要があるんです。

ビジョントレーニングについて詳しくは以下の記事で解説しておりますので、そちらをご覧ください。

スマッシュに必要な視覚能力(見る力)

眼球運動

眼球運動とは、高速で動くものを目で追いかける能力です。当たり前のことですが、スマッシュは相手も使ってきます。ボールの経路を予想しつつ、打ち返すには眼球運動の能力が必要不可欠です。

深視力

深視力とは、距離感を測り、位置の違いを見極める能力です。相手コートにボールを入れるには、距離感と力の入れ具合を感覚的に掴む必要があります。深視力の能力が高ければ、コートギリギリの返球もできます。

周辺視野

周辺視野とは、目の端に映るものをキャッチする能力です。スマッシュを打った後はかなりの速度で球が相手に飛びます。つまり、その分返球も早くなるんです。そのためじっくりと目で追っている余裕が無い場面が多く、周辺視野で球を捉えながら相手の動きを見続ける必要があります。

視覚能力を鍛えるビジョントレーニングの具体的な方法については以下の記事で解説しています。併せてご覧ください。

まとめ

今回はスマッシュとドライブの違いから、スマッシュのポイント具体的な練習方法などを紹介させていただきました。最後に、もう一度スマッシュのポイントを振り返りましょう

  • 自分の打ちやすいところで打つ
  • バックスイングをしない
  • 力加減は7割で打つ

更に本格的にパフォーマンスを向上させたいのであれば、ビジョントレーニングを行うことができる施設や、視覚機能の専門家であるオプトメトリストを訪ねることをおすすめします。

千里堂網走本店では、専門家がスポーツビジョントレーニングに取り組んでいます。

プロアスリート向けの本格的な訓練から、子ども向けの楽しく取り組めるものまで幅広いので、興味があれば千里堂本店まで是非お問い合わせください。

ビジョントレーニングがどのような分野で取り入れられているかは以下の記事で解説しています。併せてご覧ください。

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