ビジョントレーニング

千里堂ブログ

運動神経が悪い人の特徴・原因・改善方法を解説します!

運動神経が悪い人の特徴・原因・改善方法を解説します!

運動神経が悪いことに悩んでいる人もいるでしょう。実は運動神経が悪い理由の一つに、視力の悪さが原因だと言われることがあるようです。今回は、運動神経が悪い人の特徴はもちろんのこと、運動神経の悪さに視力が関係していると言われる理由を解説します。

また、スポーツ選手やアスリートがパフォーマンス力を向上させるために、よくビジョントレーニングを行っていると聞くことがありますが、このトレーニングは運動神経が悪い人でも有効なのかも確認しておきましょう。

運動神経悪い人の5つの特徴

運動神経の悪さに視力が関係する理由を解説する前に、一般的にどのような人たちが運動神経が悪い人に定義されるのかを確認しておきましょう。ここでは、運動神経が悪い人の特徴をご紹介します。

1.体力がない人

体力がない人は、自分に運動神経がないと思いがちです。そのため、運動すること自体を避ける傾向にあります。体力がないからと運動を避けていると、さらに運動が苦手だという意識が高まり、ますます体力が低下してしまうでしょう。

2.体が硬い人

体が硬い人も、運動神経が悪い人と言われることがあります。なぜなら、自分の思い通りに体が動かないため、ストレッチなどのちょっとした動きの運動でも苦手意識から取り組もうとしないからです。その結果、体の筋が硬くなり、柔軟性のない体になってしまいます。

3.走り方が独特な人

短距離走などで走る際の走り方が独特な人も、運動神経が悪いと言われることが多いです。これは実際に走るときに、腕や脚をどうやって動かせばいいのか理解できていないことが理由として挙げられます。正しい動かし方がわからないため、独特なフォームになってしまっているようです。

4.運動自体が苦手な人

サッカーやバスケ、陸上など、特定のスポーツに限らず、運動をすること自体が苦手な人も運動神経が悪いと言われます。頭ではどのように動けばいいかわかっているつもりでも、実際に体を動かしてみると、他の人のように上手くいかないことが原因となっているようです。

5.リズム感がない人

リズム感がない人も、運動神経が悪いと言われることがあります。例えば、ダンスの場合、音楽に合わせて踊る必要がありますよね。音楽に合っていないと遅れて動いてしまうことになるため、周りから見るとリズム感がないように思われてしまうのです。

運動神経を改善する方法3選

運動神経が悪いからといって、諦める必要はありません。少しずつトレーニングをするだけでも、運動神経が改善する見込みがあるからです。ここでは、運動神経を改善する方法をいくつかご紹介します。

1.走る動作を身につける

運動神経が悪い人の特徴に走り方が独特なケースがありますが、これは正しい動かし方がわからないため、独特なフォームになっていることが原因です。

そのため、とにかく走ることに慣れるようにしましょう。走るときの動きに慣れれば、必然的にバランスの良い走りを身につけられます。そうすることで体のバランスが鍛えられるため、徐々に運動神経の改善につながっていくでしょう。

2.左右対称のスポーツにチャレンジしてみる

左右対称に体を動かす運動である左右対称のスポーツをすることも、運動神経を改善させる方法のひとつです。左右対称のスポーツの代表的な存在が、水泳です。

水泳は基本的に左右対称の動きをすることが多いスポーツのため、左右の体を偏りなく鍛えることができます。さらに水の中で泳ぐことによって呼吸に制限がかかるため、心肺機能の向上にも役立つでしょう。

3.体幹を鍛える

体幹を鍛えることも、運動神経の改善には有効な方法です。体幹が強いと、体の軸がブレにくくなるため、筋肉の力を最大限発揮できます。

この軸が安定すると、筋肉をスムーズに動かせるようになるため、頭の中で思い描いている動きと実際の体の動きとのギャップを埋められるのが特徴です。

運動神経の悪さは視力も関係している

運動神経の悪さは視力も関係している

私たち人間は多くの情報を目から収集し、その情報に対して、次はどのように動くかを脳が判断したのち、身体を動かしています。

つまり、視力が悪いと目で情報を捉える力が鈍っているということになるため、運動をしている際に判断し、とっさに行動する力が落ちてしまった結果、運動神経が悪いと思われる状況を作り出しているのです。

わかりやすく言うと、自分の方向に向かってくるボールがあったとします。このとき、向かってくるボールの距離がうまく掴めず、キャッチできないということがありました。これは、距離や位置関係を判断する目の能力の一つである「深視力」が関係しています。

この深視力が低下していることによって、ボールが飛んできたときに掴めないという状況を作り出し、運動神経が悪いと言われてしまうようです。

眼と手の協応動作も運動には必要な能力

運動をする際は、見たものを素早く、そして正確に判断する能力も備えていなければなりません。

それを判断できるのが「眼と手の協応動作」という能力で、この能力を鍛えることで運動をする際に手足を素早く動かせるようになるでしょう。

他にも、運動には「動体視力」や「瞬間視」などたくさんの能力が密接に関係しています。スポーツとの関係性について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ビジョントレーニングで目を鍛えれば運動機能の向上が見込める

ビジョントレーニングで目を鍛えれば運動機能の向上が見込める

「深視力」や「眼と手の協応動作」などの能力が低下していた場合でも、ビジョントレーニングをして目を鍛えることで、ものを見て判断する力がつくため、運動機能の向上が見込める可能性があります。

ここでは、この二つの能力を鍛えるための簡単なトレーニング方法を確認しておきましょう。

深視力を鍛えるためのトレーニング方法

まずは距離を推測するために、身近にあるものの距離や長さを推測します。その後、実際にメジャーを使って、正確な位置関係を確認しましょう。

始めのうちは間違えることが多いかもしれませんが、慣れてくると徐々に距離感を掴めるようになります。

眼と手の協応動作を鍛えるためのトレーニング方法

目で転がってくるボールを捉え、目で追ってみましょう。すると、ボールが到達する大体の位置とタイミングを脳が把握してくれます。

そのままボールを目で追いながら体を動かし、手を伸ばしてボールをキャッチしてみましょう。

さいごに:運動神経の悪さはビジョントレーニングで改善させよう

さいごに:運動神経の悪さはビジョントレーニングで改善させよう

目で見て捉えた情報が正確でなければ、そのスポーツに必要とされる動きが取れないため、質の高いプレーには繋がらないでしょう。優れた運動機能を発揮するには、正しい情報を正確に素早く取り入れる「目」が必要です。ビジョントレーニングをすることで、運動機能の向上に必要な「深視力」や「眼と手の饗応動作」を鍛えられるようになります。

また、最近では自宅で簡単にビジョントレーニングを始められるアプリやYouTubeなどがたくさん配信されています。運動能力を少しでも向上させるために、ビジョントレーニングしてみたいと思ったら挑戦してみるとよいでしょう。

ビジョントレーニングをできる施設はあまり多くはないですが、北海道でも徐々に増えつつあります。千里堂メガネ網走本店では、運動能力を最大限に引き出すためのスポーツビジョントレーニングを実施中です。

身体の筋肉を鍛えたり、ストレッチを行ったりするのと同じく、トレーニングを継続して行っていくことで少しずつ効果が現れるようになるので、運動機能の向上を目指して始めてみてはいかがでしょうか。

千里堂のビジョントレーニングは予約制となっておりますので、ビジョントレーニングが気になった方は千里堂までお気軽にお問い合わせください。

問い合わせ

お電話予約 受付時間10:00〜19:00 LINE予約