ビジョントレーニング

千里堂ブログ

少年野球・草野球が上手くなりたい方必見!プロ野球選手も行っているビジョントレーニングとは?見る力を鍛えて結果を出す!

ビジョントレーニングは、目を動かすための筋肉を鍛え、動体視力などスポーツに必要な見る力=視覚能力を向上させるトレーニングです。

野球をはじめとしたスポーツは、静止しているもの以外に動いているボールや人の動きを捉え、動作に結びつけます。スポーツにおいて「見る力」は非常に大切です。

野球において、ビジョントレーニングがどのような効果を発揮するか詳しく解説いたします。

野球におけるビジョントレーニングの重要性

野球において視覚能力は非常に重要です。特に打撃面での動体視力の重要度は、どのスポーツよりも高い傾向にあります。

ひと昔前まで、打撃で好成績を残していたプロ野球選手が早い段階で引退を決める傾向があったのも、動くものを見る力「動体視力の衰え」がひとつの原因といわれています。

読売ジャイアンツでは、2016年から新人トレーニングや試合前のトレーニングにビジョントレーニングを採用しています。

現在、国内のプロ野球では方法や規模は異なりますが、さまざまチームがビジョントレーニングを導入しています。

子供の運動能力が大幅に伸びる”ゴールデンエイジ”に視覚能力を鍛える

元シアトル・マリナーズのイチロー選手は、子供の頃、通り過ぎる自動車のナンバーを読み取り、瞬時に足し算をする遊びをしていたそうです。

この遊び、実はビジョントレーニングの一種です。

イチロー選手は、当時意識して行っていたワケではないと語っており、結果的にビジョントレーニングを子供の頃から行っていた。ということらしいですが…。

子供には成長していく過程の中で、身体能力、運動能力が著しく発達するゴールデンエイジと呼ばれる時期が訪れます。

能力ごとに成長しやすい時期や個人差がありますが、子供の運動能力が最も伸びやすい時期は9歳から12歳くらいまで、目のゴールデンエイジは運動能力よりも少し早く5歳から12歳くらいの間だといわれています。

運動能力の伸びてくる時期に合わせ、視覚能力を強化することができれば、運動能力と視覚能力の相乗効果を期待することができます。

ビジョントレーニングは、将来プロ野球選手を目指すジュニアチームでの導入が多くあります。

 野球に必要な「見る力」とビジョントレーニングの効果

ビジョントレーニングは、スポーツ全般に効果的なトレーニング法ですが、それぞれスポーツによって必要とされる視覚能力は異なります。そのため、ビジョントレーニングは伸ばしたい能力に合わせて行うのが理想的です。

野球が上手くなるためには、どのような「見る力=視覚能力」が必要なのか、ビジョントレーニングの効果と合わせて解説いたします。

動体視力

動体視力は、近づいてくるものや上下左右に動くものを見る能力です。

動体視力は2種類に分類され、奥から目の前に近づいてくるものを見る能力をKVA 動体視力、左右に動くものを見る能力をDVA 動体視力といいます。

バッティング技術を向上させるためには、速いスピードで投げられた球の動きを正確に捉え、バットの芯にあてる能力が必要です。

ビジョントレーニングは、KVA 動体視力を鍛える効果があり、バッティングをするとき、向かってくる球の動きが見やすくなります。また、動体視力の向上は基本的な運動能力のアップにとても役立ちます。

瞬間視力

瞬間視力は、瞬間的に見えたものを正確に記憶する能力です。

瞬間視力は動体視力の元となる能力でもあります。投手が投げた球のコースやスピードを瞬時に把握し、球の未来位置を正確に予想できれば、バッティング能力が向上します。

また、瞬間視が求められるのは打撃だけではありません。

捕ってから投げるまでに素早い動作が求められるキャッチャー、他の守備選手からの送球を受ける回数が多いファースト、守備選手として連携プレイの高い精度を求められるショート、確実な補球を求められるレフトなどのポジション選手にとても必要不可欠な能力です。

イチロー選手が子供の頃に行っていた足し算遊びは、瞬間視力のビジョントレーニングです。

眼球運動

眼球運動は、視点をパッと動かしたり、動くものを目で追う能力です。

眼球運動は、球や走者の動きを正確に捉えるために必要となります。スムーズな眼球運動が行えるようになると、首の動きを少なくし、目の動きだけで対象物を見やすくなります。

眼球運動を鍛えることで、野手や走者の動きを見ながらの打撃、捕球能力の向上が期待できます。また、両眼の眼球の動きがスムーズに行えないと、動体視力の低下を招くため、常に鍛え続けたい能力でもあります。

眼と手の協応動作

眼と身体の協応動作は、目でとらえた目標に手で素早く反応する能力です。

目で見た情報を活用して、身体を素早く正確に動かすためには、目から脳へ、脳から手へと体内での伝達をスムーズに行わなければなりません。

反射的な動きが勝敗を分ける野球では、どのポジションでも必要な能力です。

ビジョントレーニングの効果

野球は、投げる・打つ・守る・体力の強化などさまざまな練習が必要なスポーツです。ビジョントレーニングは、KVA 動体視力、眼球運動 、瞬間視、眼と手の協応動作を鍛え、野球パフォーマンスの向上を促します。

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千里堂メガネでは、専門スタッフお客様が伸ばしたい能力に合わせたビジョントレーニングの指導を行っております。

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