昔は「外遊び」は当たり前でしたが、いまの子どもたちはゲームや動画はもちろん、最近では新型コロナウイルスの影響もあり、外で遊ぶ時間が減っているということが分かっています。
実は外遊びには発達に大きく影響を及ぼす効果がたくさんあり、子どもの成長には欠かせない要素がたくさんあります。
身体能力だけでなく、心の発達にも良い影響がたくさんあるので、外遊びのメリットや方法について詳しく見ていきましょう。
子どもが外遊びで得られる効果まとめ
子どもが外遊びで得られる効果はたくさんあります。身体の発達と心の発達に分けてご紹介します。
- 体力・運動能力が上がる
- 安全能力が身につく
- 骨が健康に育つ
- 自律神経が整う
- 脳の発達により学習能力が向上する
- 近視の進行を抑制する
- ストレスを軽減する
- うつ状態を予防、抑制する
- 感情が発達する
- 積極性が育つ
外遊びによって運動能力だけでなく、脳の発達により学習能力の向上も期待できるのは意外と知られていない事実ではないでしょうか。
また、現代の子どもたちはスマホの普及や長時間の勉強により近視が進みやすい環境にあるので、近視を抑制できるというのも外遊びの大きなメリットです。
安全性の高い子どもの外遊びの方法5選
外遊びは一歩間違えればケガや事故の原因にもなります。
周りの環境には注意して、なるべく車が通らない広場や公園などの広いスペースで遊ぶようにしましょう。
ここでは子どもたちが安全に遊ぶことができる外遊びについて、5つご紹介したいと思います。
➀鬼ごっこ
外遊びの定番鬼ごっこはルールも簡単なので、誰でも気軽に遊ぶことができます。
基本形の鬼ごっこに加え、氷おに、手繋ぎおに、線おになどのアレンジバージョンもあるので、飽きずに遊びながら持久力や筋力をつけることができます。
②縄跳び
縄跳びは省スペースで一人で遊ぶこともできれば、大縄跳びで大人数で遊ぶこともできます。
縄跳びは全身運動になるので、持久力の向上や筋力向上の効果が期待できます。また、大縄跳びでは特に、集中力や社会的適応力の向上も期待できます。
③だるまさんが転んだ
こちらも外遊びの定番ですが、ルールも簡単で人気の遊びの一つです。
大きい声を出すことで腹筋も鍛えながら、体幹筋も鍛えることができる遊びの一つです。
④シャボン玉
道具を使って遊ぶ方法の一つにシャボン玉があります。
簡単に購入することができ、運動が苦手という子も夢中になって遊べる方法です。道具も上手に活用しながら、天気の良い日は積極的に外で遊ばせるようにしましょう。
⑤バドミントン
外遊びにスポーツを取り入れることで、さらなる運動能力向上が期待できます。
友達どうしはもちろん、家族で遊ぶのも良いでしょう。楽しく遊びながら、反射神経を鍛えることができます。
子どもに外遊びの楽しさを知ってもらう方法
子どもは好奇心が旺盛なため、親が言わなくても自然に外遊びに夢中になるものです。しかし、現代の子どもたちは家でのゲームやスマホなどについ気を取られ、自発的に外遊びをする機会が減っています。
子どもたちが積極的に外遊びをするようになるためには、まず親が外に連れ出して一緒に遊ぶというのが効果的です。
子どもたちも親が楽しく遊んでいる姿を見ると、自然に「外遊びは楽しいもの」と覚えるようになります。
一緒に外で遊んだ時は、「今日はいっぱい体を動かして気持ち良いね」「前より足が早くなったね、すごいね」など、ポジティブな言葉をかけてあげるようにしましょう。
外遊びが嫌いな子どものためにできる代替手段4つ
ここまで外遊びの効果や方法についてご紹介してきましたが、お子さまによっては「外遊びが嫌い」ということもあるでしょう。そういう時は無理に遊ばせるのではなく、代替方法を使ってなるべく体を動かすようにしましょう。
➀習い事をさせる
習い事はその道のプロが教えてくれるため、子どもたちも自分の成長を感じながら出来るのが魅力の一つです。
周りの子も同じことをやっていることで、子どもの協調性や競争心を刺激しながら充実感をもって通うことができます。
注意点は、習い事と勉強で忙しくなりすぎて睡眠等に影響が出ないよう、親がスケジュールをしっかりと管理してあげることです。
体を動かす習い事としておすすめなのがバドミントンやバスケ、サッカーなどの競技系や、音楽に合わせて楽しく体を動かせるダンス等です。
②親と一緒に体を動かす
体を動かすのが苦手な子も、親と一緒にできるのであればその時間を楽しみたいという子もいます。
例えば一緒にウォーキングやハイキング、山登りをするのも立派な外遊びです。遠足気分で楽しめ、季節による景色の移り変わりも楽しむことができるので非常におすすめです。
③キャンプ場や海水浴場で運動させてみる
家族のレジャーで行くキャンプや海水浴場では、自然に子どもたちの「体を動かす」という好奇心を刺激することができます。
キャンプ場では自然豊かな環境だからこそできる遊びがたくさんあります。
例えばフリスビー、スラックライン、場所によってはカヌーや川遊びを楽しむことができます。
海水浴場では浮き輪やボートなどを使って、普段できない遊びを存分に楽しみましょう。
④犬の散歩を毎日させる
犬を飼っている家では、犬の散歩を子どもに担当してもらうのも良いでしょう。
大好きな犬の散歩であれば、喜んでやってくれるお子さまも多いのではないでしょうか。
安全には配慮して、明るい時間に散歩に行くようにしましょう。
まとめ
ここまでで、外遊びによって得られる効果や方法についてご紹介してまいりました。
現代の子どもが外遊びから遠ざかっている一番の理由は「ゲーム」「スマホ」などの普及です。それらのデジタルデバイスは子どもたちを家に閉じこめるだけでなく、「視力」にも大きく影響しています。
身体能力の中でも特に視力は日常生活に影響を及ぼしやすく、子どもたちの学習意欲にも密接に繋がっていると言われています。
子どもたちの大事な視力を守るために、親たちは外遊びを積極的にさせる工夫をすることが大切になります。
私たち千里堂メガネ網走本店もお子さまの視力維持を重要と捉え、子どもたちの視力を守るための適切なメガネやかけ方をご提案しています。
また、「ビジョントレーニング」といって子どもたちの「見る力」を高めるトレーニングも提供しております。ビジョントレーニングをすることで学習能力や注意力・コミュニケーション力の向上が期待できます。
詳しくは『千里堂網走本店 公式ホームページ』をご覧ください。
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