メガネ選びは、洋服を選ぶように、自分らしさを表現できる楽しいものです。しかし、いざメガネを選ぼうとすると、「自分に似合うメガネはどれだろう?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
千里堂では、多くのお客様と接する中で、メガネ選びに関する知識の差が、満足度の違いに繋がっていることに気づきました。
そこでこの記事では、メガネ選びのプロである千里堂が、「自分に似合うメガネとは?」という疑問を解決し、あなたにぴったりのメガネを見つけるためのヒントを8つの視点からご紹介します。
- 顔の形: 丸顔、面長など、顔の形に合わせたフレームを選ぶとバランスがよくなります。
- 顔の幅: 顔の幅に合わせたフレームを選ぶことで、顔の印象を調整できます。
- 眉毛: 眉毛の形や位置に合わせて、フレームの上端を調整することで、より自然な印象に。
- 黒目の位置: 黒目の位置に合わせてレンズの中心を調整することで、視界がクリアになり、疲れにくくなります。
- ファッション: 普段の服装に合わせて、カジュアルなフレームやフォーマルなフレームなど、様々なスタイルを楽しめます。
- 髪型: 髪の長さやスタイルに合わせて、フレームの形状や色を選ぶことで、全体のバランスがよくなります。
- メイク: メイクの色や濃さによって、似合うフレームの色も変わってきます。
- フィッティング: プロのフィッティングによって、メガネが顔にぴったりとフィットし、快適にかけられます。
しかし、メガネ選びは、あくまでも一つの「セオリー」です。
千里堂では、「セオリーにとらわれず、あなたが本当にかけたいメガネを選んでほしい」と考えています。プロのフィッティング技術で、どんなメガネもあなたに似合うように調整することができます。
この記事を読めば、メガネに関する知識がメキメキ身に付き、一気に中級者並みの水準になり、失敗するメガネ選びのタブーを回避できるようになるはずです。ぜひ最後まで読み進めていただけますと幸いです。
似合うメガネと顔の形の関係
まずは王道の「顔の形」について整理しましょう。一般的に、顔の形に似合うとされるメガネは、次のように整理できます。
- 丸顔さん
- 楕円形さん
- スクエアさん
- ハート型さん
- 三角形さん
似合うメガネと顔の幅の関係
メガネと顔には「黄金比」と呼ばれる、美しさのバランスがあります。黄金比を知っていれば、より自分に似合うメガネを選びやすくなります。
【フレームの縦幅】
眉からあごまでの長さの約1/3が目安です。これより縦幅が大きいと顔が短く見え、小さいと顔が細長く見えてしまうことがあります。
【フレームの横幅】
顔の横幅とほぼ同じ大きさが理想的です。横幅が小さいと顔が大きく見え、大きいと小顔効果が期待できますが、顔の印象が重くなる場合も。
似合うメガネと眉毛の位置の関係
メガネを選ぶ際には、眉毛とのバランスが非常に重要です。顔に合っているメガネでも、眉毛の形が合っていないと強い違和感を感じることがあります。
例えば、丸メガネをかけている人の眉毛が鋭い角度で上がっていると、丸メガネの柔らかい印象と眉毛のきりっとした印象がアンバランスに見えてしまいます。
理想的なバランスとは、メガネの上部フレームが眉毛のラインと一致し、平行になっている状態です。
ワンポイントアドバイス:眉毛の濃さとメガネ
実は眉毛の濃さも似合うメガネ選びにおいて重要です。たとえば眉毛が薄い人は、フレームが太いメガネがとてもよく似合います。
たとえば眉毛が薄い人のためにつくられた「サーモントメガネ」はとても有名です。
逆に眉毛が太い人は、細いフレームのメガネをかけると調和がとれてバランスよく見えますよ!
ぜひあなたも、眉毛の濃さも意識してメガネを選んでみてくださいね。
似合うメガネと黒目の位置の関係
レンズを縦横に5等分したときにできる交点のうち、少し上寄りで目頭側の点に瞳孔が位置すると、黄金比とされる美しいバランスが生まれます。
要するに、メガネのレンズの中央に瞳がくる状態が理想的です。
瞳の位置がずれると視界や見え方にも影響を与えるため、正確なフィッティング技術が欠かせません。
似合うメガネとファッションの関係
メガネは単なる視力矯正具ではなく、顔の一部であり、ファッションアイテムでもあります。
たとえば、
- カジュアルなスタイルには、太めのフレームや丸みのあるデザインがおすすめです。
- フォーマルなスタイルには、細身のフレームやスクエア型のデザインが適しています。
- 個性を強調したい場合は、ユニークなカラーや形状のフレームに挑戦してみましょう。
このように、メガネとファッションを組み合わせることで、より魅力的な自分を演出できます。ファッションとの相性を意識して、メガネを選んでみてください。
また、好きな俳優やアーティストのファッションを参考にするのも良いアイデアです。新しい発見や気付きがあるかもしれませんよ。
似合うメガネと髪型の関係
メガネと髪型は、顔の印象を大きく変える重要な要素です。どちらも「顔」の中心にある目立つ部分なので、この2つを上手く組み合わせることで、あなたの魅力を最大限に引き出すことができます。
メガネと髪型のどちらを強調したいか考えよう
メガネと髪型は、片方を主役にすることで、よりバランスの取れたスタイリングが可能になります。
- メガネを主役にしたいとき:個性的なデザインのメガネを選ぶ際は、髪型はシンプルにまとめ、メガネの存在感を引き立てましょう。
- 髪型を主役にしたいとき:華やかなヘアスタイルにしたい場合は、シンプルなデザインのメガネを選び、髪型を際立たせるのがおすすめです。
メガネの形と髪型の組み合わせのコツ
メガネの形によって、似合う髪型は異なります。以下に例をあげてみましょう。あくまで一例ですので、参考までに。
【ボストン型】
丸みのある優しい印象なので、柔らかなパーマや巻き髪がよく合います。
【スクエア型】
知的な印象を与えるので、すっきりとしたショートヘアやストレートヘアがおすすめです。
【ウェリントン型】
カジュアルな印象なので、カジュアルな服装に合わせやすい、ラフなスタイリングが似合います。
なりたいイメージに合わせて選ぼう
髪型やメガネの選び方に迷ったときは、芸能人やアーティストのスタイルを参考にすると、イメージが具体的になります。「知的で穏やかな印象にしたい」「トレンド感のあるスタイルに挑戦したい」など、あなたの理想のイメージに合わせてメガネと髪型を選びましょう。
似合うメガネとメイクの関係
メガネのフレームの有無や色によって、似合うメイクも変わってきます。この記事では、メガネとメイクの美しい組み合わせ方をご紹介します。
【フレームの有無で変わるアイメイク】
- フレームなしメガネ: 目元が寂しく見えがちなので、明るい色合いのアイシャドウで華やかさをプラスしましょう。コーラルピンクやラベンダーなど、パッと目を引く色がおすすめです。
- フレームありメガネ: フレームが顔の印象を左右するため、アイメイクは控えめにするのがおすすめです。落ち着いた色合いのアイシャドウを選び、ナチュラルな仕上がりを目指しましょう。
【フレームの色とアイシャドウの組み合わせ】
- ブラウン系フレーム: オレンジ系、レッド系など、暖色系のアイシャドウがおすすめです。
- ネイビー系フレーム: パープル系、グリーン系など、少し個性的な色が◎。
- ブラック系フレーム: グレーや濃いブラウンなど、クールな印象を与える色がおすすめです。
【その他のポイント】
- マスカラ: 上まつげよりも下まつげを強調することで、抜け感のある印象に。
- 眉毛: メガネの形やフレームの色に合わせて、眉の形や色を調整しましょう。
「メガネに似合うセオリー」はあくまで参考程度にしよう
ここまで、メガネを選ぶ際の一般的なセオリーについて解説してきました。しかし、人間は一人ひとり顔の形や骨格、そして好みが異なるため、セオリーだけでは決して全てを語れません。
例えば、「丸顔の人は丸メガネが似合わない」という一般的な考え方がありますが、実際に試してみると、意外に似合う方もたくさんいらっしゃいます。
千里堂では、このような「セオリーに当てはまらないけれど、その人にぴったりのメガネ」を見つけるお手伝いを数多く行ってきました。
メガネは、単に視力を補正する道具ではありません。それは、あなたの個性を表現し、毎日を楽しくするファッションアイテムでもあります。
「自分にメガネは似合わない」と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それは必ずしも正しいとは限りません。周りの意見に左右されることなく、まずは色々なメガネを試してみて、自分が心地よく、そして「素敵だな」と思えるメガネを見つけてみましょう。
アプリ診断で似合うメガネを選ぶことはできる?
近年では、顔を読み取ってフレームが合うかどうかシミュレーションができるような機能のあるアプリが提供されています。そのようなサービスを用いて、来店前に自分に合うメガネを選ぶことができるのはひとつのメリットです。
しかし、メガネのフレーム選びで何より大事なポイントは、「フィッティング」です。先ほど紹介したようなレンズの中の瞳孔の位置は、そのようなアプリでは正確に反映されません。
後悔しない、自分に似合うフレームを選ぶためには、やはりメガネ店で自分の顔に合ったメガネを選び、フィッティングしてもらうことが何よりも重要であると言えるでしょう。
千里堂は国家資格を持つプロが在籍し、違和感のないかけ心地のフレームになるようにフィッティングします。
似合うメガネを選んでほしい時は「眼鏡作製技能士」の在籍しているお店を探そう
メガネの似合う・似合わないは、「フィッティング」がカギを握っています。
なんとなくいいなと思ってディスプレイのメガネをかけて、鏡を見てみると、「なんか違うな……」とがっかり。そんな経験ありませんか?「メガネが似合わない」と悩む人が100人いたとしたら、そのうち90人が経験するといっても過言ではありません。
ディスプレイに飾られているメガネをそのままかけて「似合わない」のは、ごく当たり前のことです。なぜなら、その人の顔にぴったり収まるようにフィッティングしていないからです。
つまり、本当はフィッティングをすれば似合うメガネなのに、ディスプレイに飾られている状態で「似合わない」と判断している可能性があるわけです。
ですから、けっきょくは「いつものメガネのフレーム」で妥協せざるを得なくなり、いまいちテンションがあがらない、モヤモヤしたお買い物をすることになってしまいます。
フィッティングをしていないメガネで「似合う」「似合わない」を判断していると、本当に自分がかけたいメガネをかけることができず、おしゃれを楽しめなくなります。それってすごくもったいないですよね。
本当に似合うメガネをお求めなら、少なくともフィッティングのプロである国家資格「一級眼鏡作製技能士」の在籍店を選ぶようにしましょう。
千里堂は国家資格「一級眼鏡作製技能士」を保有するスタッフが、正確な理論と長年の経験で、「あなたが本当にかけたいメガネ」をかけられるようにいたします。
「メガネがしっくりこない」とお悩みの方へ
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