スマホやパソコンやタブレットなど、私たち現代人の生活の中にはデジタル機器の使用が深く根付いています。これまで多くのメガネ店が「ブルーライトカットメガネ」(パソコン用メガネ)を提供してきましたが、最近の研究ではブルーライトカットのメガネの効果について疑問が投げかけられています。

「ブルーライトが目の疲れの原因だ」という仮説が覆ったわけですね。
もともと千里堂は、「目の疲れ」をもたらす要因が、もっと別のところにあると考えてきました。
そこでこの記事では、近くを見るときの目の負担をやわらげるメガネ「ラクミエ®」の千里堂が、
ブルーライトカットメガネの効果に関する研究をもとに、「実際のところブルーライトカットは意味がないのか?」という疑問に答えつつ、本当に役立つパソコン用メガネとは何なのかについて解説します。
「パソコンで目が疲れないメガネ」、あります。
本来メガネは、距離に応じて使い分ける道具です。しかし現代では、その常識が失われつつあります。当たり前のことを、当たり前にする。ただそれだけで目の疲れや視力低下のリスクから逃れることができるのです。 千里堂は徹底したヒアリングと緻密な視力測定で、あなたに合う一生モノのメガネをご提案します。まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

ブルーライトカットメガネが意味ないといわれる理由
そもそもブルーライトとは何だったのか?
ブルーライトとは、私たちの目に入る光の中のある、波長380〜495nmほどの青色の光のことを言います。
他の光と比べてエネルギーが強い特徴があり、デジタル機器から放出される光だけでなく太陽光にも含まれています。
▶これまで期待されていた効果
- 【目の負担の軽減】ブルーライトは散乱しやすく、まぶしさやチラつきの原因となるため、カットすることで目の疲れを和らげる可能性があります。
- 【コントラストの向上】ブルーライトをカットすることで、光の乱反射が抑えられ、コントラストが向上し、物がはっきり見やすくなる可能性があります。
- 【睡眠への影響軽減】ブルーライトは体内時計を狂わせ、睡眠の質を低下させる可能性があるため、就寝前の使用で睡眠改善が期待できるという研究結果もあります。
- 【眼精疲労の予防】デジタルデバイスの使用に伴う眼精疲労の症状を予防する可能性があるとされています。
ブルーライトカットメガネが普及した背景
ひと昔前、国内外のメガネ店が、ブルーライトカットメガネ(パソコン用メガネ)を「パソコン作業で目が疲れない」効果があるとして売り出しました。
デジタル機器から発せられるブルーライトは、太陽光に含まれる光と同じものであるため体内時計に影響して睡眠の質を下げたり、ブルーライトの強い光によって目の疲れに影響すると言われていたのです。
パソコン作業を長時間する人がブルーライトカットメガネを使ってブルーライトを遮断することで、そのような睡眠の質の低下や目の疲れを防ぐことができる……という消費者の期待もあり、ブルーライトカットメガネが広く普及したといえるでしょう。

しかし「そもそも目が疲れるとはどういうことか」という“本質”の議論から遠ざかってしまったように思います。
▶関連記事「あなたのメガネ「見えすぎ」?現代人のメガネ選びの誤りとは。「疲れないメガネ」はある?専門家がホントに大事なことを伝えます。」
ブルーライトカットメガネは意味がないという研究結果が出るようになった
最近の研究によると、ブルーライトカットメガネが睡眠の質や目の疲れに対して大きな効果を与えない可能性があることが発表されています。
ブルーライトカットのめがね、目の負担軽減の助けにならず 国際研究で結論(CNN)
これは、オーストラリアにあるメルボルン大学のローラ・ダウニー氏による研究発表で、ブルーライトカットメガネの有効性に関する国際研究の結果を報じています。
研究チームが複数の臨床試験データを分析した結果、ブルーライトカットレンズに目の負担軽減や睡眠改善、網膜保護といった短期的な効果は認められないと結論付けています。
さらに研究者は、「長期的な使用によるメリットに関しては今のところ不明であり、ブルーライトカットメガネを買う際は、このような研究結果を認識する必要がある」と主張しており、ブルーライトカット眼鏡の処方を一般的に支持しない姿勢を示しています。
いまブルーライトカットメガネを使っている人はどうすればいい?
いまブルーライトカットメガネを使用している人が、これからのメガネ選びに注目すべきポイントについて解説します。
①本質はパソコン作業で目が疲れないこと
ブルーライトカットメガネの代わりはあるのでしょうか?
代わりを探す際に重要な論点は、「パソコン作業で目が疲れないようにする」ということです。
ですからまずは、パソコン作業をするときの目の使い方を意識することが大切でしょう。
- 適切な距離を維持する
- 長時間連続でパソコン画面を見ない
- 適度に目を休める
という基本を実践することが、はじめの一歩となります。
②パソコン作業で目が疲れない度数のメガネを作ろう
パソコン作業による目の疲れを防ぐためには、パソコンを見る距離に適した度数のメガネを作ることが重要です。
結論をいうと、少なくともわたしたち千里堂は、日々のデスクワークで疲れないメガネをご提案することが可能です。

わたしたちは「近くを見るときの目の負担をやわらげる」をコンセプトにしたメガネをオーダーメイドでつくっています。
「自分の視力に合ったメガネの度数はひとつ」と思う方もいらっしゃるかと思います。
実は、メガネの度数というのは視力によって決まるのではなく、その人が「どう見えるようになりたいか」で決まります。

意味のあるパソコン(PC)用メガネをつくるために知るべきこと
ブルーライトカットメガネのニーズは、つまるところ「パソコン作業で目が疲れないこと」でした。
ならば、「パソコン作業で目が疲れない」という理想に近づくメガネならば、パソコン(PC)用メガネには、大いに意義があると言えるでしょう。
千里堂はこれまで多くのお客様に「目の負担をやわらげるラクミエ®」という、オーダーメイドのメガネを提供してまいりました。
では、千里堂のメガネはどういった原理で出来ているのでしょうか。以下で解説します。
①目は近くを見るときに最も負担がかかる
メガネ・コンタクト・裸眼を問わず、もともとわたしたちの目は、近くを見るときに最も負担がかかる構造をしています。近くのものにピントを合わせるために目の筋肉が収縮し、負荷がかかるのです。
では、長時間、近くを見続けるとどうなるでしょうか。目の疲れ・視力低下・肩こり・頭痛・集中力散漫などの諸症状として現れてきます。当然、これらの弊害は、ブルーライトカットメガネで防ぐことはできません。
そのため、長時間のパソコン作業は、目の負担を増大させ、視力低下を招く危険性が高いといえます。「昔から裸眼の視力がよかったのに、営業からデスクワークに回ったとたんに、みるみる目が悪くなった」という経験がある方は、今後もさらに視力が悪化するかもしれないので要注意です。
②一般のメガネは「遠くが良く見える」前提でつくられている
さらに厄介なのは、一般的なメガネは「遠くがよく見える」ことを前提にレンズをつくっています。なぜかというと、「よく見える」の定義を「遠くがよく見える」に据えているからです。
そのため、もしあなたが、度付きのブルーライトカットメガネを常用しているとしたら、目にかなりの負担をかけているといえます。遠くがよく見えるメガネで近くを見るということは、これまで以上の負荷でピント調整しなければならないからです。
【結論】パソコンで目が疲れないメガネとは「近くを見るときの負担を軽減するメガネ」のこと!
千里堂は「近くの見え方」にこだわったメガネ店であり、パソコン作業で目が疲れないメガネづくりのプロフェッショナルです。
千里堂の「目が疲れないメガネ」の特徴
- 目の負担を減らして視力低下を防止
- 目の負担を減らすことで視力が回復する場合もある
- 一人ひとりに合ったオリジナルカスタムレンズ
千里堂のサービスの特徴
- 完全予約制で丁寧なヒアリングと問診
- 納得いくまで疑問をぶつけられるマンツーマン体制
- 国家資格の一級眼鏡作製技能士が在籍
- 一人ひとりの目の使い方のクセを分析したメガネづくり
- メガネがいらなくなる生活を目指したアフターサポート
- 高品質の国産メガネブランドのみ取り扱う徹底したこだわり
千里堂でメガネをつくる際の事前情報
- まずは予約で無料の視力測定をお試しください
- ヒアリングは1~2時間が目安
- 東京(浜松町)、札幌(琴似)、北見、斜里、網走で対応可能
- 予算はフレーム+レンズ+ケース+メガネ吹きで5万円から
- 持ち込みのメガネフレームがあればレンズのみのご購入でOK
- 完全オーダーメイドのため納品まで1週間~10日間
- クレジットカード分割支払い大歓迎です
「パソコンで目が疲れないメガネ」、あります。
本来メガネは、距離に応じて使い分ける道具です。しかし現代では、その常識が失われつつあります。当たり前のことを、当たり前にする。ただそれだけで目の疲れや視力低下のリスクから逃れることができるのです。
千里堂は徹底したヒアリングと緻密な視力測定で、あなたに合う一生モノのメガネをご提案します。まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

さいごに
「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」
千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。ヒアリングには60~120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。
千里堂はあえて、度数を落としたレンズを提案することがあります。そのほうが、目をいたわることができますし、何より、目の疲れから解放されます。そして、「いつかあなたが、メガネをかけなくてよくなるように」と本気で願っています。
千里堂はメガネ店ですが、メガネを売っていません。千里堂のサービスは、“メガネがなくても快適に過ごせる生活のサポート”なのです。
人生100年時代といわれています。目は、替えがきかない繊細な器官です。目を酷使すると、身体の様々な不調となって現れます。目の不調を放置したまま、この先、20年、30年、40年も、度数の合わないメガネをかけ続けるデメリットを考えると、メガネ選びは、一生モノの買い物をするつもりで真剣に取り組むべきでしょう。
まずは一度、千里堂で無料の視力測定を受けてみませんか? メガネの購入をおすすめすることはありませんのでご安心ください。まずはあなたに、自分の目のことを知ってほしいのです。自分の目をいたわる大切さを知っていただくだけで、千里堂としては本望です。
一人でも多くの方が、ご両親から譲り受けた大切な目を、末永く健康にいたわり続けていただけることを、心から願っております。
「パソコンで目が疲れないメガネ」、あります。
本来メガネは、距離に応じて使い分ける道具です。しかし現代では、その常識が失われつつあります。当たり前のことを、当たり前にする。ただそれだけで目の疲れや視力低下のリスクから逃れることができるのです。
千里堂は徹底したヒアリングと緻密な視力測定で、あなたに合う一生モノのメガネをご提案します。まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。