メガネの選び方

千里堂ブログ

メガネの寿命:失敗しない買い替えタイミングとは?長く使えるメガネ選びの秘訣を教えます!

メガネの寿命:失敗しない買い替えタイミングとは?長く使えるメガネ選びの秘訣を教えます!

メガネの寿命、それは単なるフレームやレンズの劣化だけでなく、「快適に見えなくなる」瞬間が訪れたときと言えるでしょう。

メガネは、単なるファッションアイテムではなく、目の健康を支える大切な医療機器です。
お金で簡単に買い替えられるものではありません。

メガネの寿命を理解し、適切なタイミングで買い替えることは、目の健康を長く保つためにとても大切です。

千里堂では、一人ひとりの目に合わせたオーダーメイドのメガネ「ラクミエ®」をご提供しています。

しかし、多くのお客様と接する中で、メガネに対する誤解や、満足のいくメガネ選びができていないという現状に気づきました。

そこでこの記事では、メガネの寿命や、快適なメガネを選ぶためのポイントを解説します。
この記事を読めば、メガネ選びの知識が深まり、失敗を防ぐことができるはずです。

この記事でわかること

  • メガネの寿命とは何か?
  • メガネを買い替えるタイミング
  • 長く快適に使えるメガネを選ぶコツ
  • 失敗しないメガネ店選びのポイント

ぜひ最後まで読んで、あなたのメガネ選びにご活用ください。

「メガネがしっくりこない」とお悩みの方へ

千里堂は、徹底したヒアリングと緻密な視力測定で、あなたに合う一生モノのメガネをご提案します。まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

メガネの寿命の平均

メガネの寿命は、素材や使い方によって異なりますが、一般的にレンズは2~4年、プラスチックフレームは2~10年程度が目安です。

レンズの寿命:約2~4年

プラスチックレンズは、見た目は変わらないように見えても、表面コーティングの剥がれや素材の経年劣化により、視界がぼやけることがあります。度数が変わっている場合も、レンズ交換のサインです。

プラスチック(アセテート)フレームの寿命:約2~10年

軽量でデザイン性が高く、多くのメガネに使われています。劣化すると、変形・変色・ひび割れなどが起こります。品質によって耐久性が大きく異なります。

メタルフレームの寿命:適切なケアで10年程度

プラスチックフレームに比べて寿命は長めです。強い衝撃、歪み、汚れ、メッキの剥がれなどが寿命を縮めます。

メガネの寿命をのばす方法

①メガネの扱い方

  • 優しく扱う: メガネを外す際は両手でゆっくりと、顔の前に出すようにしましょう。
  • ケースに入れる: 持ち運ぶ際は必ずメガネケースに入れ、衝撃から守りましょう。
  • 折り畳まない: 頻繁にかけ外しをする場合は、テンプルを折り畳まずに伸ばしたまま保管しましょう。
  • 上部を逆さにする: フレームへの負担を減らすために、メガネを置く際は天地を逆さにするのがおすすめです。

②レンズのケア

  • 水洗い: レンズを拭く前に、流水で軽くすすぎましょう。
  • 専用クリーナー: メガネ拭きと専用のクリーナーを使い、優しく拭き取りましょう。
  • 乾いた布はNG: レンズに傷がつく恐れがあります。
  • 手で触らない: 指紋や皮脂が付着すると、傷や劣化の原因となります。

③保管環境

  • 高温多湿を避ける: プラスチック製のメガネは変形や劣化の原因になります。
  • 直射日光を避ける: レンズのコーティングが劣化したり、変色したりする原因になります。
  • 衝撃に注意: 落としたり、強い衝撃を与えないようにしましょう。

④定期的なメンテナンス

フィッティング調整は欠かさずに。メガネが顔にフィットしているか、定期的に確認しましょう。フィッティング技術には店舗によって差があるため、国家資格「眼鏡作製技能士」を持つスタッフのいるお店を選ぶようにしましょう。

メガネの買い替えを検討するべきポイント

メガネの買い替えを検討する際は、以下の3つのサインに注目しましょう。

①度数が合わなくなったと感じるとき

  • 症状: 目を細めてものを見る、光がにじむ、文字がぼやけるなど。
  • 原因: 近視や遠視、乱視などの度数が変化するため。
  • 影響: 眼精疲労、頭痛、肩こりなどを引き起こす可能性があります。
  • 特に注意すべき時期: 成長期や老眼が始まる時期は、視力が変化しやすいです。

②レンズが劣化しているとき

  • 症状: レンズに黄ばみや傷がある、コーティングが剥がれている。
  • 原因: 紫外線や摩擦、経年劣化による。
  • 影響: 視界がぼやけたり、物が歪んで見えたりすることがあります。

③フレームが劣化しているとき

  • 症状: フレームに傷や変色がある、ネジが緩んでいる、パーツが破損している。
  • 原因: 摩擦、汗、皮脂などによる。
  • 影響: 掛け心地が悪くなり、顔に合わない場合があります。

メガネの寿命がきているのに買い替えないリスク

①目の疲れが加速し、視力低下に繋がる

  • 度数の変化: 目の度数は、年齢と共に変化します。古いメガネを使い続けると、度数が合わなくなり、目が常にピントを合わせようとします。これにより、眼精疲労がひどくなり、視力低下を招く可能性があります。
  • レンズの劣化: レンズに傷やひび割れが生じたり、コーティングが剥がれたりすると、視界がゆがんだり、眩しさを感じたりします。これにより、目が疲れやすくなり、頭痛や肩こりの原因にもなります。

②集中力の低下

  • 視界の悪化: 度数が合わなくなったり、レンズが汚れたりすると、視界がぼやけたり、物が二重に見えたりすることがあります。これにより、集中力が低下し、作業効率が落ちる可能性があります。
  • メガネのずれ: フレームが変形したり、調整が甘くなったりすると、メガネがずれやすくなります。常にメガネの位置を修正しなければならず、作業に集中できない状態が続きます。

③体の不調

  • 頭痛や肩こり: 目の疲れは、頭痛や肩こり、吐き気などの身体の不調に繋がります。
  • 姿勢が悪くなる: 目が見えにくい状態で長時間作業を続けると、姿勢が悪くなり、腰痛や肩こりを悪化させる可能性があります。

メガネの寿命は「メガネの品質」と「フィッティングの技術」が大きく左右します

「次に買い替えるなら、どのメガネ店にしよう?」と迷っていませんか。

もしあなたが、快適な見え心地を長期間維持し、長く使い続けられるメガネを求めているなら、「値段」と「技術」は妥協しないほうがいいかもしれません。

千里堂はこれまでたくさんのお客様の相談にのってきましたが、そこで気付かされるのは、一般の人はメガネ選びのことがよくわからず、いいメガネの価値を知らないまま、なんとなく安価なメガネを選んだり、ショップ店員に言われるがまま選んだりしているということです。

それは、いいメガネの価値を伝えきれていないメガネ業界の責任でもあります。

以下に、寿命が長いメガネ、すなわち長く快適に使い続けられるメガネを選ぶために重要なことを2つまとめてご紹介します。

①安いメガネと高いメガネには質の違いがある

長年接客していて痛感するのが、多くのお客様が「安いメガネと高いメガネの違いがわからない」ということです。メガネ業界が“いいメガネの価値”をしっかりと伝えられていないということも理由としてあるかもしれません。

いまこの記事を読んでいるあなたにぜひ伝えたいことは、低価格のメガネと高価格のメガネには「質」の点で明確な違いがあるということです。

なぜなら、次の違いがあるからです。

  • 低価格帯のメガネ:フレームに融通性がなくフィッティングが難しい。つまりフィッティングが前提でつくられていない=「似合うメガネ」に近づけることが難しい。
  • 高価格のメガネ:細かいフィッティングができるように柔軟性のあるフレームでつくられている。かけたいメガネを似合うメガネに仕立てやすい。

メガネのクオリティや耐久性の点においても、メガネの価格で大きな違いがあります。詳しくは千里堂の本店の記事『「高いメガネ」と「安いメガネ」の違いは?品質・サービスの観点から解説。』をご覧ください。

ちなみに千里堂は、すでに所有しているメガネフレームのお持ち込みを歓迎しています。

「デザインが気に入っているからこれを使い続けたい」「安く手に入れたフレームを使えないだろうか」というご要望がある方は、お気軽にご相談ください。すにでお持ちのフレームを、“より似合うように”仕立てることも可能ですよ。(※フレームの強度によって限界があります)

もちろん「高価格のメガネを買うべき」とまでは言いません。選択肢の一つとして、いいメガネを取り揃えているメガネ店を検討してみてくださいね。では具体的にどんなメガネがあるのかといいますと、以下に一例を挙げます。

【海外ブランド】

  • オークリー(Oakley)
  • ディータ(DITA)
  • レイバン(Ray-Ban)
  • ポールスミス(Paul Smith)
  • ローデンストック(RODENSTOCK)
  • シャネル(CHANEL)
  • カルティエ(Cartier)

など

【国産ブランド】(千里堂イチオシ!)

  • 999.9(フォーナインズ)
  • TAYLOR WITH RESPECT
  • STEADY
  • BCPC(ベセペセ)
  • YELLOWS PLUS 

千里堂は国産メガネの聖地「鯖江」でつくられたメガネを扱っています。丁寧な職人技でつくられたフレームが、精密なフィッティングを可能とするからです。

②メガネ店によってスタッフの技術レベルに差がある

次はスタッフの質のお話です。
千里堂は国家資格「眼鏡作製技能士」を保有するスタッフが在籍するメガネ店です。じつはメガネ店によってスタッフのレベルに違いがあります。

具体的にいうと、次のような点で知識・経験・技術に差があります。

  • 似合うメガネを選ぶセンス
  • メガネに関する体系的な知識
  • 似合うようにメガネをフィッティングする技術
  • メガネがズレないようにフィッティングする技術
  • 快適にメガネをかけるための度数の提案

など。

「メガネの寿命」に関心がある方は、やはり国家資格「眼鏡作製技能士」のスタッフが在籍している店舗を優先的に探してください。一流のフィッティングのプロですから、安心してメガネの相談ができます。

まとめ

メガネの寿命は、目の健康に直結します。
快適にものを見ることができなければ、目に余計な負担をかけてしまいます。

わたしたち千里堂は、「メガネがいらなくなるためのメガネ」を提案する、ちょっと変わったメガネ店です。ミッションは「メガネっ子をゼロにする」こと。

メガネを売ることを目的にしているのではなく、近くを見るときの負担をやわらげて、快適な生活をサポートすることを使命としています。

メガネの寿命に気づいたあなたは、できるだけ早いうちに、まずはお近くのメガネ店に相談してください。購入したお店なら、鼻パッドの交換や、ちょっとしたフレームの調整なら対応してくれるはずです。

そんななかで、もしも

  • 「精度の高いフィッティングをしてほしい」
  • 「メガネ選びをいちからやり直したい」
  • 「いまの度数に納得いっていない」
  • 「しっくりくるメガネに出会ったことがない」

という方がいらっしゃるなら、ぜひ一度、千里堂にお越しください。購入をしなくても結構です。メガネに関する“モヤモヤ”を晴らしたいという方のお越しを心より歓迎しております。

「メガネがしっくりこない」とお悩みの方へ

千里堂は、徹底したヒアリングと緻密な視力測定で、あなたに合う一生モノのメガネをご提案します。まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

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