
最近、光が以前よりもまぶしく感じていませんか? もしかしたら、それは目の疲れや視力の変化、あるいは何らかの病気のサインかもしれません。この記事では、光がまぶしく感じる原因から、すぐにできる対策、そして病院へ行くべきかどうかの判断基準までを詳しく解説します。
光がまぶしく感じる原因とは?
光がまぶしく感じる原因は、光の種類や目の状態によって様々です。
①乱視や老眼
乱視や老眼になると、光が網膜上で正しく焦点を結ばなくなり、光が散乱してまぶしく感じることがあります。特に、夜間や暗い場所で光を見ると、ぎらつきやまぶしさを強く感じることがあります。
②光過敏症
光過敏症は、通常の光に対して過剰に敏感になる状態です。原因は様々で、片頭痛、ドライアイ、白内障、角膜の炎症などが考えられます。また、特定の薬の副作用として現れることもあります。
③スマホやPC画面
スマホやPCの画面から発せられるブルーライトは、エネルギーが強く、目に負担をかけやすい光です。長時間見続けると、目の疲れや痛み、まぶしさの原因となることがあります。
④太陽光やLEDライト
太陽光やLEDライトなど、強い光を直接見ると、目が刺激されてまぶしく感じることがあります。特に、紫外線を含む太陽光は、長時間浴びると目の病気を引き起こす可能性もあります。
光のまぶしさを軽減する方法
光のまぶしさを軽減するためには、以下のような対策が有効です。
サングラスやPCメガネの着用 | 紫外線やブルーライトをカットするレンズを選ぶ |
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部屋の照明の調整 | 間接照明や暖色系の照明を使う |
スマホやPCの設定変更 | 画面の明るさや色温度を調整する |
休憩時間の確保 | 1時間に1回は目を休ませる |
目薬の使用 | ドライアイ対策として人工涙液を使用する |
ブルーライトカットは意味ない?
かつて、「パソコン作業での目の疲れを軽減する」と謳い、多くのメガネ店で販売されていたブルーライトカットメガネ(パソコン用メガネ)。デジタル機器から発せられるブルーライトが睡眠の質を低下させ、目の疲れを引き起こすという説に基づき、その効果が期待されていました。
しかし、近年の研究では、ブルーライトカットメガネの効果について疑問視する声が上がっています。
メルボルン大学のローラ・ダウニー氏の研究によると、短期間の使用では、ブルーライトカットメガネが目の負担軽減、網膜保護、睡眠の質改善などの効果をもたらす可能性は低いことが示唆されています。
ダウニー氏は、長期的な使用による効果はまだ明らかになっていないため、購入を検討する際にはこれらの研究結果を考慮するよう述べています。
したがって、ブルーライトカットメガネの効果に過度な期待をするのではなく、デジタル機器を使用する際の目の負担を軽減するための対策を講じることが重要です。
▶参考「ブルーライトカットは意味がない?本当に役立つパソコン用メガネとは何なのか?メガネのプロがお応えします。」
パソコンの画面がまぶしいときは偏光レンズがおすすめ
偏光レンズは、光の乱反射をカットし、視界をクリアにするレンズです。
偏光レンズのメガネをかけることで、反射光によるストレスが軽減することから、目が疲れなくなる効果も期待できるとして人気があります。釣りやキャンプなどのアウトドア、ゴルフやスキー、スノーボードなどのスポーツを楽しむ人から重宝されているようです。

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光に敏感になったときの受診の目安
以下のような症状がある場合は、眼科を受診しましょう。
- 急に光がまぶしく感じるようになった
- 視力低下や視野の異常がある
- 目の痛みや充血がある
- 頭痛や吐き気を伴う
通常の明るさでも光をまぶしく感じ、目を開けているのがつらい症状を「羞明(しゅうめい)」といいます。
羞明の原因は多岐にわたり、現代医学でもまだ解明されていない部分も多くあります。羞明は、大きく分けて目の痛みを伴う場合と伴わない場合に分類できます。
以下に、羞明の原因となりうる代表的な目の病気について詳しく解説します。
①後発白内障
後発白内障は、白内障手術後に水晶体嚢(すいしょうたいのう)が濁ることで発症します。主な症状は、視力低下、かすみ、光のまぶしさなどです。レーザー治療で比較的簡単に改善できます。
②白内障
白内障は、水晶体が濁ることで視力低下を引き起こす病気です。主な症状は、かすみ、視力低下、光のまぶしさ、物が二重に見えるなどです。進行すると手術が必要になります。
③緑内障
緑内障は、視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。急性の緑内障では、目の痛みや充血、頭痛、吐き気などを伴うことがあり、早急な治療が必要です。
④ぶどう膜炎
ぶどう膜炎は、ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)に炎症が起こる病気です。主な症状は、目の痛み、充血、かすみ、光のまぶしさなどです。原因は様々で、感染症や自己免疫疾患などが考えられます。
⑤眼瞼けいれん
眼瞼けいれんは、まぶたの筋肉がけいれんする病気です。光のまぶしさ、目の乾燥感、異物感などを伴うことがあります。ボツリヌス療法や手術で症状を改善できる場合があります。
⑥角膜感染症
角膜感染症は、細菌やウイルスなどが角膜に感染して炎症を起こす病気です。目の痛み、充血、涙目、光のまぶしさなどを伴います。早急な治療が必要です。
⑦ドライアイ
ドライアイは、涙の量が不足したり、涙の質が低下したりすることで、目が乾燥する病気です。目の乾燥感、異物感、疲れ目、光のまぶしさなどを感じることがあります。
これらの病気は、羞明以外にも様々な症状を引き起こす可能性があります。光のまぶしさが気になる場合は、自己判断せずに眼科を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
(参考:日本眼科学会)