日差しを遮ってくれるサングラスには、紫外線から目を守れたり、眩しさの原因となる乱反射をカットしたりするなどの効果を期待できます。
そんな便利なサングラスですが、複数の種類があることをご存知でしょうか。今回は北海道網走にあるメガネ専門店の千里堂が、サングラスの種類をわかりやすく解説します。また、使い方や選び方までお伝えしますので、サングラスを購入する際の参考にしてくださいね。
サングラスの主な種類
まずはサングラスの主な種類をご紹介します。サングラスはフレームのデザイン、レンズの機能などによって特徴や機能が異なるため、それぞれの違いをしっかりと把握しておくことが大切です。
フレーム
一般的にサングラスのフレームは、大きく分けて以下のような形が主流となっています。
- ウェリントン・・・台形を逆さにしたような形のフレーム
- ボストン・・・逆三角形に近い形をしたフレーム
- スクエア・・・横に長く、四角い形をしたフレーム
- ラウンド・・・ほぼ丸に近い形をしているフレーム
- オーバル・・・卵のような楕円形の形をしたフレーム
- ティアドロップ・・・上部分が四角で、下部分は丸に近い形のフレーム
基本的にはメガネのフレームと同じ形をしているので、購入時はメガネを選ぶときと同じように顔の形に合ったものを選ぶことが大切です。
レンズ
レンズは大きく分けて、5つの種類があります。ここでは、それぞれのレンズの特徴・機能を確認しておきましょう。
カラーレンズ
カラーレンズとは、色つきのレンズのことでレンズの色が濃ければ濃いほど眩しさを遮ってくれます。一般的なブラウンやグレー以外にも、ブルーやオレンジなどの色もあるのが特徴。見た目にもおしゃれなので、レンズのカラーによって相手に与える印象を変えることができます。
偏光レンズ
偏光レンズには、レンズとレンズの間に特殊な偏光フィルムというものが挟み込まれています。このフィルムが乱反射を遮る役割を果たしてくれるため、眩しさをカットし、クリアな視界を確保してくれるのが特徴です。
調光レンズ
調光レンズは、紫外線の量によってレンズの濃度が変化するのが特徴。そのため、日差しが強い屋外ではレンズ濃度が濃くなり、眩しさを和らげてくれます。一方、屋内ではレンズ濃度が透明に近くなるため、明るい視界を保つことが可能です。
クリアレンズ
クリアレンズとは、普通のメガネと使っているレンズが同じです。レンズの色がほぼ透明なので、見た目は普通のメガネと変わりません。UVカット加工はされているので紫外線対策にはなるものの、眩しさを防ぐことができないのが難点です。
ミラーレンズ
ミラーレンズとは、レンズの表面を鏡のように反射するように加工したものです。日差しなどのレンズに当たる光を反射することで、目を保護してくれます。ファッション性が高いのが特徴です。
サングラスの定番ブランド3つを紹介
サングラスを販売しているブランドは意外と多いです。ここでは、サングラスの定番ブランドを3つご紹介します。
①Ray-Ban(レイバン)
サングラスブランドの中でも人気の高いRay-Ban(レイバン)は、もともと飛行機を操縦するパイロットのために光を遮るレンズを開発したのが始まりでした。飛行中の強烈な日光に耐えうるため、高精度のレンズを開発。
そうして誕生したのが、アビエーターというRay-Banを代表するサングラスです。1980年代後半に大ヒットした青春パイロット映画の有名俳優も劇中で着用していたことで一躍有名となり、今なお絶大な人気を誇っています。
②999.9(フォーナインズ)
999.9(フォーナインズ)は、1995年に日本で誕生したアイウェアブランドです。ブランド名の999.9はメガネの最高品質999.9、さらにその上の1000を目指して常に追求し続けるというスタンスを表しています。
そんな999.9のサングラスは、紫外線や眩しさなどから目を保護する機能に加えて、快適なかけ心地と最適なデザインのバランスをとことん追求しているのが特徴です。
③TALEX(タレックス)
TALEX(タレックス)は、大阪・田島で生まれた偏光レンズ専門メーカーです。このTALEXのサングラスのレンズには、独自開発した薄さわずか0.03mmの雑光カットフィルターをはめ込んでいるのが特徴。
このフィルターをサングラスにはめ込むことにより、紫外線や乱反射などの有害な光だけを取り除き、目に優しい光だけを透過します。
サングラスはいつ使う?使用シーンを紹介
種類の多いサングラスですが、いつ使うのが正解なのでしょうか。基本的に、サングラスは日差しを遮る効果があるので、屋外で使うのがおすすめです。屋外での一般的な使用シーンとしては、アウトドアやスポーツ、車の運転中などがあります。
また、サングラスにはファッション性が高いものも多いので、おしゃれをしたいときにかけるのもいいでしょう。
サングラスの選び方
サングラスの主な種類や使用シーンがわかったところで、続いてはサングラスを購入する際の選び方を解説します。選び方を知って、失敗しないメガネ選びをしましょう。
①肌の色に合うカラーレンズを選ぶ
前述したとおり、サングラスレンズには幅広いカラーバリエーションがあります。グレーやブラウン、ブルーなどがありますが、色によって肌に合う色は違うものです。そのため、まずは自分の肌の色を把握した上で、最適な色を選ぶようにしましょう。
②顔の大きさ・輪郭に合ったフレームを選ぶ
これはサングラスだけではなく、メガネにもいえることですが、サングラスやメガネは顔の大きさと輪郭に合ったフレームを選ぶことが大切です。実際にサングラスをこうにゅうする前に自分の顔の大きさと輪郭を把握し、その上でいくつか似合うフレームをピックアップします。それから、似合うフレームを選ぶといいでしょう。
③可視光線透過率で選ぶ
レンズを透過する光の割合を示している可視光線透過率で選ぶようにするのもおすすめです。この透過率の数値が低いと、ほとんど光を通しません。そのため、サングラスをかけても暗く見えてしまうのです。一般的には、20~30%ものが適しているといわれています。
④予算を決めて選ぶ
サングラスは値段が安いものから高いものまで、さまざまな価格帯のサングラスがあります。そのため、先にサングラスにどれくらいのお金をかけられるかを決めておきましょう。素材や機能、デザインによって価格が異なるので、予算を決めたあとにも、それぞれのサングラスにどんな機能があるかをしっかりと確認しておくことが大切です。
⑤使用シーンに合わせて選ぶ
サングラスは日差し・紫外線対策としてかけることはもちろん、アウトドアやスポーツに使ったりすることも多いです。太陽からの直射日光、海や山などの乱反射など、場所によって遮るべきものも違うので、使用シーンに合わせて選ぶといいでしょう。
⑥自分の好きなブランドで選ぶ
服を買うときに自分の好きなブランドがあるように、サングラスにも好きなブランドがあるでしょう。そのブランドがサングラスを取り扱っている場合は、そこで買うのもおすすめです。自分の好きなものを選べば、長く使い続けられるでしょう。
サングラスはどこで買うのがおすすめ?
サングラスは、最近はショッピングセンターやホームセンターなどの一角や雑貨店などで売っていることが多いです。しかし、上記のようなお店はサングラスやメガネを専門的に取り扱っているところではないため、フィッティング調整などに対応していません。
そのため、自分の顔の大きさ・輪郭にしっかりと合ったサングラスにしてもらいたいなら、やはりメガネ専門店で購入することをおすすめします。メガネ専門店であれば、豊富な種類を取り揃えていますし、お店にあるものであれば試着することが可能です。購入後も保証サービスなどを用意しているところがあるので、安心して購入することができます。
道東・網走でサングラスを買うなら千里堂メガネ網走本店がおすすめ
北海道の道東・網走でサングラスを購入しようと思っているなら、ぜひ千里堂メガネ網走本店へお越しください。千里堂では、豊富な種類のサングラスを取り揃えています。
さらに購入後のアフターサービスが充実しているのも特徴。メガネと同じようにサングラスもかけ続けていると、次第に見え方やかけ心地に変化が出てきます。特にフレームは日々使用することで型崩れしていくこともあるので、定期的にフレーム調整をすることが大切です。購入後も充実したサービスを受けたい方は、ぜひ千里堂メガネ網走本店までお問い合わせください。
まとめ
- ウェリントン
- ボストン
- スクエア
- ラウンド
- オーバル
- ティアドロップ
- カラーレンズ
- 偏光レンズ
- 調光レンズ
- クリアレンズ
- ミラーレンズ
このように、サングラスにはフレーム・レンズそれぞれでさまざまな種類があります。そのため、まずは自分の顔の大きさ・輪郭に合ったものだったり、使用シーンに合わせて選んだりすることが大切です。今回ご紹介したサングラスの選び方を参考に、ご自身に似合うサングラスを見つけてくださいね。
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