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【少年サッカー編】ケガ防止効果の高いウォーミングアップをしながら動体視力を高める方法

【少年サッカー編】ケガ防止効果の高いウォーミングアップをしながら動体視力を高める方法

サッカー少年・少女にシュートパス練習について教えている親御さん、ウォーミングアップについても教えてますか?

ケガの予防や、すぐ試合に臨めるようにウォーミングアップは大切です。ですが、サッカークラブや部活で教えてくれるウォーミングアップだけでは不十分なこともあります。

この記事では、自宅でできるウォーミングアップ方法をご紹介!練習前や試合前に行うことで、よりパフォーマンスを発揮できるようになりますよ!

自宅でできるウォーミングアップ方法

運動までに行うウォーミングアップでは、動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)を行う必要があります。一般的にストレッチと言われる静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は、筋肉を弛緩させるためトレーニング前に行うのは逆効果となってしまう点に注意が必要です。

動的ストレッチは、関節や筋肉を温めるのはもちろん、神経を刺激することができますので、実際トレーニングに移った時に効率の良い動きを行うことができます。そのため、ここでは動的ストレッチを中心に紹介させていただきます。

基本的な股関節周りのストレッチは既にサッカークラブや部活動で行っていることが多いと思いますので、ここでは少し変わったストレッチを紹介します。

腹横筋のウォーミングアップ

腹横筋のウォーミングアップ

実は人間の体で、トップクラスに安定性が低いのが腰回り。胸は肋骨、足は股関節とによって支えられていますが、腰やお腹だけは筋肉が使える状態じゃないと安定しないんです。ではなぜ腹横筋なのか?実は、この腹横筋は手足が動くより少し先に動く筋肉で、体の軸をブラさないために必要な筋肉だからなんです。

具体的な方法をお話しましょう。まず、ベンチなど地面より少し高い部分があればそれを使います。やり方は以下の通り。

  1. 地面やベンチなどにカカトを置く
  2. 足に力を入れて、お尻を上にあげる(ヒップリフトの体勢)
  3. 息を全て吐き切る
  4. 吐き切ったら一度リラックスして、手順1に戻る

この時、へその下が締まる感覚があるまでしっかり吐き切りましょう。

これを10セット行います。これでかなり足の上げ下げやしゃがむ動作がやりやすくなっていると思います。

ドイツ式ウォーミングアップ(鬼ごっこ)

ドイツ式ウォーミングアップ(鬼ごっこ)

これはカラーマーカーを使った方法です。とは言っても、長い距離に置くわけではありません。2mほどの範囲に、横一直線にカラーマーカーを置くだけ。

そのカラーマーカーをとして、二人一組で鬼ごっこを行います。(最初はじゃんけんで負けた方が鬼)一見ただの遊びに見えるかもしれませんが、サッカーで必要な小回りの技術や、いかに限られた直線を攻めるかなど、必要な技術が詰まっています。これをウォーミングアップに取り入れることで、体を温めながら技術を磨くことができます。

慣れてきたら、じゃんけんでなく数字を言って、奇数ならあなたが鬼という追加のルールを決めても面白いでしょう。

ウォーミングアップと併用でできるビジョントレーニング

ウォーミングアップと併用でできるビジョントレーニング

ビジョントレーニングとは、「眼と身体の協応動作」「瞬間視」「動体視力」を鍛える“目のトレーニング”です。アメリカをはじめ、世界のトップアスリートが実践的に取り入れています。千里堂網走本店は、ビジョントレーニングの専門スタッフによる本格的な指導を行っています。

以下では、ウォーミングアップとビジョントレーニングを同時にできるおすすめの方法をご紹介します。実践的なやり方ですので、すぐに取り入れることができると思います。ぜひ試してみてください。

振り返り一歩ダッシュ

二人一組になり、パートナーに背を向けて立ちます。パートナーは片手で奇数か、偶数の準備をしておき、「ゴー!」と声をかけます。トレーニングする側は瞬時に振り返り、奇数なら左へ、偶数なら右へ一歩ダッシュ。

ここで重要なのは、多くの距離をダッシュするのではなく、あくまで瞬時の判断ができるトレーニングであるという点です。このトレーニングでは見た瞬間に動き出す、「眼と足の協調性」や激しい動きの中で物を捉える「動体視力」を向上することができます。

振り分けパス

二人一組になり、片方がパスを出した瞬間に手を「グー」か「パー」にします。パスを受け取る側は、グーならインステップキックで、パーならインサイドキックで返球。これをお互いに繰り返して、視覚能力を鍛えていきます。

一瞬で多くのものを見る「瞬間視」や、距離感を測り位置の違いを見極める「深視力」が鍛えられます。

数字コールリフティング

二人一組になり、片方はリフティングを続け、パートナー片手で0〜5本の指を出します。リフティングをしている人は続けながら指の本数を口に出していく方法です。目の端で指の本数を捉えるため、「周辺視野」の能力を向上させることができます。

その他のビジョントレーニングについては、以下の記事で解説しています。併せてご覧ください。

まとめ

今回はサッカーの練習前や試合前にやりたい効果的なウォーミングアップを紹介させていただきました。ウォーミングアップと併せてビジョントレーニングを取り入れることで、ボールを取得できる機会が増え更に取られにくくなります。ぜひ日頃のウォーミングアップから取り入れてみてください。

その他のサッカーのトレーニングについては、以下の記事で紹介しております。ピッチャーやバッターなどポジション別での紹介もしておりますので、ぜひご覧ください。

更に本格的にパフォーマンスを向上させたいのであれば、ビジョントレーニングを行うことができる施設や、視覚機能の専門家であるオプトメトリストを訪ねることをおすすめします。

千里堂網走本店では、専門家がスポーツビジョントレーニングに取り組んでいます。

プロアスリート向けの本格的な訓練から、子ども向けの楽しく取り組めるものまで幅広いので、興味があれば千里堂本店まで是非お問い合わせください。