こちらで紹介する【お客様の声】は、実際に千里堂本店を訪れたお客様から届いた生の感想です。
千里堂本店では、似合うメガネの選び方から、頭痛や眼精疲労といった目に由来する体の不調、「見る力」を鍛えるためのビジョントレーニングまで、様々なニーズにお応えしています。現在抱えているメガネや見え方に関するお悩みは、千里堂本店で解決できるかもしれません。メガネの購入やビジョントレーニングへの取り組みを考えている方は、参考にして頂ければ幸いです。
今回は、「見え方」からくる背中の痛みを抱えていた女性から頂いた声をお届けします。
目にも筋肉があるって知ってた?「見る」メカニズムを解明!
私たちの目は、眼球の内側にある「内眼筋」、外側にある「外眼筋」という2種類の筋肉を動かすことで、見たいものを捉えています。
内眼筋には、目に入る光量を調節するために瞳孔の大きさを変える役割を持つ「虹彩」と、対象に焦点を合わせるための水晶体の厚さを調節する役割を持つ「毛様体筋」の2種類があります。
外眼筋とは、眼球を支えている6本の筋肉のことを指します。見たい方向に応じてそれぞれの外眼筋が働くことで、眼球を内外や上下に向けることが可能です。
例えば、手元のスマートフォンを見ているとしましょう。
その時、私たちの目は、外眼筋のうち鼻側にある筋肉が収縮して眼球を内側へ向け、近くに焦点を合わせるために毛様体筋が収縮して水晶体を厚くし、目に入る光を減らすために虹彩が縮んで瞳孔を小さくしています。
このように、「見る」という動作ひとつでも、多くの筋肉が働くことで実現しているのです。
軽視しないで!目の疲れが体の不調の原因かも……
続いて、「見る」ことで起こり得る体への負担を見ていきましょう。
例えば、現代人は、パソコンやスマートフォン、テレビといった至近距離を見つめることが多い生活を送っています。先ほどお伝えした、手元のスマートフォンを「見る」際の筋肉の動きを思い出してください。外眼筋や毛様体筋、虹彩といった目の筋肉は、収縮した状態を長時間キープし続けることを強いられます。
あるいは、目が悪い方であれば、合わないメガネを使い続けることで、目に必要以上の負担をかけてしまう可能性もあります。逆に、本来はメガネをかけるべきなのに、無理して裸眼で過ごすことによってかかる負担もあります。
このような目の疲労は、眼精疲労やドライアイ、あるいは頭痛や自律神経失調といった不調を招くかもしれません。
また、疲労が溜まった目は、働きが悪くなり、見えにくくなります。無理をして見ようとすると頭を前に突き出すような姿勢になりがちで、首にかなりの負担をかけることになります。そして、首への負荷は、肩や首のこり、そして背中の痛みへと発展します。
思いがけない不調に苦しまないためにも、「たかが目の疲れ」と軽く見ないようにしましょう。
背中の痛みの原因は目の使い方だと分かった【お客様の声】
今回紹介するお客様は、背中の痛みを抱えていた40代の女性です。メガネを作る際に行った測定やカウンセリングに興味を持たれ、コメントを頂きました。
一部を抜粋して、紹介致します。
「見ていただいた際に、第一声に背中に痛みないですか?と聞かれたときは驚きました。
『度数を見るのもそうだけど、眼の性格を知るために測定するんです!』
と言っていたのがとても印象的でした。」
例えば、左右の視力の違い、利き手ならぬ利き目や顔の傾きは、人ぞれぞれ異なっており、「見え方」に影響を及ぼしています。目に極度の緊張や力みが出るような「見え方」をしていれば、顔つきや目つき、しぐさや姿勢に自然と現れるのです。
今回のお客様の場合、今まで使っていたメガネが、ご自身の見え方にマッチしていなかったため、「背中の痛み」という形で症状が現れたのだと思われます。
千里堂では、視力の測定はもちろん、こうした見え方の癖や体の状態、ライフスタイルまで、詳しくカウンセリングを行ってから、メガネをお作りしています。視力だけを測定して作ったメガネでは、「見え方」にマッチしたメガネとは言えません。
こちらのお客様は、千里堂を訪れたことによって、「見え方」が背中の痛みの原因だったこと、そして自身の目の癖や性格にマッチしたメガネを選ぶメリットを知ることとなりました。ご友人にもおすすめ頂いたようで、このような嬉しいお言葉もいただいています。
「測定の際に教えていただいた眼のクセ、性格の話を友人に教えると、ぜひ行きたいと言ってました。」
知らず知らずのうちに体に悪影響を与えないためにも、目の性格をしっかりと診断してくれるメガネ屋さんを選ぶことが大切です。
メガネは、「良く見える」ようにするだけのアイテムではありません。
視力検査をして作るだけではなく、メガネをかける人の目の使い方や癖によって様々な調整が必要です。
また、メガネを作った後も、目の状態に応じた定期的なメンテナンスをおすすめしています。
自分の目の性格に合ったメガネをお求めの際は、「見る」ことの専門家にお任せください。
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