スポーツに励んでいる皆さんは周辺視野とはどのような力か、ご存じでしょうか?
周辺視野を鍛えることで、パフォーマンスの向上に効果的だと言われています。
この記事では、周辺視野とはどの様な力なのかについてや、スポーツのパフォーマンス向上にどの様な影響を与えているのかをご紹介しています。
記事の最後には、ご家庭でも簡単に周辺視野を鍛えることができる方法をご紹介しています。ぜひ最後までご覧下さい。
意外と知られていない!?「周辺視野」とは
私たちが普段見ている視野には、大きく分けて2つあります。
目を動かさないで1点を集中して見る約30度以内の視野を「中心視野」と言い、それよりも外側のことを「周辺視野」と言います。
それぞれの役割としては、中心視野は目的の物をしっかりと見ることで細かな違いまで判別をすることができ、周辺視野はそれ以外の目に入ってくる情報の大まかな動きの判別をしています。
周辺視野はスポーツのパフォーマンス向上に欠かせない力!
日常生活において、「周辺視野」を鍛えることは自動車の運転で事故の予防になったりと重要な役割を果たしますが、スポーツのパフォーマンス向上の観点からしても同様のことが言えます。
スポーツにおいて、周辺視野を鍛えることで、より素早く正確に状況判断ができるようになると言われています。
例えばテニスやバドミントンであれば、素早く相手の位置を把握できることで、どこに打ち返すのが有効的かなど瞬時に判断が下せる様になります。
これらの効果により、サッカーやバスケットボール、バレーボール、野球などのスポーツにおいても同様にパフォーマンスの向上に繋げることができます。
ご家庭でも取り組める!周辺視野を鍛えるビジョントレーニング3選
周辺視野の重要性を掴んだところで、次に実際に周辺視野を鍛えていく方法をご紹介していきたいと思います。
千里堂網走本店では、スポーツのパフォーマンスを向上させていきたいとお考えのお子様に向け、本格的なスポーツビジョントレーニングを行っています。
今回は、ご家庭でも簡単に取り組むことができるビジョントレーニングの方法を3つご紹介致します。
①体を動かしながら取り組める!「ボールを掴むトレーニング」
両手どちらから、いつ落とされるか分からない物を掴むトレーニングです。
どちらの手からボールが落とされるか分からないので、ボールをキャッチする2人目は両手の中間あたりを見ておきましょう。
取り組む人のペースに合わせて手をセットする位置を変えてみたりと、難易度を調節して取り組むのもおすすめです。
準備する物 | 片手で掴めるもの(テニスボールなど) |
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やり方 | ①2人1組になる ②1人目がテニスボールなど、手で掴めるサイズの物を両手に掴む ③2人目は、1人目のボールが握られた両手の上に手のひらを下に向けてセットする ④1人目は、左右ランダムに掴んでいる物を離す ⑤2人目はランダムに落とされるボールをキャッチする |
②室内でも取り組める「周辺視野を広げるトレーニング」
この動画は、ジュニアスポーツ理論を取り入れ教えている体操教室「レックススポーツキッズ」が紹介している動画です。
準備するものが無く周辺視野を広げるトレーニングができる方法をご紹介しています。
室内でも無理なく行えるトレーニングですので、ぜひ挑戦してみてください。
準備する物 | ー |
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やり方 | ①両手の人差し指を伸ばし、両腕を前に伸ばす。この時に顔を真正面に向ける ②両腕を左右に広げ、見えるギリギリまで動かす ③繰り返し行っていくことで視野を広げる |
③生活の中に取り入れる「横にいる人の様子を観察するトレーニング」
このトレーニングは、日常で最も簡単にできる方法です。
家や学校で、視界の端で目標となる人を捉え、その人が何をしているかを観察してみましょう。これだけで、周辺視野を鍛えるトレーニングになります。
また、行動だけでなくその人の特徴を捉えることも効果的なトレーニングです。(何色の服を着ているか、メガネはかけているかなど)
準備する物 | ー |
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やり方 | 生活の中で、横にいる人の行動や特徴を観察する |
まとめ
今回は、スポーツにおける周辺視野の重要性をご紹介しました。
周辺視野を鍛えることで、より正確な判断をスピーディーに行っていくことができる様になります。
更に本格的にパフォーマンスを向上させたいのであれば、ビジョントレーニングを行うことができる施設や、視覚機能の専門家であるオプトメトリストを訪ねることをおすすめします。
「千里堂網走本店」では、専門家がスポーツビジョントレーニングに取り組んでいます。
プロアスリート向けの本格的な訓練から、子ども向けの楽しく取り組めるものまで幅広いので、興味があれば千里堂本店まで是非お問い合わせください。
ビジョントレーニングがどのような分野で取り入れられているかは以下の記事で解説しています。併せてご覧ください。
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