メガネの基礎知識

千里堂ブログ

老眼とは?始まる年齢や老眼予防・改善予防方法のご紹介

最近、眼のピントが合わないことがある……」「疲れ目かな?」「仕事のし過ぎかも」

このような眼の違和感は、もしかすると「老眼」の兆候を示すサインかもしれません。このまま放っておくと、将来は分厚い老眼鏡をかけなければならなくなるでしょう。「老けてみえるから、老眼鏡はかけたくない」という方は、何らかの対策をしていく必要があります。

ではそもそも、老眼は何歳頃から始まるのでしょうか。本記事では、老眼の始まる年齢や改善・治療方法について解説していきます。

これを読めば、いまのうちから老眼の予防を行うことができるようになって、いつまでも若々しい眼の健康を保つことができるサポートになれば幸いです!

老眼の始まる年齢や原因とは?どんな症状になる?

わたしたちの眼というのは、とても複雑な構造をしています。「近くを見たい」と思ったときは「毛様体筋」と呼ばれる筋肉が収縮して眼のレンズ(水晶体)を膨らませ、「遠くを見たい」という場合は毛様体筋が緩まり、眼のレンズを薄くしてピント調節します。

こうして思いのままにピントを瞬時に調整できるわたしたちの眼は、まるで高性能カメラのよう。しかし残念ながら、加齢と共に毛様体筋が衰え、ピント調節機能がうまく機能しなくなってしまうことがあります。これがいわゆる「老眼」ですね。

老眼が始まると、「本や新聞の文字が読みにくい」「遠近へのピント切り替えが瞬時にできない」といった症状が現れてきます。

では具体的に、老眼が始まる年齢はどれくらいなのでしょうか。実は老眼は、みなさんが思っているよりもずっと早い年齢から始まります。というのも、平均にしてだいたい「40歳」の時期から老眼の兆候がみられやすいといわれているからです。

老眼の始まる平均年齢は世界共通?

老眼の始まる年齢が40歳頃というのは、世界的にみるとどうなのでしょうか。

2017年に発表された海外論文では、35歳以上の老眼人口は11億人近くに達しているという調査結果が報告されています。

国ごとの平均年齢は人口に占める年齢層の比率によって変わりますが、35歳以上の人々が老眼の症状を自覚するケースしているという事実から、世界共通で、40歳前後の年齢で老眼が始まるという捉え方は、おおむね正しいといえます。

図は海外論文『Global Prevalence of Presbyopia and Vision Impairment from Uncorrected Presbyopia(老眼および老眼の未矯正による視力障害の世界的な割合)』(2018)から引用した画像です。

「□」は世界の各地域ごとにみられる老眼者の割合(年齢不問)で、「●」は十分な老眼矯正を受けられていない人々の割合を示しています。

パソコン、デスクワーク、スマホなどの近代的な都市生活を送っているアメリカ・ヨーロッパ圏では、人口の約30~40%が老眼者であることがわかります。

一方で興味深いのは、アジア圏やアフリカ圏の老眼者の割合が10%後半から20%前後を示しているという点です。モンゴル、インド、エジプト、ケニアなどの広大な大地や砂漠の広がる地域に老眼者が少ないのは、眼の筋肉を自然に鍛えてくれるような生活を送っているからなのかもしれません。

老眼は治療できる?対処方法を紹介

老眼を治療する技術は日進月歩。近年では、老眼鏡やコンタクトレンズ(遠近両用)で対処をする以外に、手術によって老眼を改善へと導く方法が増えてきています。

モノビジョンレーシック、多焦点眼内レンズ、遠近両用フェイキック、カメラインレーなど……これらの手術は、機能の衰えた水晶体を代替・補助するさまざまな素材を目に挿入することで老眼を治療していきます。

しっかりと麻酔をかけて短時間のうちに手術を終えることが可能です。しかし「目にメスを入れるのが怖い」という方にはあまりおすすめできません。また、改善効果は個人差があるという点にも留意が必要です。

スマホも老眼の原因に?老眼を予防する方法とは

できることなら、いつまでも眼を若々しく保ちたいですよね。日々の生活習慣に気をつけていれば、老眼を予防したり、進行を遅らせたりすることは十分に可能です。

老眼予防① 視力に合った眼鏡をつくる

視力が低下しているのに、裸眼のまま生活をしている方がしばしばいらっしゃいますが、それが眼精疲労を引き起こし、眼の“老化”を早めてしまいますのでご注意ください。

「視力が落ちたかな」と思ったらすぐに眼科検診を受けて、視力矯正のために眼鏡を着用することをおすすめします。眼に無理をさせないというケアが、結果的に老眼予防につながるのです。

※この①に関しては千里堂はスペシャリストとして、【近くの見え方にこだわったメガネ】のご提案、調整で目の健康をサポートしていますので、詳しくはお問い合わせください!

老眼予防② 遠くを見る習慣付け&眼球を動かすトレーニング

デスクワークの多い方は、一日のなかで遠くを見る機会が少ない傾向があります。休みの日は外に出て運動をして、できるだけ遠くを見るように意識しましょう。

長時間パソコンで作業をしなければならない場合は、適度に眼を休めつつ、目をつむって眼球をぐるぐる回すトレーニングをするのがおすすめです。

老眼予防③ 食事やサプリメント

眼の健康に関係している「ルテイン」「アントシアニン」「アスタキチンサン」といった栄養成分は、普段の食事ではなかなか摂取できないものだといわれています。これらを意識した食事の献立を実践したり、サプリメントを摂ったりするのもよい方法です。ただし、サプリメントが実際に老眼予防に効くという保証はないため、医師の意見を参考にしつつ、適切な量を利用するようにしましょう。

老眼予防④ スマホ老眼対策

近年では、若くして老眼のような症状が現れる20~30代の人が増えてきているようです。考えられる原因の一つが「スマートフォン」であり、しばしば「スマホ老眼」ともいわれています。

スマホ老眼では、小さなスマホの画面を見続ける習慣のせいで眼精疲労が進行し、毛様体筋が固くなり、水晶体の調整がままならなくなってしまうのです。眼の老化を予防するためにも、スマホを使う習慣を見直していく必要があるでしょう。

スマホ老眼については、こちらの記事をご覧ください。

20・30代も要注意!スマホ老眼の原因と予防法  正しいケアでスマホ老眼を予防しよう

まとめ 生活習慣で老眼はある程度予防出来る!

老眼の始まる年齢は、世界的にみてもだいたい35~40歳前後といわれています。

老眼は、加齢に伴って眼の筋肉やレンズ(水晶体)の機能が衰えていくために起こる現象ですが、日々の生活に気を付けるようにすれば、眼の老化を予防することが可能です。

実際、都市生活が基本となっているアメリカ・ヨーロッパ諸国では人口に占める老眼者の割合が多いのに対し、自然との共生を続けているアジア・アフリカ圏の人々の割合が相対的に少ないという事実は、生活習慣に改善のヒントがあることを示唆しているといえるでしょう。

北海道の眼鏡屋さんの千里堂メガネ網走本店では近くの見え方にこだわったメガネ作りをしております。目へのお悩みは、まずは専門家にご相談ください!

LINE相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

お電話予約 受付時間10:00〜19:00 LINE予約