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難読症(ディスレクシア)の症状や原因とは?改善はできる?

ディスレクシアとは、一般的に難読症と呼ばれていることもあります。
神経学的な脳機能の障害により、単語認識の正確性、流暢性、綴り、音声変換に困難となるものです。

そのため、発達障害の学習障害と位置付けられており、発達性読み書き障害といわれることもあります。
つまり、「読む・書く能力が著しく低下している」という状態です。

ディスレクシア(難読症)のとは?原因は?

ディスレクシアには2種類あります。
脳の損傷によって生じる問題と脳損傷の既往がなく生じている場合であり、後者は「発達性ディスレクシア」と呼ばれています。

発達性ディスレクシアは、聴覚や視覚などの感覚障害がなく知的発達が正常であるとしても、文字の読み書きの習得が難しい病気です。

  • 発達性ディスレクシアは、神経生物学的原因による障害である。
  • その基本的特徴は、文字(列)の音韻(列)化や音韻(列)に対応する文字(列)の想起における正確性や流暢性の困難さがある。
  • こうした困難さは、音韻能力や視覚認知力などの障害によるものであり、年齢や全般的知能の水準からは予測できないことがある。

以上が、ディステクシアの定義とされています。

ディスレクシアの原因とは?

原因は脳機能の障害とされていますが、完全には解明されていません。

ですが、発達性ディスレクシアでは、脳の微細な構造や機能に違いがあるということが示されています。

要因としては以下のふたつがあげられます。

音韻処理の不全
脳内で文字と音を結びつけ、読み上げる機能に異常がある場合です。

視覚情報処理の不全
視覚の認識や眼球運動に異常があり、文字が正しい状態で見えていない場合です。

ディスレクシア(難読症)はどれくらいいる?

日本語話者では約8%いると報告されています。(Uno et al.2009)

なお、欧米のディスレクシアの人口比率は10~15%と言われています。

欧米では発達性ディスレクシアの研究が進んでおり、ディスレクシアが顕在化していることも事実ではありますが、言語体系によって読み書きが困難となる機序や概念も異なるため、単純に国際比較することは難しいといえるでしょう。

ディスレクシア(難読症)の症状は?

就学前

  • 言われた言葉を聞き間違えることが多い
  • 文字に興味を示さない

就学後

  • 音読ができなかったり、よく間違える平仮名が複数ある
  • 平仮名で書けない文字がある
  • 音読の速度が遅い
  • 読み飛ばしが多い
  • 語尾や文末を読み誤ることが多い
  • 漢字をなかなか覚えられない。覚えても忘れやすい
  • 漢字を写字(視写)で間違える
  • 筆算はできるが暗算が苦手である
  • 九九を唱えることがなかなか覚えられない

ディスレクシアの子どもでは文字が読めないと表現されることが多いのですが、これは誤解です。

「読むのが極端に遅いし、よく間違える」という表現になります。

1文字を読むのに時間がかかる…読み間違えることもある…。
このような状態では、読むだけで疲れてしまって、意味を把握する段階まで至らないだけでなく、読書に対する拒否感を持ってしまう要因にもなりかねません。

その結果、語彙や知識の不足によって学業不振となることもあるでしょう。さらに、心身症や不登校といった二次障害も懸念されます。

ディスレクシア(難読症)気づかれにくい?家庭で見抜くには?

ディスレクシア(難読症)で読み書きができないと言っても、短い文章なら読めるのに長い文章は難しかったり、黒板の文字は板書できないけれど、教科書の写しならとれるなど、様々です。

つまり、環境などが絡みあっているため、学校や家庭では何が原因であるのかを断定することは難しく、気づかない保護者も多いようです。

そういった状況で、ディスレクシアの子供は、努力しているのに読み書きができないことを誰にもわかってもらえず、自尊心が低下してしまうこともあります。

ディスレクシアが疑われる時は、医学的な評価も重要です。
できないからといって無理に教育するのではなく、まずは専門家の意見も聞いてみるといいかもしれません。

子供のディスレクシア(難読症)をサポート

子供のディスレクシア(難読症)が疑われる場合、それぞれの子供に合わせた方法で見る力を高め、発達をサポートするトレーニングがあることをご存知でしょうか?

千里堂メガネ網走本店は、網走市内にある眼鏡屋です。
子供の見る力をサポートする「ビジョントレーニング」を実施!
ビジョントレーニング専門のスタッフが在籍しており、専用の機器や設備も整っています。

子供の読み書きに時間がかかってしまう原因が文字の見え方であれば、改善方法も大きく変わります。

子どもひとりひとりに合ったトレーニングや発達テストで「発達の特徴」を知ることからスタート。
積み木やパズルなどを使い、楽しみながら取り組める長期的なカリキュラムとなっています。

発達の特徴を正しく理解して、コミュニケーションをとりながら、柔軟に対応するトレーニングなので、子供のやる気や自信も引き出せます!

まとめ

ディスレクシア(難読症)についての原因や詳しい症状についてお伝えしました。
千里堂でも発達障害のビジョントレーニングを行っているため、ぜひご相談ください。

関連記事:読み書きできない?子どもが難読症かもしれない前兆の症状を4つ紹介

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