千里堂のお客様の中には、「高いメガネと安いメガネに、そこまで違いがないのでは？」と疑問を持たれている方が、しばしばいらっしゃいます。

確かにお客様からすると、良いメガネと手頃な価格のメガネの違いを知る機会があまりないかもしれません。

千里堂のメガネは、精密な視力測定やアフターサービス込みで、5万円からのお値段を、自信を持ってご提示させていただいております。多くのお客様が、千里堂のサービスを受けたうえで、ご納得いただいているお値段です。

メガネレンズの種類はだいたい決まっておりますが、メガネ店の価格帯は、実に様々です。そこで今回は、これからメガネを初めて選ぶ方や、新しいメガネをどこで購入しようか迷っている方に向けて、「良いメガネと手頃な価格のメガネの違いは何なのか」について、プロの視点で解説いたします。

この記事を読めば、自分がどんなメガネを選ぶべきかを判断するための「基準」を得ることができます。基準があると、余計なことに悩まされずに、「本当にいま自分に必要なメガネ」が明確になります。

記事の下部には、千里堂のことが1分でわかる解説動画を各種3本ご用意しておりますので、気になる方は、まず先にそちらからご覧ください。この記事の理解が一層深まると思います。

高いメガネと安いメガネの違い【要点まとめ】

	高いメガネ	安いメガネ
特徴	・豊富な専門知識 ・フィッティングしやすい ・ブランドフレームの豊富さ ・長持ちする	・1～2万円で買える ・気軽に選べる ・買い替えしやすい ・耐久性は期待できない ・レンズの質はピンキリ
メリット	・上質なサービスを受けれる ・掛け心地がよく快適 ・ワンランク上のファッションが楽しめる	・複数所有使い分けることができる ・お財布にやさしい
おすすめの人	・いいメガネがほしい ・ビジネスシーンやフォーマルな場面で使いたい ・いいものにはお金を出すべきだと思っている ・ブランドにこだわりたい ・国産ブランドにも興味がある	・ファッション感覚で使い分けたい ・コンタクトにするべきか迷っている ・ブランドにこだわりはない
注意点	・視力測定の技術は店によって違う ・一人ひとりの目に合うレンズを提案できるとは限らない	・視力測定の精度は期待できない ・フレームの柔軟性がなく細かいフィッティングができない ・ファッション性や安さが優先されるのでメガネを真剣に選びたい人には不向き
共通点	「遠くが良く見える」ことを前提に度数を合わせる

以下では、良いメガネと手頃なメガネの違いについて、個別具体的に説明します。一目で見てわかるように、簡潔にまとめています。

高いメガネの特徴

• 豊富な専門知識を持つスタッフ
• 優れたフィッティング技術
• ブランドフレームの取扱数
• フレームが良質なので長持ちする
• 顔に合わせるためにフレームが調整できるように柔軟性／耐久性がある

高いメガネを選ぶメリット

• 上質なサービスで満足度が高くなる
• 掛け心地がよくてストレスが少ない
• ブランドフレームでワンランク上のファッションを目指せる

高いメガネがおすすめの人

• いいメガネを1本は持っておきたい
• ビジネスシーンやフォーマルな場面で使えるメガネがほしい
• いいものにはお金を出すべきだと思っている
• フレームはブランドにこだわりたい
• 海外だけでなく国産ブランドにも興味がある
• ずっと使える寿命の長いメガネがほしい

高いメガネを選ぶ際の注意点

• 視力測定の技術は店によって違う
• 一人ひとりの目に合うレンズを提案できるとは限らない

安いメガネの特徴

• レンズとセットで1～2万円で買える
• 気軽に選ぶ楽しさがある
• 買い替えしやすい
• 耐久性は期待できない
• レンズの質はピンキリ

安いメガネを選ぶメリット

• 複数所有できるので気分に合わせて使い分けることができる
• お財布にやさしい

安いメガネがおすすめの人

• ファッション感覚で使い分けたい
• コンタクトにするべきか迷っている
• ブランドにこだわりはない

安いメガネを選ぶ際の注意点

• 視力測定の精度は期待できない
• ファッション性や安さが優先されるのでメガネを真剣に選びたい人には不向き
• 子ども用メガネを真剣に選ぶ方にはおすすめできない
• フレーム素材の柔軟性／耐久性がないので細かいフィッティング調整できない

高いメガネと安いメガネが共通しているのは「度数」の合わせ方

さて一般的なメガネ店では、「遠くが良く見える」ことを前提に度数を合わせます。そのやり方は、安いメガネを扱っている店舗や、ハイブランドを扱っている店舗でも、共通しています。

「遠くが良く見える」メガネは目が疲れやすくなる

ただし、「遠くが良く見える」メガネは、けっして最善の選択肢であるとは限りません。なぜなら、「遠くが良く見える」メガネで近くのものを見続けると、目が疲れてしまい、視力低下や頭痛・肩こりといった症状を引き起こしてしまうからです。

もともとわたしたちの目は、近くを見るときに最も負担がかかる仕組みです。にもかかわらず、「遠くが良く見える」メガネで近くを見ようとすると、裸眼の状態よりもさらに負担がかかることを意味します。その習慣を続けていると、「メガネをかけると近くが見えなくなる」といった問題が起こります。

あなたがもし、運転・釣り・ゴルフ・バードウォッチングをするために視力を矯正したいのなら、「遠くが良く見える」は最適です。しかし、パソコン・スマホ・ゲーム・読書を行うときにメガネを使うなら、一般のメガネ店が提供する「遠くが良く見える」メガネは、いたずらに目の負担を増やすだけです。

度数が適正でなければ高いメガネも長く使えない

せっかく良いメガネを手に入れても、度数が適切でないなら、価値が半減してしまいます。そして何より、長く使い続けることが困難になります。すると結果的に、手頃な価格のメガネを何度も買い替えるよりコストが増えて、損を被る可能性もあるでしょう。そうなると、一体何のために良いメガネを買ったのか、わからなくなってしまいますよね。

メガネはあくまでも、快適に使えることが第一条件です。それが、メガネを長く使い続けるうえで大切にしたい観点です。

では、自分に合うメガネの度数とは何なのでしょうか。

ポイントは「見る距離に応じた度数」です。トラックドライバーが見る距離と、一日中パソコンを見ているデスクワーカーの距離とでは、まったく見る距離が違いますよね。千里堂は、一人ひとりのライフスタイルを詳細に分析し、適正な度数をオリジナルカスタマイズしたレンズをご提案しています。

千里堂は「近くを見る負担をやわらげるメガネ」

千里堂は「近くを見る負担を軽減して視力を守るメガネ」

千里堂は近くを見るときの負担をやわらげるメガネをお客様に提案しています。

「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか？」

千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。ヒアリングには60～120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。

千里堂はあえて、度数を落としたレンズを提案することがあります。そのほうが、目をいたわることができますし、何より、目の疲れから解放されます。そして、「いつかあなたが、メガネをかけなくてよくなるように」と本気で願っています。

千里堂はメガネ店ですが、メガネを売っていません。千里堂のサービスは、“メガネがなくても快適に過ごせる生活のサポート”なのです。

人生100年時代といわれています。目は、替えがきかない繊細な器官です。目を酷使すると、身体の様々な不調となって現れます。目の不調を放置したまま、この先、20年、30年、40年も、度数の合わないメガネをかけ続けるデメリットを考えると、メガネ選びは、一生モノの買い物をするつもりで真剣に取り組むべきでしょう。

まずは一度、千里堂で無料の視力測定を受けてみませんか？ メガネの購入をおすすめすることはありませんのでご安心ください。まずはあなたに、自分の目のことを知ってほしいのです。自分の目をいたわる大切さを知っていただくだけで、千里堂としては本望です。

一人でも多くの方が、ご両親から譲り受けた大切な目を、末永く健康にいたわり続けていただけることを、心から願っております。

千里堂でメガネをつくる際の事前知識

• まずは予約で無料の視力測定をお試しください
• ヒアリングは1～2時間が目安
• 札幌（琴似）、北見、斜里、網走で対応可能
• 予算はフレーム＋レンズ＋ケース＋メガネ吹きで5万円から
• 持ち込みのメガネフレームがあればレンズのみのご購入でOK
• 完全オーダーメイドのため納品まで1週間～10日間
• クレジットカード分割支払い大歓迎です

▶千里堂ってどんなメガネ店？2分で復習できる動画はこちら