メガネの基礎知識

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メガネレンズ8種類と特徴|自分に合ったメガネを選ぶポイント解説。

メガネレンズ8種類と特徴|自分に合ったメガネを選ぶポイント解説。

「レンズの種類ごとに、どんな特徴や違いがあるの?」「自分はどんなレンズを選べばいいの?」と疑問をお持ちではありませんか。

レンズは、おおまかに8種類あります。それぞれ「どんなシーンで使うのか」という目的に応じて役割が異なります。レンズを選ぶ際は、自分がどんなシチュエーションでメガネを使いたいのかを明確にしておきましょう。そうしなければ、メガネの特性を活かせないばかりでなく、目に負担をかけてしまいます。

メガネは見る距離に応じて使い分ける」。メガネのプロからすると当たり前なのですが、けっこう見落とされがちです。なぜなら現代は「おしゃれさ」や「安さ」が強調される風潮があり、メガネ選びで本当に大切な観点が埋もれてしまっているからです。

本来メガネは、繊細な器官である「目」の補助道具です。誤ったレンズを選ぶと、目が疲れやすくなり、視力低下のスパイラルから抜け出せなくなります。それだけでなく、頭痛・吐き気・肩こり・集中力散漫などの害がカラダに表れて、生活の質が下がります。“なんとなく”でメガネを選んで使い方を誤ったがために、このようなことが起こってしまうわけです。

これは大げさなことではなく、すべての現代人が直面している、“すぐそこにある問題”なのです。もちろん子ども用メガネをつくるときも同様です。むしろこの問題は、視力が変わりやすい子どもにとって深刻とさえいえます。

だからこそ、自分自身(あるいはご両親)がメガネのレンズの特徴を知り、どんなレンズを選ぶべきなのかを理解することは、自分の人生を守るために必要なことなのです。

この記事では、「メガネをこの世から無くしたい」と本気で考えている千里堂が、一般的に定義されているメガネレンズ8種類を紹介するとともに、あなたがメガネを選ぶ際に注目してほしいポイントを解説します。記事の最後には、わたしたち千里堂がどんなメガネをつくっているのかを紹介していますので、気になる方は、ぜひお付き合いくださいね。

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単焦点レンズ

単焦点レンズとは、一般的に多くの人が使用しているメガネのレンズです。

文字通り焦点を合わせる箇所がひとつであり、遠くを見たいときには遠くにピントが合わさるように、近くを見たいときは近くにピントが合わさるようにレンズを設計します。

外で遠くの景色を見る時や運転する時は「遠視用の単焦点レンズ」、パソコンで作業をしたり読書をするときは「近視用の単焦点レンズ」がそれぞれ適しています。

つまり、特定の距離に対して最適な度数で焦点を合わせることができるメガネが、単焦点レンズなのです。

多焦点レンズ(累進レンズ)

多焦点レンズは、1枚のレンズで度数が変化します。

遠くから近くまでのあらゆる距離に対して、どこにもピントを合わせることができる特徴があります。

ピントを合わせる距離の遠さによって設計も異なり、主に遠近両用レンズ、中近レンズ、近々レンズの3種類があります。

①遠近両用レンズ

遠近両用レンズは、遠くから近くまで、幅広くピントを合わせることができるレンズです。目や耳にしたことがある方や、すでにお使いの方もいらっしゃると思います。

遠くから近くまでよく見えるのが遠近両用レンズのメリットです。

ただし、レンズの上部から下部にかけて度数が変化する構造のため、レンズの左右が歪みやすい特徴も持ちます。

それにより、実際に見える視野が狭かったり、目の使い方によっては視界に歪みや揺れが発生するデメリットも考えられます。

②中近レンズ

中近レンズは、2〜5mほど先から手元までの間の距離でピントを調整することができるレンズです。

室内用メガネのレンズとして有効であり、家で過ごす間の、料理をしたりテレビを見るのに適した度数の設計となっています。

③近々レンズ

近々レンズは、中近レンズに比べてより近くの見え方を重視した多焦点レンズです。

手元から約1m先までの間でピントを調整できるため、パソコンの作業や読書など、長い時間手元を見続けるのに適しています。

ただし、あくまで近い距離を見るためのレンズなので、車の運転など、遠くを見るために使用することはできません。

二重焦点レンズ(バイフォーカルレンズ)

二重焦点レンズは、一枚のレンズの中に遠くに焦点を合わせる度数と、近くに焦点を合わせる度数の2種類が組み合わされているものです。バイフォーカルレンズとも呼ばれます。

レンズのうち大部分は遠くを見るための度数で、下部に小窓のように近くを見る度数が組み込まれています。

ゴルフなどのスポーツや歯科技師など、手元の細かい作業を要するシーンで使用されます。

トライフォーカルレンズ

二重焦点レンズが遠距離と近距離2つの度数が入っているのに対し、トライフォーカルレンズは遠距離と近距離に加え、中距離を合わせた3つの度数が入っています。

実際に使用されるシーンは限られており、パイロットなど、常に視界全体を明瞭にする必要がある職業で使用されることがあります。

調光レンズ

調光レンズは、紫外線に反応してレンズの色の濃さが変化するレンズです。

基本的に太陽光に反応するので、屋外ではサングラスのような濃さに変化し、太陽光が届きにくい室内では普通のメガネのようなレンズの色が薄まります。

日差しが強い時にサングラスに掛け替える手間がなくなるメリットがあります。

ただし、紫外線の強さに左右されるので、まぶしい場所でも色が濃くならない場合があるデメリットもあります。

偏光レンズ

偏光レンズは、光の乱反射をカットして視界を良好に保つ効果を持ちます。

路面反射が気になる雪道での運転時や、水面下をよく見たい魚釣りなどに使用されます。

偏光レンズ

有名な偏光レンズの専門メーカーとして、TALEX(タレックス)というブランドがあります。

TALEXは幕末から続く眼鏡レンズ発祥の地・大阪下田島で生まれたサングラスブランド。目に有害な雑光と紫外線をカットし、目に優しい光だけを透過してくれるサングラスとして世界的に評価を得ています。

千里堂の網走本店と北見店は正規の認定店として、TALEXを取り扱っています。お求めの際はぜひお問い合わせください。

メガネレンズを選ぶ際の注意点

様々な種類を持つメガネレンズですが、以下のポイントには注意しておきましょう。

一般のメガネは「遠くがよく見える」ことが前提なので注意

平均的なメガネ店では、 「遠くがよく見える」ための度数のメガネを提供します。

こういったメガネは、あくまで遠くを見ることに適したものであり、あなたのライフスタイルに寄り添ったものとは言えません。

メガネの使用において大事なポイントは「視力をよくする」ことでなく「見え方をよくする」ことと覚えておくと、自分の生活に合ったメガネを作ることができます。

距離に応じた度数を選ばないと視力低下につながる

一般的なメガネの「遠くがよく見える」レンズで1日中過ごすのは、本当は目にとって良いことではありません。

わたしたち現代人は、1日のうち近い距離を見る時間がとても長いのです。

パソコンの作業や、スマートフォンの操作、家で料理をするときなど、わたしたちは自覚している以上に近くの距離に焦点を合わせています。

「遠くを見るためのメガネ」で近い距離を見ると、必要以上に目に負担がかかってしまいます。

つまり、近くの距離を見るときは、近くを見るときの負担を軽減するメガネに掛け替えることが、目に優しい生活にとって理想なのです。

店舗によって視力測定の精度にもバラつきがある

高いメガネと安いメガネに違いなんてあるの?」と疑問を抱く方は、実際に多くいらっしゃいます。結論をいうと、視力測定・フィッティング技術・サービスの点で大きな違いがあります。

日本には数多くのメガネ店がありますが、メガネ店によっては視力測定にこだわりが無かったり、在籍するスタッフの視力測定の精度にバラつきがあります。

実は、多くの量販店では測定機械の操作方法さえ分かっていれば、技術や知識を持たずとも、だれでも測定ができてしまうという背景があるのです。

本当に自分に合ったレンズのメガネを作るためには、実は測定機械の結果だけでは十分ではありません。

目の使い方のクセを実際に確かめたり、普段のライフスタイルなどのヒアリングを行うことも非常に重要です。

自分に合うメガネレンズの選び方

自分に合うメガネレンズの選び方として、以下のポイントを押さえておきましょう。

「どの距離をよく見るのか」を明確にする

メガネを使うとき、どの距離の対象物を見る時間が多いか、どの距離をよく見たいかを明確にすることが、良いメガネ選びにつながります。

数メートル先を見る場合と、1メートル以内のものを見る場合では、よく見るための最適な度数がそれぞれ異なります。

実は、「遠くを見るための度数があれば、どの距離でもよく見える」ということではないのです。

状況に応じてメガネを使い分ける前提で選ぶ

「自分に合う」メガネを求める場合は、やはり、状況に応じてメガネを使い分けることが理想的です。

外を歩いて景色を眺めたり、映画館で映画を観たり、車を運転するときなどは、通常の「遠くがよく見える」メガネが必要になります。

一方で、パソコンやスマートフォンの操作をはじめ、家でテレビを見たり料理をするときなどは、「近くがよく見える」メガネを使うのが、本来は理想的なのです。

あなたに合うぴったりなレンズを提案できる「眼鏡作製技能士」

メガネを仕立てるプロであることを示す、「眼鏡作製技能士」という国家資格があります。

眼鏡作製技能士になるにはメガネ作製に関する高いレベルの知識と技術が求められる国家検定です。これは、人々のライフスタイルが多様化するにつれて、メガネのニーズも多様化している背景から生まれたものです。

実は測定機械を用いた視力測定は、操作方法さえ分かればだれでもできてしまうという特徴があります。

高いレベルの視力測定・フィッティング・フレームの提案ができる眼鏡作製技能士を選ぶことで、きっと後悔しない、あなたのニーズにぴったりのメガネレンズを作ることができるでしょう。

千里堂は目が疲れる人のためのメガネを提案します

わたしたちが目指すのは、「メガネのいらない生活」。

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