メガネのかけ心地が悪かったり、視界がぼやけたりして、ストレスを感じている方はいませんか。
実は、メガネの調整を適切に行うことで、これらの悩みを解決できるかもしれません。

この記事では、メガネ調整の重要性と、具体的な調整方法について詳しく解説していきます。
メガネの調整が必要な症状もまとめているので、チェックしてみてくださいね。

メガネの調整とは？

メガネの調整とは、メガネを顔に最適な状態でかけられるように調整していくことです。
フィッティングが適切に行われたメガネは、下記のような効果が期待できます。

理想的な調整の頻度

メガネを快適に使い続けるためには、定期的な調整が欠かせません。理想的には、3ヶ月に一度を目安にメガネ店へ持ち込み、プロの目でチェックしてもらうのがおすすめです。

毎日使っていると、フレームの歪みやネジの緩み、鼻パッドの劣化など、自分では気づかない変化が起こっていることがあります。

もちろん、3ヶ月ごとに調整するのが難しい場合もあるでしょう。そのような場合は、少なくとも半年に一度、遅くとも1年に一度は調整するように心がけましょう。

「この間調整してもらったばかりだし…」と遠慮する必要はありません。少しでも違和感を感じたら、すぐにメガネ店に相談するのがおすすめです。

日常的にメガネをかけていると、小さな変化に気づきにくくなってしまうものです。定期的な調整を習慣にすることで、常に快適な視界とフィット感を保ち、メガネライフをより快適に楽しみましょう。

自分でできる調整

メガネの調整には、ネジ締め、鼻パッドの調整、テンプルの調整など様々な種類があります。

メガネのネジが緩んだときは、ご自身で締め直すことも可能です。市販の精密ドライバーがあれば、簡単に作業できます。

しかし、メガネは繊細なものです。ドライバーの扱いを誤ると、フレームやレンズを傷つけてしまうことがあります。また、力加減を間違えると、ネジ穴やネジ頭を潰してしまう可能性もあります。

そのため、メガネの調整に慣れていない方や、大切なメガネを傷つけたくない方は、眼鏡店に持ち込んで、プロに調整してもらうことをおすすめします。

メガネの不調を感じたら、まずは眼鏡店に相談してみましょう。プロの視点から、最適な調整方法を提案してくれます。

メガネの調整が必要な症状

メガネの調整が必要な症状を6つ紹介していきます。

もし当てはまる症状があれば、快適な視界や装着感が損なわれるだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。すぐに調整することをおすすめします。

①メガネがズレる・落ちる

メガネがズレ落ちると、視界が不安定になり、集中力の低下やイライラに繋がります。また、頻繁にメガネを掛け直す動作は、周囲に落ち着きのない印象を与えてしまうこともあります。さらに、落下による破損のリスクも高まり、メガネの寿命を縮めてしまう可能性があります。

②メガネが締め付けられる・緩い

メガネの締め付けがきつい場合は、こめかみなどに痛みや圧迫感を感じ、頭痛の原因になることも。反対に、緩すぎる場合は、メガネが安定せずズレ落ちやすくなるため、視界が不安定になり、眼精疲労や肩こりを引き起こす可能性があります。

③メガネの耳や鼻が痛い

鼻あてやテンプルが合わないと、耳や鼻に痛みや跡が残ることがあります。放置すると、皮膚が炎症を起こしたり、傷になってしまう可能性もあります。

また、痛みによって集中力が途切れ、作業効率や学習能力の低下に繋がる可能性も懸念されます。

④メガネ跡がつく

メガネの跡が鼻や耳に残ってしまうと、見た目が気になるだけでなく、皮膚への負担も大きくなります。

特に、長時間メガネをかけている場合は、跡が消えにくくなることもあるため、注意が必要ですよ。

⑤目の疲れ、頭痛、肩こり

メガネがズレていると、目は常にピントを合わせようと無理をするため、眼精疲労を引き起こしやすくなります。

また、視界不良によって集中力が低下し、頭痛や肩こりを誘発する可能性も大きくなります。

⑥メガネがすぐズレてイライラする

メガネが頻繁にズレ落ちると、イライラしたり、ストレスを感じたりすることがあります。その結果、精神的な不安定や集中力の低下に繋がり、日常生活に支障をきたすこともあります。

このように、メガネのズレを放置すると、様々な問題を引き起こす可能性があります。少しでも違和感を感じたら、早めにメガネ店に相談し、適切な調整を受けるようにしましょう。

メガネの調整をプロに依頼するメリット

「メガネの調整くらい自分でできる」と思っている方もいるかもしれませんが、メガネのフィッティングは、快適な視界と健康を守る上で非常に重要です。

本格的な調整は、専門知識と技術を持ったプロに依頼するのがおすすめです。

専門知識と技術による最適な調整

メガネの調整は、ただフレームを曲げたり、ネジを締めたりするだけではありません。

顔の形、目の位置、鼻の高さ、耳の位置など、一人ひとりの顔の特徴を考慮し、最適なフィッティングを行う必要があります。

眼鏡製作技能士は、豊富な知識と経験に基づいて、メガネの角度やレンズの位置、鼻パッドの高さなどを細かく調整し、快適なかけ心地とクリアな視界を提供します。

破損のリスクが少ない

自分でメガネを調整する場合、力加減を誤ってフレームを破損してしまうリスクがあります。特に、フレームの素材によっては、無理に力を加えると折れてしまうこともあります。

眼鏡製作技能士は、メガネの構造や素材を熟知しているため、適切な力加減で調整を行い、破損のリスクを最小限に抑えてくれます。

度数調整やレンズ交換も可能

メガネの調整と合わせて、度数調整やレンズ交換も依頼することができます。視力変化やライフスタイルの変化に合わせて、メガネを最適な状態に保つことができます。

調整をお願いする際にはレンズ交換も検討してみてはいかがでしょうか。

さいごに：メガネの調整は千里堂に相談しよう

わたしたち千里堂は、「メガネがいらなくなるためのメガネ」を提案する、ちょっと変わったメガネ店です。ミッションは「メガネっ子をゼロにする」こと。

メガネを売ることを目的にしているのではなく、近くを見るときの負担をやわらげて、快適な生活をサポートすることを使命としています。

今お使いになっているメガネに違和感がある際には、できるだけ早いうちに、まずはお近くのメガネ店に相談してください。購入したお店なら、ちょっとしたフレームの調整なら対応してくれるはずです。フィッティングを調整し直すだけで違和感を改善できる可能性があります。

そんななかで、もしも
「精度の高いフィッティングをしてほしい」
「メガネ選びをいちからやり直したい」
「いまの度数に納得いっていない」
「しっくりくるメガネに出会ったことがない」
という方がいらっしゃるなら、ぜひ一度、千里堂にお越しください。