長くメガネをかけていると、いつの間にか鼻あて(鼻パッド)が痛いと感じることもあるのではないでしょうか。実は鼻あて部分が痛くなることには、明確な理由があります。
今回は、鼻あてが痛いと感じてしまう原因を解説するとともに、痛みを改善する対処方法を紹介します。メガネ跡を防ぐことにもつながりますので、「メガネ跡が恥ずかしくて長時間かけるのに抵抗がある……」という方もぜひ参考にしてください。
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メガネの鼻あてが痛いと感じてしまう原因とは
鼻あてが痛いと感じてしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか。メガネの鼻あてが痛くなる原因をいくつか解説します。
鼻あてが顔にフィットしていない
鼻あてが顔にフィットしていないことが、痛みを感じる原因のひとつとして挙げられます。
例えば、今かけているメガネが左右どちらか一方に傾いているとしましょう。この場合、片方に圧力がかかっている可能性があります。片方にのみ圧力がかかっているということは、その部分だけにメガネの負荷がかかってしまっているということなので、痛みを感じてしまうのです。
メガネのテンプルが広がっている
「テンプル」とはメガネのツルのことで、レンズの蝶番から耳かけ部のパーツを指します。
メガネの鼻あてが痛いとき、実はテンプルにも原因があることもあります。
メガネを新調したばかりの頃は、購入前にしっかりとしたフィッティングをしてもらっているはずなので、自分にぴったりのメガネとなっているかもしれません。
しかし、メガネを使い続けていく中で、気づかぬうちにテンプルが広がってしまうことも少あります。例えば、メガネを片手で外すことが多い場合は、つかんだ片側のテンプルに負荷がかかってしまうため、片側だけ広がりやすくなってしまうことがあります。
その結果、顔にしっかりとフィットしなくなるため、鼻あてにかかる圧力も多くなり、痛みを伴ってしまうのです。
メガネ本体が重い
メガネの重さも、鼻あてが痛くなる原因のひとつとして考えられます。そもそもメガネは鼻と耳で支える構造となっていますが、多くのメガネはレンズがついている分、鼻にかかる負担のほうが大きいのです。
そのため、メガネが重すぎる場合、鼻あてがあたる部分の皮膚が圧迫され、痛みに繋がってしまいます。このような重さのあるメガネを長く使っていると、メガネ跡が顔につきやすくなってしまうのです。
鼻あての痛みを改善するには?
鼻あての痛みを改善するには、どうしたらいいのでしょうか。ここでは、鼻あての痛みを感じたときの対処法をご紹介します。
しっかりとフィッティングして顔にフィットさせる
鼻あての痛みが気になるようになったら、まずはメガネ屋さんに出向き、メガネのフィッティングをしてもらいましょう。そのときに、スタッフに鼻あてがあたるところが痛くなっていることをしっかりと伝えることがポイント。
基本的に、かけているメガネを購入したお店であれば、調整などは無償で対応してもらえるところがほとんどです。
鼻あて自体を新しいものに交換する
鼻あては、メガネを使っているうちに劣化したり、歪んできたりすることがあります。さらには、顔の皮膚に直接触れる部分でもあるため、皮脂や汗などが原因で汚れやすいという特徴も。
しかし、新しい鼻あてに交換すれば、劣化や汚れなどの悩みを解決することができます。鼻あて自体が新しいものになったことで、それまで感じていた痛みの改善にも繋がるでしょう。
軽い素材のメガネに買い替える
メガネ本体が重いなら、いっそのことメガネ本体を軽いものに変えてみましょう。ここ最近は、軽量設計のメガネフレームが数多く販売されています。
レンズにも薄型で軽量のものがあるので、少しでもメガネを軽くするために取り入れてみるのがおすすめです。
顔にメガネ跡がつくのは鼻あてが関係している?
普段からメガネを使っていると、知らないうちにメガネ跡がついていることがありますが、なぜ跡がつくのかを考えたことはあるでしょうか。基本的には、テンプルが広がっていることやメガネが重たいことも、顔にメガネ跡がつきやすくなる理由となっています。
また、顔にメガネ跡がつくのは鼻あても関係していて、前述した通り、メガネ跡は鼻あてが皮膚を圧迫することによってできる仕組みです。鼻あてによって圧迫された部分が一時的に血行不良を起こすため、顔に赤い跡ができてしまいます。
メガネ跡は、放置しておくと色素沈着が起こる可能性があり、ひどい場合は跡が消えなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
目に負担をかけないためにも正しいフィッティングが大切
メガネを正しい位置でかけるために、顔の骨格に合わせて調整をすることをフィッティングと言います。正しいフィッティングができていないと、顔にメガネ跡がつきやすかったり、鼻あてによる痛みを発生させる原因になりかねないからです。
また、しっかりフィッティングができていないメガネを使い続けると、頭痛や肩こりなどの不調を引き起こす原因にもなってしまいます。結果的に、目や身体に負担をかけてしまうことになるので、フィッティングはとても重要な役割を果たしているのです。
メガネのフィッティングでは、目とレンズの位置や距離、レンズの角度、耳のかけ位置などを調整します。 正面や上、横などからあらゆる方向から全体を見て、部分調整をする作業です。
顔の幅や目の位置、鼻筋、左右で耳の高さが違うなど、人の骨格はそれぞれ異なる特徴があります。そのためにも、メガネのフィッティングをする際は専門家にしっかりと合わせていただくのが安心です。
今使っているメガネの鼻あてが痛いなら自分にあったメガネを持ってみよう
今使っているメガネの鼻あてで痛みを感じているなら、メガネのフィッティングをしてもらうべきでしょう。フィッティングをしてもらうことで、自分の顔に合った正しい位置でメガネをかけることができます。フィッティングをしても改善しない場合は、鼻あてを交換するか、メガネごと買い替えることを検討するのもひとつの方法です。
それでも良くならないのであれば、本当に自分に合ったメガネを持つことを検討してみませんか。千里堂メガネ網走本店が考える最適な方法は、本当に自分の顔や骨格に合ったメガネを持つことが大事だと考えているからです。
実は、千里堂を訪れる多くのお客様が「これまで他のお店で作ってきたメガネに納得いかない」「なんか違う気がする」などのお悩みを持ってご来店されています。千里堂は、そんなお客様に喜ばれるメガネをご提案したいと考えておりますので、お客様のライフスタイルなどをヒアリングした上で、かけ具合がぴったりなメガネをご提供させていただきます。
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