「運転用のメガネは用意するべき?」「メガネを使い分けると何かメリットはあるの?」「普段のメガネで特に問題ないのでは?」
このような疑問をお持ちではありませんか? 結論をいうと、運転用メガネを持つことにはメリットがあります。運転用メガネは遠近両用メガネがおすすめです。
「え?自分はもう、遠近両用メガネを使っているよ」と驚いているあなたは、もしかすると、スマホを見たり読書をしたりするときも、遠近両用メガネを使っていませんか? 実はその使い方、目にかなりの負担をかけてしまうNGな使い方なのです。
実は、運転用メガネの使い分けについて考える際には、そもそも普段使っているメガネの度数について考え直す必要があるのです。こう言われてまだピンとこない方にこそ、今回の記事を読んでほしいと思います。
この記事では、「近くを見るときと遠くを見るときでメガネを使い分けなければ視力を守れない」と考える千里堂メガネが、運転用メガネの使い分けをテーマに、距離に応じた度数でメガネをつくる大切さについて解説します。
ぜひ今後のメガネ選びの参考にご覧ください。
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運転用メガネを使い分けるうえで大切な前提
①メガネは見る距離に応じて使い分けるのが基本
わたしたちの目は、「近くを見るときに最も負担がかかる」「遠くを見るときに目の負担が減る」という構造をしています。距離に応じて目の負担が異なるわけですね。そのため、メガネも見る距離に応じたレンズにしないと、余計な負担をかけてしまうことになります。距離に合わないメガネをかけていると「メガネをかけると近くが見えない」などの問題が起こります。
ちなみに「遠近両用メガネを使えばいちいち使い分けなくていい」という考え方はあまりよくありません。なぜなら遠近両用メガネは、近くを見る範囲がとても狭いため、デスクワークなどの手元作業に不向きだからです。
②運転は遠くが良く見えたほうがいい
車の運転は、視覚情報はとても重要な要素。周りを走る車の状況や歩行者や自転車、標識や信号機など、目に写る情報を素早く読み取ることが求められます。2.5メートル以上先の視野をクリアーにすることで、より安全で快適な運転を実現できます。その意味で、遠近両用メガネは有用だといえるでしょう。
③デスクワークは近くが良く見えたほうがいい
パソコンやスマホなど、現代人は近くを見ることが圧倒的な時間を占めるライフスタイルです。千里堂は、近くを見る場合は、近くを見るときの負担をやわらげるメガネを使うことを推奨しています。さもなければ、目の負担が蓄積して視力低下や若年性老眼、肩こりや頭痛などの生活の質を下げるデメリットが生じえます。
運転用メガネの度数はどのくらい?
運転用メガネの度数は、一概に「どのくらい」とは言えません。なぜなら、必要な度数は個人の視力によって大きく異なるからです。
運転免許の取得に必要な最低視力は以下の通りです。
運転免許の取得に必要な最低視力は以下の通りです。
- 普通免許:両眼で0.7以上、かつ片眼でそれぞれ0.3以上が必要です。片眼の視力が0.3未満の場合は、もう一方の眼の視力が0.7以上で、かつ視野が左右150度以上であることが条件となります。
- 大型免許、中型免許、けん引免許、二種免許:両眼で0.8以上、かつ片眼でそれぞれ0.5以上、さらに深視力検査で一定の基準を満たす必要があります。
しかし、これらの基準はあくまで最低限のものです。安全に運転するためには、よりクリアな視界が望ましいとされています。
現代人は運転用メガネよりもむしろ普段用のメガネの使い分けができていない
以上のことをふまえると、実は現代人の多くは、運転用メガネを使い分ける以前に、普段使っているメガネを正しく使い分けていない可能性が高いです。
ですから、あなたがもし、運転用メガネを持つべきなのかどうかを検討しているなら、まずは「普段使っているメガネが見る距離に適しているのか」について問い直す必要があります。
運転用メガネを使い分けるシーン
運転用メガネを使い分けるシーンとして、例えば以下のような場面が考えられます。
高速道路を運転するとき
高速道路では、自分を含めて周りの車は約100km/hの速度を出しています。
車間距離や路上の状況などを目で理解して判断する必要があるため、目にかかる負担は普段過ごしているよりも大きくなります。
高速道路のように、長い一本道を長時間運転するシーンで運転用メガネは役立つでしょう。
日差しが強くなったとき
長時間の運転では、時間や天気の変化に伴い視界の明るさも変わります。
日差しが急に強くなる場面では、まともに目を開くことも大変ですよね。
裸眼やコンタクトを使用する人はサングラスをかければ問題ないですが、メガネをかけている人は対処が難しいと思います。
運転用メガネを作るときのポイント
運転用メガネを作るときに押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
弱すぎず強すぎない度数
運転用のメガネレンズは「遠くがはっきり見える」必要があります。
そのため、日中の運転では視力、夜間の運転では1.2の視力になるような度数のレンズが必要とされています。
ただし、度数を強くしすぎると長時間の運転で目が疲れてしまい、瞬時の判断が鈍ってしまうリスクも考えられます。
そのため、遠くをよく見えるようにするために度数を強くしすぎないことが大事なポイントです。
長時間かけてもストレスにならないフレーム
運転用メガネのメリットは、長時間運転しても疲れにくい点にあります。
そのため、重さや締めつけの少ないフレームを選ぶことで、顔まわりにかかるストレスを軽くすることができるでしょう。
運転用メガネに便利なレンズ
偏光レンズ
偏光レンズは、光の乱反射をカットして視界を良好に保つことができる機能を持ちます。
雪道の路面反射や対向車のライトによる乱反射光は、疲労やストレスに強く関わる要素なのです。
一方で、車内のカーナビやメーターの画面が見えづらくなってしまうデメリットもあるため、場面に応じた適切な使い分けが重要になります。
調光レンズ
調光レンズは、紫外線に反応してレンズの色の濃淡が変化するレンズです。
基本的に太陽光に反応し、日差しが強い場面ではサングラスのように色の濃いレンズになり、日の落ちた夜間は普通のメガネのような色の薄いレンズに変化します。
一方で、調光レンズは色の変化に少し時間がかかる点には注意が必要です。
色が濃くなるまでに約30秒、色が薄くなるまでに約2分を要します。
また、車の窓は基本的にUVカット仕様になっていて、フロントガラス越しの太陽光ではレンズの色が変化しません。
そのため、紫外線ではなく可視光線で色が変化する調光レンズを作ることをおすすめします。
度付きサングラス
通常のサングラスのレンズに、視力に合う度数を入れたものを使用することも可能です。
度付きサングラスがあれば、普段コンタクトを付けない人でも、サングラスを使用した運転をすることができます。
ただし、運転中のサングラスに規定がある点には注意しなければいけません。
日本産業規格(JIS)が、サングラスの透過率について規定を設けています。
昼間の運転では視感透過率8%以下のレンズの使用が禁止され、夜間の運転では75%以下の使用がレンズが禁止されています。
昼間の運転用に度付きのサングラスを使用し、夜間の運転では普段のメガネを使用する方法もいいかもしれません。
視力がいい人も運転の時だけメガネをかけたほうがいい理由
運転において、遠くがよく見えることは非常に重要です。標識や道路状況をいち早く把握し、安全な運転を心がけるために、クリアな視界は不可欠です。
千里堂メガネでは、お客様一人ひとりの目の状態や運転環境に合わせて、最適な運転用メガネをご提案しています。
「いちいちメガネをかけたり外したりするのが面倒」と感じる方には、千里堂のラクミエをぜひお試しください。ラクミエは、遠くを見ながら、近くを見るときの負担をやわらげることのできる、画期的なメガネです。運転中のナビ操作や、休憩中のスマホ操作など、視線の移動が多い場面でも、快適な視界をサポートします。
千里堂メガネでは、お客様のライフスタイルや目の状態に合わせて、レンズの種類やフレームを自由にカスタマイズできます。ぜひ一度、お近くの千里堂メガネにご来店いただき、お気軽にご相談ください。

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千里堂は「近くの見え方」にこだわったメガネ店です。
近くを見る時間が多い現代人の生活の中で、「遠くを見る時間」と「近くを見る時間」に分けてメガネを使い分ける生活が理想的なのです。
運転中はもちろん外を歩いたり景色を見るときは「遠くがよく見えるメガネ」、パソコンやスマホの操作や読書の時間は「近くがよく見えるメガネ」に使い分けると、目に負担をかけない運転用メガネを上手に使い分けることができますよ。
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