メガネの基礎知識

千里堂ブログ

日本から世界まで!メガネの歴史・発祥・デザインを徹底解剖!

今ではファッションの一部として使用し、万人が気軽に取り入れられることができるようになった「メガネ」。実は昔とは使用方法が違ったり、形も様々なメガネがあったのです。

今回は、メガネの歴史や発祥、デザインの変化について紹介します!

発祥はイタリア!歴史的なメガネの誕生

発祥はイタリア!歴史的なメガネの誕生
引用画像:江戸ガイド

13世紀にイタリア ヴェネチアの北にある小さな島ムラーノ島でガラス工房で誕生しました。ここは、長年ガラス製造の中心地と見なされていました。

この時期、視覚補助具作りに必要な白いガラスはムラーノ島のガラス工房でしか製造されていなかったため、世界中がイタリアを頼りにするしかなかったのです。 

13世紀の終わりに、ガラス職人は2枚の凸レンズを研磨し、柄のついた木製の枠にそれぞれはめ込み、それらをリベットで接続し、ついに最初のメガネが誕生。

「リベットメガネ」と呼ばれ、装用者の頭に装着する機能は何もついていませんでした。それでも、かつてない視覚的快適性が実現し、画期的な進歩をもたらしたのです。

イタリアからアメリカへ!世界のメガネの歴史

イタリアからアメリカへ!世界のメガネの歴史
引用画像:Precious.jp

13世紀:イタリアでメガネが誕生

15世紀:メガネの大量生産が始まる

16世紀:近視用メガネが誕生。メガネを紐で耳にかけるスタイルのものが売られるようになりました。

18世紀初め:ロンドンのツルつきメガネを発明。

19世紀初め:ヨーロッパの貴婦人たちが愛用したローネットと呼ばれる長柄手持ち式のメガネが流行。

19世紀中頃:乱視用レンズが誕生。1830年頃にコンタクトレンズや色つきレンズの研究や実験が始まっています。

1910年頃:アメリカで、大型円型レンズを鼈甲メガネ枠に入れたものが大流行。

1930年代:二重焦点レンズが改善され三重焦点レンズが発売。コンタクトレンズが完成。

1940年代:いろいろなサングラスが出現し大流行。

デザイナーたちが「メガネのデザイン」に興味をもち、新しいアイディアを互いに競い合いました。

16世紀に上陸!日本のメガネの歴史

16世紀に上陸!日本のメガネの歴史
引用画像:江戸ガイド(日本で2番目に古いメガネとされている)

16世紀中頃:キリスト教宣教師、フランシスコ・ザビエルが、山口県の大名、大内義隆にメガネを贈ったのが最初に日本にメガネが来伝したといわれています。

17世紀:紐付きメガネがヨーロッパから輸入さら日本に出回りました。さらに、長崎県で、べっ甲、水牛の角、馬の爪を材質にしメガネが作られた。

18世紀:輸入品の紐付きメガネでは日本人の平たい顔に合わない事から、「鼻あてメガネ」が日本で生産されました。メガネの「鼻あて」を開発したのは日本人だと言われています。そして、日本製のメガネが京都、大阪、江戸などで多く世に出回るようになりました。

19世紀:江戸時代後期には庶民レベルにまで「眼鏡」という存在は浸透しましたが、みなが気軽に眼鏡をかけられたかというと、そうではありませんでした。眼鏡は高価だったため、裕福な家のご隠居さんや細かい作業をする職人しかメガネはかけていませんでした。

20世紀:明治時代になると女性でもメガネをかける人がちらほらでてきたようです。

【年代別】当時流行したメガネのデザイン

1960年代

トンボメガネが流行

トンボメガネが流行
引用画像:Universal Music Japan

フィンガー5のメンバーの一人が着けていたことから、一気に流行した「とんぼメガネ」トンボの目のように、顔の半分が隠れるぐらい大きなレンズが特徴で、小顔効果のあるサングラスですね。

1970年代

ナス型メガネ ディアドロップメガネ

ナス型メガネ ディアドロップメガネ
引用画像:昭和ラブ

コワモテな男の人がかけている印象が強いメガネ。レンズの上の部分が繋がっているのが特徴的なメガネです。

1980年代

ロイドメガネ

真円型のレンズのメガネで、現代では「伊達メガネ」と呼ばれるものです。当時はセルロイドで出来ていたということと、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドがかけていたことから、二つの意味を持って「ロイド眼鏡」と言われています。

ロイドメガネ
引用画像:Pinterest
ロイドメガネ
引用画像:20世紀シネマパラダイス

1990年代

黒縁セルフレーム

かつてはセルロイドから作られていたメガネフレームでしたが、この年代に厚みのある大ぶりの黒縁でプラスティック性のセルフレームが流行しました。

黒縁セルフレーム
引用画像:GINZA

2000年代

ウェリントンタイプのメガネ

木村拓哉さんが、CMでウェリントンタイプのメガネをかけたことがきっかけでブームとなりました。

今までのデザインとは違いカジュアルだけど、クラッシクさも残るデザインが人気を博しました。

ウェリントンタイプのメガネ
引用画像:Omg press

2010年代

ボストンタイプ

逆三角形の形のレンズシェイプが特徴的。ウェリントンタイプが流行した後、よりもクセが少なくてかけやすいレトロ感が楽しめるメガネとしてファッションの一部として楽しむ人が増えました。

ボストンタイプ
引用画像:Omg press

昔は高価な視力補強としての役割でしたが、現代はおしゃれとしてメガネをかける方が増え、時代と共にメガネのあり方も変容しています。

さらに、時代を巡って現代でも流行っている形のメガネもありますね。

先人が生活をよりよくするために発達させてきたメガネ。知れば知るほど愛着がわいてきますね。しかし、どこのメガネ屋さんに行くのが良いのか、迷うところですね。

そんなときは千里堂網走本店へお越しください!千里堂網走本店では形も色も豊富なメガネを取り揃えています!

【千里堂網走本店でメガネを選ぶメリット】

①あなた顔の形に合うメガネをご提案します
②よく見ている距離がより見やすくなる度数をご提案します
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まとめ

今回は、メガネの歴史について取り上げました。

北海道は網走市にある【千里堂網走本店】は、お客様一人ひとりに合った自分だけのメガネをご提案するメガネ店です。

当店は「なぜ、見えなくなった?」にフォーカスし、「近くの見え方」を意識したメガネづくりにこだわっております。

他にも千里堂網走本店では、聞こえ方にこだわった補聴器、発達障害の改善を目指す子供向けビジョントレーニング、スポーツ選手やプロゲーマーの目を鍛えるスポーツビジョントレーニングのご提案を行っております。

「まずは話だけでも聞いてほしい」という方のご相談も大歓迎ですので、お電話・お問い合わせフォーム・LINEにてお気軽にお問い合わせください!

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